2005年 02月 16日
マイカー選び 候補その1 スバル レガシィ・ツーリングワゴン2.0R
総合評価・・・★★★★

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スバル レガシィ・ツーリングワゴン 2.0R
Photo (C) Yahoo!Japan Autos


目に鱗が生える

日本のワゴンの王道。今回、「レガシー」じゃなくて「レガシィ」だったと初めて知った。ちなみに、「六連星」は「ろくれんせい」じゃなくて「むつらぼし」と読むらしい。先代モデルはパフォーマンスは何やらとっても凄そうだけど、デザインが好みではなくて、全然欲しいとは思えなかった。ところが一昨年リリースされた現行モデルはデザインが見違えるようにワタシ好みに近くなった。なので、ディーラー巡りの一番にスバルのディーラーへ。ちなみに、後々スバルに最初に行ったのは失敗だと気づく。なぜなら、あまりにレガシィが良かったから。「目に鱗が生える」とはこのことか。(←え?こんな表現、使わない?)




【お店】雰囲気は?

ディーラーに行くと、まず店舗の雰囲気にちょっとガッカリ。クルマは結構いい値段(250万円~300万円台後半)するのに、店内はなんか安っぽい。評論家の中には「スバルはプレミアム・メーカーになりうる唯一の国産メーカー」なんて言ってるようだけど、そのためにはまずは店舗の内装から変えないと。営業サンもなんだか素朴な感じ。悪くはないけど、ちょっと頼りない。まぁ、クルマを買うのであって、店を買うわけではないからいいけど。本当は2.0GTがお目当てだったのだけれど、その店には2.0Rしかなかった。試乗車も少ないのねぇ、とちょっとガッカリ。


【車内&荷室空間】乗ってみると?

(デザイン)……★★★★

デザインは先代に比べれば格段にイイ。というものの、まだちょっと野暮ったいかな。サイドのショルダーライン?キャラクターライン?はシンプルでクッキリとしていて、このおかげで全体がなかなか彫刻的で端正な印象。フロントマスクはちょっと攻撃的過ぎるかな。フロントのバンパーデザインも、台形じゃなくて逆台形とか横広楕円の方がグリルのデザインとのバランスが良くなると思うんだけど。まぁ、でも許容範囲。既存ユーザの間では賛否両論らしい「リア・ガーニッシュ」の廃止には賛成。シンプルでスッキリした。リアの左右2本出しマフラーもカッコイイね。けどフロントのオーバーハング長すぎ。水平対抗+AWDという構造上、どうしてもそうなっちゃうらしいけど、あと5cmホイールハウスが前に移動するだけでデザイン的には見違えるのに。車幅ももう少しあってもいいと思う。せっかく今回思い切って3ナンバーになったんだし。「エアロ」にはゲンナリ・・・・。「リアのルーフスポイラーは外せますか?」と思わず営業サンに聞いたら苦笑された。

(インパネ+装備)……★★★

先代レガシィはエクステリア以上にインテリアのデザインがナニだったけど、今回はエクステリア同様、インテリアも全然イイじゃないですか!高級感もそこそこあるけど、それ以上にとてもスッキリしていてスマートな印象。大らかな雰囲気もあって好き。標準でも十分だけど、展示車で見たマッキントッシュ・オーディオ+アイボリーレザーのオプション内装は、後で見たアウディA4に全然負けてなかった。てか、ワタシ的にはこっちの方が好き。ビックリ。ステアリングホイールは小さくて太くて握りやすそう。展示車に座っただけで、気分は既にソルベルクですよ。ただテレスコついてないのは減点。今時コンパクトカーでもついてるよねぇ。それともっと大きなマイナスポイントは、安全装備。サイドエアバッグ+カーテンエアバッグがいまだにオプションっていうのは残念。日本車メーカーの安全装備に関する姿勢はホント疑問。スバル=富士重工はもともと航空機メーカー(前身は傑作機、四式戦闘機「疾風」を生んだ中島飛行機)だから、安全思想は衝突安全じゃなくて予防安全に比重が置かれている、とどこかで読んだけど、そんなの言い訳になってないよなぁ。

(前席)……★★★

現マイカーに比べて、着座位置が結構高くて座り姿勢も起き気味なのでちょっと違和感。現マイカーがセダンのくせにスポーツカー並に着座位置が低いこともあるけど、最近のクルマはみんなこんな感じらしい。後で乗ったほかのクルマはもっと高かったし。また、衝突安全対策のため、「稜線」(ダッシュボードやドアのサイドシルの高さ)も高くてなんか視界が狭い。ノーズも前方が落ち込んでて見切り悪い。これも最近のクルマはみんなそうみたいだけど。シートの良し悪しは良く分かりません。ということは、別に気にならないってことで。アイボリーレザーにすると電動パワステらしいけど、別にそこまでは必要無い。足元はなんか狭いような、程良いタイト感のような。

(後席)……★★★★

広びろ~。前席とのスペースは身長180cmのオレッチでも余裕。さすが最近のクルマは車内が広い。というか、現マイカーが狭いだけだけど(当時は広い方だったのに)。後席もリクライニングするのにビックリ。着座位置は全席よりさらに高いので、後席に座る人にとっては視界が広くていいかも。流石ワゴン車、高さも余裕があってよろしい。ただ座面はなんか平板な感じ。長時間乗ってて疲れるのか疲れないのか?

(荷室)……★★★★

こっちも広びろ~。ワゴン車初めてだから、使い勝手がいいとか悪いとかよく分からない。ま、広さもフックなんかの装備も必要十分じゃないでしょうか。取りあえず世間的には高評価らしいから★4つ。


【ドライブフィール】運転すると?

(エンジン+トランスミッション)……★★★

まず驚いたのが静かなこと。エンジン本当に回ってるの?とタコメーター確認しちゃうぐらい静か。旧モデルは外から聞いててドコドコうるさかったけど、現行モデルはドコドコ音はしないらしい。加速はそこそこ。上品にスムーズに加速する感じ。パワーもトルクも必要十分なんだけど、現マイカーとあんまり変わらない印象なので加点はできないかな。ATの良し悪しは試乗コース程度じゃ分かりません。ATが4速なのは減点。スポーティを標榜するクルマが今時4段でどうする。

(乗り心地+ハンドリング)……★★★★

ハンドリングは結構重めな印象。だけど、カーブを曲がる時のクルマの動き全体が、なんだかバイクっぽい。うまく表現できないけれど、ちゃんと曲がりたい方向を見て、クルマ全体で重心を移動するように曲がっていく感じ。とっても素直な感じ。ナチュラルというか。これが4WDのハンドリング?それともレガシィだから?それとボディ全体のしっかり、がっしり感も感じられた。ネットの掲示板とかで「剛性感が」とか言う一般ユーザがいると、「プロでもないのにホントに分かるの?知ったかぶりじゃないの?オレには分からん(泣)」とか思ってたけど、分かるクルマは分かるんだなぁ、と感動。ただ、ブレーキはちょっと弱い?踏み初めがユルイ感じがした。まぁ、しっかり踏めばいんだろうけど、なんか、頭の中の止まろうとするイメージと若干ズレがあった。


【商談】買おうとすると?

(オプション)……★★

サンルーフ大きくていいねぇ!アイボリーレザーはキレイでいいねぇ!この2つで★2つ。その他の点はクルマが良かっただけに大いに失望。サイドエアバッグがオプションになってるのもそうだけど、サイドエアバッグ付けたら荷室と座席を仕切るネットを付けられないというのは大問題だと思う。トノカバーやカーゴネット(荷室床に押さえるネット)だけで防護できる程度の荷物しか載せないのなら、わざわざ初めからワゴンを選ばないよ!それと、オプションの組み合わせに柔軟性が無いのもガッカリ。最近のクルマはこうなの?それとも小メーカー、スバルの事情?欲しいオプションを選ぶと、要らないものまで勝手についてくる。これって抱合せ販売みたいなもんじゃん。

(値引きとか条件)……★★★

生憎試乗コースが短くて、いちいち感動している間にすぐディーラーに帰ってきてしまったけど、その短い試乗時間だけで十分「欲しいモード」に突入。お店に戻って早速営業サンに見積もってもらった。総額320万円弱也。見積書には、いきなり車両本体価格の5%値引きプラス「もっと頑張ります」とのセリフ。なら今後頑張ってもらいましょう。
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by oretch | 2005-02-16 17:16 | バイクとクルマ

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