2005年 06月 10日
【F1】第7戦 カナダGP プレビュー
北米ラウンド2連戦の1発目はエンジン・サーキット、カナダGP。舞台はこちら。

2004 Result

 [ 1] 1 Michael Schumacher (GER) / Ferrari / BS  1:28'24.803
 [ 2] 2 Rubens Baricchello (BRA) / Ferrari / BS  +5.108
 [ 3] 9 Jenson Button (GBR) / B.A.R. Honda / MI  +20.409
 [ 4]11 Giancarlo Fisichella (ITA) / Sauber Petronas / BS  +1Lap
 [ 5] 6 Kimi Raikkonen (FIN) / McLaren Mercedes / MI  +1Lap
 [ 6] 5 David Coulthard (GBR) / McLaren Mercedes / MI  +1Lap
 [ 7]19 Timo Glock (GER) / Jordan Ford / MI  +1Lap
 [ 8]18 Nick Heidfeld (GER) / Jordan Ford / MI  +2Laps

  PP : 4 Ralf Schumacher (GER) / Williams BMW / MI  1'12.275
  FL : 2 Rubens Baricchello (BRA) / Ferrari / BS  1'13.622

昨年はライバル達が3ストップなのに対し、2ストップ作戦で挑んだ皇帝M・シューマッハが余裕の勝利。同一GPの優勝回数記録となる、カナダGP通算7勝目をあげた。2位には、兄貴に抜かれるまでスタートからずっとトップを走っていたラルフが入ったもの、レース後の車検でウィリアムズとトヨタが失格、結果除外処分となり、バリチェロが繰り上がって、フェラーリの「繰り上げ1-2フィニッシュ」となった。
3位はバトン、4位にフィジケラが入り、そのあとマクラーレンとジョーダンがキレイに2台ずつ並んだ。

過去の優勝ドライバー/コンストラクター (1995-2004)

 1995 Jean Alesi / Ferrari
 1996 Damon Hill / Williams ★
 1997 Michael Schumacher / Ferrari
 1998 Michael Schumacher / Ferrari
 1999 Mika Hakkinen / McLaren ★
 2000 Michael Schumacher / Ferrari ★
 2001 Ralf Schumacher / Williams
 2002 Michael Schumacher / Ferrari ★
 2003 Michael Schumacher / Ferrari ★
 2004 Michael Schumacher / Ferrari ★

 ★=その年のドライバーズ・チャンピオン

カナダGP(ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット)での実績と言えば、なんと言ってもM.シューマッハの独壇場。同一GPでの優勝回数記録である7勝をあげている。他に現役ドライバーで優勝経験のあるのは弟のラルフのみ。つまり、現役ドライバーではシューマッハ兄弟しか勝ったことがない。
ジャック・ヴィルヌーブは父の名のついたサーキットで勝ちたいだろうけど望み薄。

有力ドライバー/コンストラクター別過去5年間の成績

# 1 M.Schumacher (GER) ; 1st - 2nd - 1st - 1st - 1st
# 2 R.Baricchello (BRA)   ; 2nd - DNF - 3rd - 5th - 2nd
# 3 J.Button (GBR)      ; 11th - DNF - 15th - DNF - 3rd
# 4 T.Sato (JPN)        ; (NE) - (NE) - 10th - (NE) - DNF
# 5 F.Alonso (ESP)      ; (NE) - DNF - (NE) - 4th - DNF
# 6 G.Fisicella (ITA)      ; 3rd - DNF - 5th - DNF - 4th
# 9 K.Raikkonen (FIN)    ; (NE) - 4th - 4th - 6th - 5th
#10 J.Montoya (COL)    ; (NE) - DNF - DNF - 3rd - DQ
#16 J.Trulli (ITA)        ; 6th - 11th - 6th - DNF - DNF
#17 R.Schumacher (GER) ;  14th - 1st - 7th - 2nd - DQ
※(NE)はNo Entry


優勝率 : M.S 80% >R.S 20%
入賞率 : M.S 100% >R.B/K.R 80% >G.F 60% >J.M 25% ・・・・
完走率 : M.S 100% >R.B/K.R/R.S 80% >J.B/G.F/J.T 60% ・・・・

Ferrari  ;  1st/2nd - 2nd/DNF - 1st/3rd - 1st/5th - 1st/2nd
B.A.R.   ;  8th/15th - DNF/DNF - 8th/DNF - DNF/DNF - 3rd/DNF
Reanult ;  3rd/9th - DNF/DNF - 6th/15th - 4th/DNF - DNF/DNF
Williams ;  11th/14th - 1st/DNF - 7th/DNF - 2nd/3rd - DQ/DQ
McLaren ;  4th/7th - 3rd/DNF - 2nd/4th - 6th/DNF - 5th/6th
Toyota  ;  (NE) - (NE) - DNF/DNF - 8th/11th - DQ/DQ
※Renaultは'00、'01年はBenetton

優勝率 : F 80% >W 20%
入賞率 : F 90% >M 70% >R 30% >W 30% >T 17% >B 10%
完走率 : F 90% >M 80% >W 60%(80%) >R 50% >B 40% >T 33%(67%)

フェラーリがダントツなのは置いておいて、マクラーレンの安定性が目立つ。優勝したことはないもの、フェラーリに次ぐ完走率と入賞率。エンジン・パワーがものをいうサーキットと言われるなかで、エンジン自慢のBARホンダが結果を残せていないのが気になる。


独断予想

前回はライコネンの3連勝を予想するも、まさかまさかの最終ラップ・クラッシュ・リタイア。アロンソが逆転勝ちして結果予想は外れたとはいえ、マクラーレンの大活躍は予想が当たったっしょ。

てことで今回も、今季ここまでに消化した5つのサーキットで過去10年の間に勝った全てのドライバー/コンストラクターの、カナダでの勝率を調べてみた。結果は次の通り。左の数値がドライバー、右の数値がコンストラクターの勝率。( )内は全サーキットの平均。

 Albert Park : 44%(40%) - 44%(51%)
 Sepang : 33%(33%) - 33%(40%)
 Imola : 60%(32%) - 60%(50%)
 Catalunya : 40%(45%) - 40%(56%)
 Monaco : 10%(22%) - 10%(28%)
 Nurburg : 22%(37%) - 40%(54%)

数値に優位な偏差が見られた(気がする)。両方の値とも平均を上回っているのはイモラだけ。イモラの勝利はアロンソ&ルノー。なので一見ルノー有利なようだけど、イモラの最速は実際はフェラーリだったし、なんとも言ってもシューマッハーはジル・ヴィルヌーヴが超得意。
一方、現在間違いなく最速のマクラーレンもこれまでカナダでは安定した成績を残している。

また、別の視点として、今回ジル・ヴィルヌーブ・サーキットは路面を全面舗装し直している。今季直前、同じく路面を全面舗装しなおしたカタルニアでのテストでは、当初タイムが昨年と比べて10秒近くも遅くなったりしていた。原因はタイヤ。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは普段は一般道なのでテストもできず、BS、MI双方とも今回はブッツけ本番になる。となると、カタルニアでいち早く順応してみせたBSの方が若干有利か?

ということで、今回はシューマッハー&フェラーリ&BSがライコ&マク&MIと一騎打ちの末、今季初優勝をあげると予想。
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by oretch | 2005-06-10 17:43 | F1

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