2012年 10月 04日
【MotoGP】ロードゴーイングRC213V 続報
9/30の記事「ロードゴーイングRC213V?」の続報。

なるほど。アレのMotoGP版っていう位置づけだったのか。

Mr.BIKE : ホンダ社長会見で大型モデルシリーズ第二弾発売などを表明!

二輪R&Dセンター長でHRC社長の鈴木哲夫氏が取材に応じた。
 
Q. スーパースポーツバイク開発に関して。
鈴木──簡単に言うと、ジェネレーションも変わって、自分たちで“RC30”を作りたい、と言うこと。お客様の要望もあるし。
 それと、今のMotoGPですが、我々の作っているプロトと、CRTという昔で言えばTT-F1に相当する車両が走っています。今後、ドルナの意向も含めて、プロトのコストダウンを図っていく、というのも一つあると思うんですね。現在、CRTとはあまりにも性能差がありますから、それを何とかしないといけないかな、と。ワールドスーパーバイクとの棲み分けを考えても、やはりプロトと、プロトに近い性能を有するマシンを提供することによって、CRTのチームの参戦費用を抑えることが大事かな、というのもありまして。
 RC30は、TT-F1のベース車両になったワケですが、時代も変わり、技術も変わっていますから、どうせ作るのであればワールドスーパーバイクのベース車両を作るのではなく、MotoGPのベース車両にしようよ、という志でやる。
 ですから、値段も含めて、今までとは異なる価値を提供することになる。

Q. それは、CRTチーム向けマシンと開発はリンクしている?
鈴木──はい。レーサーと量産車を両方開発します。

Q. 値段はどれくらいになりそうですか?
鈴木──松と梅でいこうかな、と。まだまだ検討中でして……。まともに作ると、やはり3000万円なんですね、安く作っても。だけど、3000万じゃちょっと、ね。やはり、その10分の1くらいがリーズナブルじゃないですか、一般的に言っても。だけど、300万円でMotoGPに出られるとなると、MotoGPの価値が下がってしまう。その間くらい……間でも高いな。その間より、大分下を狙っています。

Q. ちなみにMotoGPマシンはいくらくらいですか? 3000万円より高い?
鈴木──当然高いです。

Q. 数倍?
鈴木──はい。

Q. いつ頃出すんですか?
鈴木──それは、内緒。

(Mr.BIKEより抜粋引用)


TT-F1とは、また懐かしい言葉が出てきたな。

TT-F1クラスはクランクケース以外は改造無制限。
市販バイクのエンジンをベースに改造し放題のCRTはTT-F1クラスの焼き直しと言えなくもない。

そのCRT向けにRC30を復活させると言われれば、なるほど分かりやすい。

ホンダはCRT構想にかなり冷淡な態度だった印象だけど、いざ始まったら盛り上げるのに一役買いますよ、という姿勢を見せるところは流石No.1メーカーならではの器の大きさといったところか。

CRTマシンを"ガラクタ"呼ばわりしてたエドワーズも、ホンダの本気の"ニューRC30"なら満足するのかも。


b0039141_1464465.jpg

これが件のRC30。
ほぼ吊るしの状態でWSBで優勝したりもした伝説のマシン。
ホンダ本気のスーパーマシンが当時150万円というバーゲン価格で売り出されたもんだから、
そりゃもう大人気だった。
Photo © simonkobe


b0039141_152556.jpg

そしてこちらがRC30の元になったワークスマシンRVF750。
写真の個体は1992年の8耐優勝マシン。なのでRC30のオリジナルとは言えないか。
1992年の優勝ライダーはW.ガードナーとM.ドゥーハンの超豪華WGP王者コンビ。
当時は現役GPライダーが大挙して8耐に出場していて、さながら"第二の日本GP"状態だった。
ちなみにカーナンバー「11」は、ダブルエース体制なので"1+1=11"という由来だったはず。
Photo © Mr.BIKE

[PR]
by oretch | 2012-10-04 02:14 | MotoGP

<< 旅満喫 【F1】ハミルトン移籍の件 >>