2005年 08月 19日
コレジャナイ
オレッチは典型的なファースト・ガンダム世代。当然、ガキの時分はガンプラにはまりまくった。

入荷情報を聞きつければ、近所のプラモ屋に早朝から並んだものだ。しかし、小さな街の哀しさでプラモ屋の入荷量もたかがしれている。人気MSは取り合いになって、早朝から並んでもなかなか手に入れることができなかった。そんな入手困難なアイテムの一つが、シャー専用ザク(1/144)だった。




ある日、母親が大きな街に買い物に出掛けるという。「大きな街の大きなプラモ屋に行けばシャー・ザクがゲットできるかもしれない・・・」。その日は剣道の練習日だったので一緒に連れて行ってもらえなかったので、出掛ける母親にシャー・ザクが描かれた雑誌の切抜きを渡し、「これがあったら買ってきて」とだけお願いをして送り出した。

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欲しかったのはコレ(画像は1/100)


たいして期待はしていなかった。オレの母親は良く言えばおおらか、悪く言えば大雑把な性格をしているので、どうせ息子のお願いなんかコロっと忘れてんだろうと思っていた。

「ただいまー」。夕方、剣道の練習を終えてヘトヘトに疲れながら帰宅すると、先に帰宅していた母親が言った。「おかえりー、買ってきたよー」。

「えっ!も、もしかして、シャー・ザクあったの・・・!?」

興奮と期待で一気に高まる鼓動。防具と竹刀を玄関に放り投げ、心臓をバクバクさせながら居間に飛び込む。大きな街のプラモ屋の初めて聞く名前が大きく印刷された紙袋を母親の手から引っ手繰るようにして奪い取ると、ドキドキしながら袋の中を覗き込んだ。

そして、そこでオレが目にしたものは・・・

・・・地元のプラモ屋にいつも山積みされている「旧ザク」(1/144)だった。

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母親が買ってきたのはコレ


その時、自分がどんな言葉を使って母を罵倒したのかはよく覚えていない。
ただ、「このザク、赤くないじゃないか!しかも旧だし!」とわめくオレに向かって、呆れた表情をしながら「ロボットでいいんでしょ?」と母親が言い放った記憶だけが微かに残っている。



一応、ザクつながりではあったんだよな。ガンダムなんて全然分からなかったろうに、オフクロなりにムスコのためにちゃんと探してくれたんだよな。
「旧だし!」って言われてもワケわかんなかったろうなぁ(笑)

人にものを頼んでおいて、思い通りにいかなかったからって文句を言うのは筋違い。
そんな人生の大切な教訓を学んだ少年時代のホロ苦い記憶だ。

記憶の奥のほうで埃を被りかけていたその出来事を、20年の歳月を越えて呼び起こしてくれた素敵なアイテムを「《デジガレ・アネックス》」さんのこちらの記事で発見。

 → 太郎商店 コレジャナイロボ・シリーズ

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「コレジャナイロボ」 ¥2,940(税込)
© ZariganiWorks Co.,Ltd.


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「コレジャナイロボ(敵・赤)」 ¥2,940(税込)
© ZariganiWorks Co.,Ltd.


これサイコー!
「敵・赤」て(爆笑)

楽しいだろうなぁ、こういう仕事。羨ましい。
手作り風景もとってもナイス。マジックかよ(笑)
種類も豊富(笑)。コレなんか、もし当時もあったら、ウチの母親は旧ザクじゃなくてこっちを買ってきてたかも。

全国の大人達には、是非この強烈アイテムで現代の甘ったれたガキどもに人生のなんたるか教えてやってもらいたい。
子供が逆切れした場合には、お父さんの拳骨も併せてご使用されると一層効果的でしょう。



以前すこし周りで話題になったコイツも、コチラさんの商品だったのね。



なんか最近書くネタの傾向が変わってきちゃった。


※ 2007年12月20日一部追記
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by oretch | 2005-08-19 22:03 | 雑記

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