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2005年 05月 01日
【MotoGP】第3戦 中国GP 予選
今年のGWは10連休。明日からちょいと泊まりで遠出。
てことは、生放送どころかLT観戦もできず。でも、それもいいかも。
一週間後の地上波放送まで結果から隔離さえされていれば・・・

ということで、決勝日は外出しているので予選結果をレビュー。
初開催の中国GPで記念すべき最初のポールポジションをゲットしたのは・・・

Taobao.com Grand Prix of China

MotoGP Qualifying Practice Classification

[ 1] 15 Sete Gibernau (ESP) / Honda / Movistar  1'59.710
[ 2] 33 Marco Melandri (ITA) / Honda / Movistar  +0.163
[ 3] 65 Loris Capirossi (ITA) / Ducati / Marlboro  +0.770

[ 4] 21 John Hopkins (USA) / Suzuki / Suzuki  +0.956
[ 5] 69 Nicky Hayden (USA) / Honda / Repsol  +1.037
[ 6] 46 Valentino Rossi (ITA) / Yamaha / Gauloises  +1.111

[ 7] 7 Carlos Checa (ESP) / Ducati / Marlboro  +1.192
[ 8] 24 Toni Elias (ESP) / Yamaha / Fortuna  +1.371
[ 9] 10 Kenny Roberts (USA) / Suzuki / Suzuki  +1.375

[10] 56 Shinya Nakano (JPN) / Kawasaki / Kawasaki  +1.388
[11] 4 Alex Barros (BRA) / Honda / Camel Pons  +1.407
[12] 12 Troy Bayliss (AUS) / Honda / Camel Pons  +1.618

[13] 5 Colin Edwards (USA) / Yamaha / Gauloises  +1.691
[14] 3 Max Biaggi (ITA) / Honda / Repsol  +1.792
[15] 19 Olivier Jacque (FRA) / Kawasaki / kawasaki  +2.362

[16] 11 Ruben Xaus (ESP) / Yamaha / Fortuna  +3.159
[17] 44 Roberto Rolfo (ITA) / Ducati / D'Antin Pramac  +4.176
[18] 72 Tohru Ukawa (JPN) / Moriwaki / Moriwaki  +4.513

[19] 16 Jurgen vd Goorbergh (NED) / Honda / Konica Minolta  +4.884
[20] 27 Franco Battaini (ITA) / Blata / Blata WCM  +5.758
[15] 77 James Ellison (GBR) / Blata / Blata WCM  +6.786


予選結果レビュー

セテ・ジベルノウ(ホンダ)が記念すべき中国GP初PPをゲット。前回ポルトガルは悔しかったろうからねぇ。そろそろシーズン1勝目が欲しいね。
2ndグリッドはチームメイトのマルコ・メランドリ。やっぱりホンダの水が合ってるわ。これでモビスターが1-2グリッド。本家レプソルを凌ぐチーム力の高さの現れか?お見事。
王者ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は2ndロー末席の6位。ジベルノウに1秒強離された。ロッシって、マジで新しいサーキットは苦手かも。
ドゥカティとスズキもそれぞれ3-7、4-9となかなかの好ポジション。データの少ないサーキットでならホンダやヤマハにひけを取らない。マシンのポテンシャルは決して悪くないんだな。

ロッシの前に、マルコメ、ジョン・ホプキンス(スズキ)、ニッキー・ヘイデン(ホンダ)のポスト・ロッシ3人衆が見事に揃った。
特にホプキンスが素晴らしい。トップスピードでホンダからは10km/h、ドゥカティからは20km/hも劣るのに、このタイム、このポジション。経験値無効の初開催サーキットで元王者のチームメイトに勝ったことも見事。あとはマシンのポテンシャルアップのみか。
マルコメとヘイデンはこの2年、期待に見合う結果を残せていなかった。ブレイクするのはいつかいつかと待たれていたけど、この2人もいよいよ今年こそブレイクするかな?

342.9km/h

たまげた。カルロス・チェカ(ドゥカティ)がマークした最高速は342.9km/h。
昨年開催されたF1の場合、決勝レース中の最高速トップはG.フィジケラ(ザウバー)が出した340.8km/h。いまや最高速はMotoGPマシンがF1を上回るのが当たり前になってきた。
タイムでは勿論、F1の方が30秒ほど速い。そのタイム差を稼ぎ出すダウンフォースがトップスピードを逆に抑える原因になっているわけだけど、それにしてもMotoGPマシンの速さは異常。
ダウンフォースが無いMotoGPマシンはF1に比べてコーナー脱出速度が格段に遅い。それでいてタイヤ設置面積がハガキ4枚分のF1に比べて僅か名刺2枚分しか無いMotoGPマシンは、ブレーキングポーイントがF1より遥か手前(倍以上)になる。つまり、MotoGPの最高速は、F1のそれに比べて遅いスピードから加速してより短い距離で測っていることになる。にもかかわらず最高速でF1を上回るっていうのは、それだけ加速がスゴイっていうこと。必死に体重かけてないと6速でもフロントが浮くっていうけど、そりゃそうだわなぁ。ストレートでも休めないMotoGPライダー達。大変ですね・・・
サーキットレースの速い遅いの基準はあくまでラップタイムとは言え、やっぱり「最高速」もレースの大事な魅力の一つ。かつての最高峰500ccクラスは320km/hが壁になっていたけど、MotoGPクラスはその壁を軽々と破っちゃった。改めてMotoGPのスゴサに感嘆した中国GPの予選結果だったな。

MotoGP/F1 Top Speed 比較

[ 1] 342.9km/h Moto : C.Checa (Ducati)
[ 2] 342.4km/h Moto : L.Capirossi (Ducati)
[ 3] 341.7km/h Moto : A.Barros (Honda)
[ 4] 340.8km/h F1 : G.Fisichella (Sauber)
[ 5] 339.7km/h F1 : F.Massa (Sauber)
[ 6] 338.8km/h Moto : S.Gibernau (Honda)
[ 7] 338.3km/h Moto : M.Melandri (Honda)
[ 8] 338.2km/h F1 : R.Zonta (Toyota)
[ 9] 338.1km/h F1 : J-P.Motoya (Williams)
[10] 338.0km/h F1 : R.Barrichello (Ferrari)

※ MotoGPは2005年中国GP予選、F1は2004年中国GP決勝での記録
※ MotoGPとF1の各トップ5を抽出して混合ランキング



あれだけカタを持ってやったのにグールベルグはモリワキ宇川にも負けて予選19位(涙)。
ジャックは初ZX-RRでエース中野王子の1秒落ち。微妙・・・
by oretch | 2005-05-01 01:30 | MotoGP

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