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2005年 04月 06日
異業種交流 モータースポーツ界とサッカー界の場合
今日はまとめ打ち。

WGPファンには既に知られた話題だけど、巡回先のOCNスポーツに面白い記事があった。

OCNスポーツ : 【Calcio Today】フットボールとモータースポーツは相思相愛

トッティがWGP125ccクラスにチームを結成して参戦する話題の追記事。WGP参戦の先達、セードルフのことも書いてある。でも共同オーナーのロベルト・カルロスまでは書いてない。知らないのかな?
トッティのコメントが面白い。
「ずっとバイクは好きだったし、このプロジェクトをスタートするには絶好のタイミングだと思う。これまではロッシのファンだったけど、これからはマッティアとマニュエル(いずれもトッティのチームのライダー)を応援していくよ。」
クラスが違うんだから、ロッシも応援すればいいのにね。

サッカー選手がF1グランプリを訪れる姿が良く見られるように、2輪だけじゃなく4輪もサッカー界との交流がある。レアルのロナウド(最近またちょっと太った?)もその一人。ロナウドがA1GPに参戦するとのこと。
A1GPとは、F1がお休みの時期に行われるオープン・ホイールのワンメーク・レース。F1と違って、こちらはサッカーのように各チームが国を代表するワールドカップ形式で行われる。
で、ロナウドは、簡単に言うとA1GPブラジル代表チーム結成の権利を獲得したとのこと。いくらワンメークとは言え、2輪よりもやっぱりお金はかかるだろうから、流石って感じ。

トッティやロナウドの話とは逆で、サッカー好きのライダーやドライバーの話題も多い。OCNの記事にもある通り、中でもF1王者のシューマッハとMotoGPのビアッジのサッカー好きは特に有名。WRCのサインツがレアルのチャリティサッカーに出場したりもしてた。

世界で最も人気のあるスポーツはやっぱりサッカー。サッカー界との交流は、モータースポーツ界にとってもイイ話だよね。今後も盛んになって欲しい。
だけど、我が日本ではこんな話は全然聞こえてこないのは寂しい限り。ヤマハはモータースポーツとサッカーの両方にチームを持ってるんだから、なにかしら橋渡ししてくれもいいのにね。


もひとつついでに、モータースポーツ界とサッカー界の交流に関するオマケ話。

これはちょっと話がズレるんだけど、イタリアで人気らしい(?)「Sweet Years」というブランドの話。
#サイトにアクセスすると全画面表示のポップアップが表示されるのでご注意

「Sweet Years」というのは、インテルの「人間戦車」ことヴィエリと、ミランのマルディーニが共同で立ち上げたファッション・ブランド。ハートのマークがトレードマークで、日本でもBEAMSが取り扱っている。このブランドの設立はもともとチャリティが目的だった。
で、以前読んだある雑誌(Beginだったかな?)によると、マルディーニらと親交のある我等がV.ロッシも、その主旨に賛同して「Sweet Years」のTシャツを着てるんだって。その雑誌にはロッシが「Sweet Years」のTシャツを着ている写真が載っていた。
そのうちヴィエリがゴールを決めた時のように、表彰台でツナギの中からハートマークを覗かせるロッシの姿が見られるかも・・・




サッカーつながりでこのブログに辿り付いた方に向けて、ちょっと2輪レースのアピールをば。
分かりやすい有名なエピソードをひとつ・・・
イタリア・サッカー界の宝の一人、デル・ピエロ。数年前、彼がイタリア代表の一員として来日した時、到着した空港には日本のファンや報道陣が大挙押し寄せていた。フラッシュの嵐の中、デル・ピエロはちょうど出口で鉢合わせとなった、ある日本人を見つけて歩み寄った。そしてその日本人に嬉しそうにサインを求めるデル・ピエロ。デル・ピエロがサインを求めるあの日本人は誰だ?と、日本の報道陣は騒然となった。
その日本人とは、バイクの世界選手権、WGP250ccクラスの2001年世界王者、加藤大治郎だった。

これは、産経新聞の連載記事「世界をめざした二輪の闘い」でも紹介された有名なエピソードです。
ナカタやシュンスケらサッカー選手以外にも、世界のトップで活躍し認められている日本人スポーツ選手がたくさんいる。2輪レース界はその最たる一つ。これまでに何人もの世界王者が生まれています。
残念ながら加藤大治郎は2003年にレース中の事故で他界してしまったけど、玉田誠や中野真矢、藤波貴久などなど、日本人ライダーは今も大勢が世界のトップで大活躍中です。
by oretch | 2005-04-06 14:17 | モータースポーツ

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