2005年 02月 09日
【F1】バルセロナ合同テスト レビュー
「昨年にくらべてマシンはかなり進化した」
「だけどシーズン開幕までにはまだまだやるべきことがたくさんある」

この時期、ドライバーのコメントは判を押したようにみーんな同じ。

ヘレスでのテストが始まったところだけど、まずはバルセロナ合同テストのレビュー。

Lap Times

 1. K.Raikkonen  McLaren MP4/20   MI 1'08.995
 2. A.Wurz      McLaren MP4/19B* MI 1'09.203
 3. F.Alonso     Renault R25      MI 1'09.992
 4. G.Fisichella   Renault R25      MI 1'10.135
 5. J.Trulli       Toyota TF105     MI 1'10.198
 6. M.Schumacher Ferrari F2004*    BS 1'10.207
 7. T.Sato       BAR 007         MI 1'10.465
 8. M.Webber    Williams FW27    MI 1'10.538
 9. J.Button      BAR 007         MI 1'10.559
10. R.Barrichello   Ferrari F2004M   BS 1'10.687
11. R.Schumacher Toyota TF105     MI 1'10.777
12. O.Panis      Toyota TF105     MI 1'11.061
13  A.Davidson    BAR 007        MI 1'11.406
14. R.Zonda      Toyota TF105    MI 1'11.841
15. M.Gene       Ferrari F2004M   BS 1'12.770


マクラーレンとルノー、速っ!

ブルツが旧型MP4/19Bとはいえ、マクラーレンがワン・ツー。昨年、20年ぶりにコンストラクターズ5位という屈辱のシーズンを送った“元”名門が、どうやら復活の催し。ライコネンとモントーヤのドライバー・ラインナップは王者フェラーリに次ぐ豪華さだし、プライドを捨てて金曜の3rdカーも走らせるようだし(噂のあったハッキネン復帰は流れたみたい。残念)、どうやら復活は本物らしい。
ところで、モントーヤ、痩せて良かったね。無事MP4/20に乗れたみたいで。ブルツは依然、19Bに乗ってるけど。

マクラーレンに続くのはルノーの2台。こちらも昨年はBARに競り負けて悔しい思いをしただけに、気合入ってる。出戻りフィジコもすぐにこれだけいいパフォーマンスを見せるといういことは、マクラーレン以上にクルマのデキは良さそう。フェラーリの対抗馬一番手はやはりルノーか?
ただアロンソがちょっと最近クサイ感じ。かな~り強気な発言が多くなってるようだし、フィジコに対抗心燃やして何やらキナ臭いことを画策しているようだし。去年はトゥルーリにパフォーマンスで負けてたくせに、フィジコ相手にエース気取りはまだ早いだろ。エレキコミックの片方に顔の形似てるし(そりゃ関係ないか?)。

フェラーリとBAR、遅っ!

フェラーリが例年に無く“遅い”。レギュレーション改定で、05年仕様は04年仕様よりも遅くなる、と言われていた。にもかかわらず、他のチームは既に05年仕様マシンで04年仕様マシンを上回る速さを見せている。ところが王者フェラーリだけは、律儀に予想通り05年仕様マシンは04年仕様マシンに追いつけていない。他チームが新レギュレーションに合わせてキッチリ設計した新車であるのに対して、フェラーリは昨年型の改良シャシーを使っているというハンディがあるにせよ、ちょっと心配せずにはいられない状況。
とは言えそこは戦略に長けたフェラーリのことだし、BSも何やら今季レギュレーション対策に既に自信満々のようなので、シーズン開幕、或いは新車F2005投入時までにはキッチリ他のチームをキャッチアップしてくるだろうとは思うけど・・・

BARはもっと深刻クサイ。エンジン壊れまくるし、タイム出ないし。コンストラクター2位へと大躍進した昨年、この時期のテストでコースレコード連発していただけに、それと比べると今シーズンのテスト状況は非常に見劣りする。カーボン製ギアボックスをCVT化する(レギュ違反の可能性有り)など、フェラーリに勝つために、昨年の実績に胡坐をかくことなく攻める姿勢はホンダらしくて宜しいけども。
ドライバーは前向きな発言をしているし、問題点は既に判明していると明言するホンダのエンジニアの落ち着いた態度もなかなか頼もしいけれど、さてどうなるやら。BAR、ちょっと心配。

その他

ウィリアムズFW27は、ラウンチ早々「失敗作か?」なんて失礼なことを言われていたけど、さてどうなんだろう?タイム的には「そこそこ」。これを順調と見るか、問題有りと見るか。他チームならともかく、ウィリアムズだけにやはり問題有りな雰囲気。バルセロナでは走らなかったけど、ガチンコのシート争いを勝ち上がってきただけにハイドフェルドの調子が良さそう。

他チームに先駆けて新車を完成させたトヨタTF105には、シュー弟もトゥルーリも良い感触を得た模様。
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by oretch | 2005-02-09 16:23 | F1

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