2005年 06月 18日
【F1】第8戦 カナダGP 結果/レビュー
Final Result

Classification

[1] 9 Kimi Raikkonen (FIN) / McLaren MP4-20 / MI  1:32'09.290
[2] 1 Michael Schumacher (GER) / Ferrari F2005 / BS  +1.137
[3] 2 Rubens Barrichello (BRA) / Ferrari F2005 / BS  +40.483
[4] 12 Felipe Massa (BRA) / Sauber Petronas C24 / MI  +55.139
[5] 7 Mark Webber (AUS) / Williams BMW FW27 / MI  +55.779
[6] 17 Ralf Schumacher (GER) / Toyota TF105 / MI  +1Lap
[7] 14 David Coulthard (GBR) / Red Bull Cosworth RB1 / MI  +1Lap
[8] 15 Christian Klien (AUT) / Red Bull Cosworth RB1 / MI  +1Lap

Pole Position

3 Jenson Button (GB)B.A.R Honda 007 / MI  1'15.217

Fastest Lap

9 Kimi Raikkonen (FIN) / McLaren MP4-20 / MI  1'14.384

Notes
  • K.RaikkonenがカナダGP初優勝。M.Schumacherの連勝記録ストップ。K.Raikkonenは通算5勝目をマークし、ライバルF.Alonsoらと並ぶ歴代36位タイに。
  • ポイント首位のF.Alonsoと2位K.Raikkonenのポイント差は「22」に短縮。残り11戦。K.Raikkonenが自力チャンピオンの可能性を再び手に入れた。
  • K.Raikkonenが通算8度目のファステストラップをマークし、歴代30位タイに。奇しくも同サーキットに名前を冠される故G.Villeneuveと並ぶ。
  • 一方、そのGillesの息子のJ.Villeneuveは、9度目の母国GP挑戦で8回目のノーポイント。初挑戦の1996に2位表彰台に立って以来、リタイア5回、入賞圏外完走3回とまるでいいとこなし(泣)
  • R.Barrichelloが通算60回目の表彰台獲得で歴代4位タイに。
    D.Coulthardと共に無冠ドライバーの最多記録(泣)


いんや~、面白かった!思いもよらぬサバイバル戦。勝ったのはライコ!

ルノー沈没でライコ3勝目

http://uk.sports.yahoo.com/050612/23/bhkk.html
[Photo : crash.net]


レースは、PPのバトンと2位の皇帝様をブチ抜くルノー2台の抜群のスタートダッシュで始まった。ところが、目下チャンピオンシップ首位を走るそのルノーがレース中盤で相次いでトラブって脱落。
ぬおわああ!やったああああ!アロンソが遂にノーポイントレースをやらかしてくれたぜ!
これでバトンと皇帝様をパスして3位走行中だったモン吉と4位のライコがそれぞれ繰り上がってマクラーレンの1-2体制に。
さらにレースが終盤に入りかけたところで、皇帝様と激しい3位争いをしていたバトンが、最終シケインアウト側の通称「チャンピオンの壁」に右フロントから突っ込んでリタイアし、ペースカーが
入る。
ここでモン吉がかましてくれた。チームの作戦ミスでピットインが遅れて焦ったモン吉が、ピット出口の信号違反で痛恨の黒旗失格。本人も言っている通り、モン吉ってやっぱりF1界のイジメにあってると思うな。
でもそのおかげで、前戦ヨーロッパGPで悔しい思いをしたライコが遂にトップ浮上。レース終盤、背後に迫った皇帝様をそのままなんとか振り切って今季3勝目をゲット。前戦で取りこぼした10ポイントを取り返した。
アロンソはリタイアしたから、2人のポイント差は一気に32点から22点に一気に短縮。アロンソのリードはまだ決して小さいとは言えないけど、少なくとも射程圏外から圏内には入ってきた。
これでチャンピオン争いがまた面白くなってきた。

もはや勢いはマク>ルノー

相変わらず優れもののTCSのおかげでルノーが抜群のスタートを見せたものの、決勝レース中のスピードは、やっぱりマクラーレンの方がルノーを上回っていた。
#ラップタイムの順位はマクラーレンの1-2
更にルノーのダブルリタイアで、勢いもマクラーレンに傾いたように見える。チャンピオンシップ首位のアロンソ&ルノーとライコ&マクラーレンのポイント差も一気に短縮。コンストラクターズ・ポイントは「13」に。早くも次戦で逆転可能なほどに縮まった。更にドライバーズの方も「22」に縮まり、ライコネンが再び自力でチャンピオンになれるポイント差にまで巻き返した。
もし次のアメリカGPでもルノーが躓くようなことがあれば、シーズンの流れは完全にマクラーレンのものだね。

http://uk.sports.yahoo.com/050612/23/bhlk.html
[Photo : crash.net]


BARとフェラーリに光明?

カナダではBARとフェラーリも大健闘した。燃料の量も影響したとは思うけど、予選アタック順を考えたらバトンPP、タクマ6位は上出来。フェラーリも、第1スティントがやたら短かったとは言え、皇帝様が苦手な予選で2位ゲット。決勝も最後はライコを追い詰めて2位ゲット。そのうえ、エンジントラブルでピットスタートになったルビーニョが脅威の追い上げでなんと3位表彰台ゲット。
両チームともマシンのパフォーマンスは確実に上向き。次のインディアナポリスはフェラーリもBARも得意とするコース。上昇機運をホンモノにできるかどうか、楽しみになってきた。

それと、開幕戦ではみっともない真似しくさったBARが、今回は意外な根性を見せてくれた。スタート直後の接触が原因でレース序盤にリタイアしたタクマBARが、レース後半に入ってからゾンビのごとく復帰。次戦の予選出走順とかデータ取りとか、あくまで合理的な理由だろうけど、スペアカーのパーツを突貫でごっそり移植してまでコースに戻した根性は褒めたい。
でも結局、カナダはブレーキに厳しいことで知られているのに、そのブレーキのトラブルで再度ストップをしちゃったから、やっぱり相変わらずダメダメかも。

http://uk.sports.yahoo.com/050612/23/bhjw.html
[Photo : crash.net]


Point Standings

Driver

[ 1] 5 Fernando Alonso (ESP) / Renault 59pts.
[ 2] 9 Kimi Raikkonen (FIN) / McLaren 37pts.(-22)
[ 3] 16 Jarno Trulli (ITA) / Toyota 27pts.
[ 4] 8 Nick Heidfeld (GER) / Williams 25pts.
[ 5] 1 Michael Schumacher (GER) / Ferrari 24pts.
[ 6] 7 Mark Webber (AUS) / Williams 22pts.
[ 7] 2 Rubens Barirchello (BRA) / Ferrari 21pts.
[ 8] 17 Ralf Schumacher (GER) / Toyota 20pts.
[ 9] 6 Giancarlo Fisichella (ITA) / Renault 17pts.
[10] 14 David Coulthard (GBR) / Red Bull 17pts.
[ -] 4 Takuma Sato (JPN) / B.A.R. 0pt.

Constructor

[ 1] Renault / Mild Seven Renault F1 Team  76pts.
[ 2] McLaren / West McLaren Mercedes  63pts.(-13)
[ 3] Williams / BMW Williams F1 Team  47pts.
[ 4] Toyota / Panasonc Toyota Racing  47pts.
[ 5] Ferrari / Scuderia Ferrari Marlboro  45pts.
[ 6] Red Bull / Red Bull Racing  22pts.
[ 7] Sauber / Sauber Petronas  12pts.
[ -] B.A.R. / Lucky Strike B.A.R. Honda
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by oretch | 2005-06-18 10:34 | F1

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