2005年 10月 07日
【F1】第18戦 日本GP プレビュー
あと2戦。琢磨もこれでしばらく見納めか・・・

2004 Result

 [ 1] 1 M.Schumacher (GER) / Ferrari /BS      1:24'26.985
 [ 2] 4 R.Schumacher (GER) / Williams BMW / MI    +14.098
 [ 3] 9 J.Button (GBR) / BAR Honda / MI         +19.662
 [ 4]10 T.Sato (JPN) / BAR Honda / MI          +31.781
 [ 5] 8 F.Alonso (ESP) / Renault / MI            +37.767
 [ 6] 6 K.Raikkonen (FIN) / McLaren Mercedes / MI   +39.362
 [ 7] 3 J-P.Montoya (COL) / Williams BMW / MI     +55.347
 [ 8]11 G.Fisichella (ITA) / Sauber Petronas / BS    +56.276

  PP : 1 M.Schumacher (GER) / Ferrari /BS      1'33.542
  FL : 2 R.Barrichello (BRA) / Ferrari / BS       1'32.730

昨年はシューマッハ兄弟が予選、決勝ともに1-2フィニッシュ。優勝した兄マッハは一度もトップを譲らない完璧なレースだった。3位争いはBAR2台の争い。2ストップ作戦のバトンが3ストップの琢磨を上回った。グリッド中盤からスタートしたライコとアロンソは昨年は地味に6位と5位。トヨタは周回遅れでフィニッシュ。




過去の優勝者 (1995-2004)

 1995 M.Schumacher / Benetton Renault
 1996 D.Hill / Williams Renault
 1997 M.Schumacher / Ferrari
 1998 M.Hakkinen / McLaren Mercedes
 1999 M.Hakkinen / McLaren Mercedes
 2000 M.Schumacher / Ferrari
 2001 M.Schumacher / Ferrari
 2002 M.Schumacher / Ferrari
 2002 R.Barrichello / Ferrari
 2004 M.Schumacher / Ferrari

ドライバーズ・サーキットの鈴鹿はやはりシューマッハ(兄)が強い。現役では6勝のシューマッハと1勝のバリチェロのフェラーリ・ペアのみ優勝経験あり。

有力ドライバー別過去5年間(2000-2004)の成績

  1 M.Schumacher (GER) ;  1st - 1st - 1st - 8th - 1st (41 / 8.2)
  2 R.Baricchello (BRA)   ;  4th - 5th - 2nd - 1st - DNF (27 / 5.4)
  3 J.Button (GBR)      ;  5th - 7th - 6th - 4th - 3rd (20 / 4.0)
  4 T.Sato (JPN)        ;  (NE) - (NE) - 5th - 6th - 4th (12 / 4.0)
  5 F.Alonso (ESP)      ;  (NE) - 11th - (NE) - DNF - 5th ( 4 / 1.3)
  6 G.Fisicella (ITA)      ;  14th - 17th - DNF - DNF - 8th ( 1 / 0.2)
  9 K.Raikkonen (FIN)    ;  (NE) - DNF - 3rd - 2nd - 6th (17 / 4.3)
 10 J-P.Montoya (COL)   ;  (NE) - 2nd - 4th - DNF - 7th (15 / 3.8)
 16 J.Trulli (ITA)        ; 13th - 8th - 14th - 5th - 11th ( 4 / 0.8)
 17 R.Schumacher (GER)  ; DNF - 6th - 11th - 12th - 2nd (11 / 2.2)

 ※(NE)はNo Entry
 ※末尾の( )内は(合計点/平均点)。2002年以前は現在の得点制に換算

実績ではシューの圧勝。5戦4勝して平均8.2点。鈴鹿マイスターは間違いなくシュー。同じフェラーリ乗りのバリチェロを除くと、続くのはBARとマクラーレンの4人。ライコネンは過去2回表彰台に立っている。

有力コンストラクター別過去5年間(2000-2004)の成績

 Ferrari  ;  1/ 4 - 1/ 5 - 1/ 2 - 1/ 8 - 1/NC (68 / 6.8)
 B.A.R.   ;  6/ 9 - 10/13 - NC/NC - 4/ 6 - 3/ 4 (22 / 2.2)
 Reanult  ;  14/NC - 7/17 - 6/NC - 5/NC - 5/10 (13 / 1.3)
 Williams ;  5/NC - 2/ 6 - 4/11 - 12/NC - 2/ 7 (30 / 3.0)
 McLaren ;  2/ 3 - 3/ 4 - 3/NC - 2/ 3 - 6/NC (48 / 4.8)
 Toyota  ; (NE) - (NE) - 8/NS - 7/10 - 11/14 ( 3 / 0.5)

 ※Renaultは'01年以前はBenetton
 ※数字は順位。NC=Not Classification、NS=Not Started、NE=No Entry
 ※末尾の( )内は(合計点/平均点)。2002年以前は現在の得点制に換算

5戦5勝のフェラーリが圧勝。続くのは表彰台6回のマクラーレン。更に表彰台2回のウィリアムズが続き、名門が強さを発揮。対してルノーとトヨタは入賞がやっと。

独断予想

ドライバーズチャンピオンはもう決まったので、残る焦点はコンストラクターズ。優勝予想に続いてコンストラクターズタイトルの行方も予想してみる。

まず優勝予想。
実績からすればシュー兄がダントツだけど、ブリヂストンの地元とは言え、今季のフェラーリの成績からすると優勝は無理そう。シュー兄に次ぐ実績を残しているバリチェロも同様。となると、現在のマシンのポテンシャル、自身の実績からして優勝はライコネンで固そう。ただし、毎度のことながら「マシントラブルが無ければ」という条件付。

続いてコンストラクターズの予想。
現在、マクラーレンとルノーの点差は2点。鈴鹿でマクラーレンがルノーよりも16点多く獲得すれば、マクラーレンのタイトルが決まる。
この場合、両者の得点差は18点になるので、もし最終戦でルノーが1-2を決めてマクラーレンが0点となれば同点に追いつけるが、鈴鹿でマクラーレンが16点以上取ったとすると1台は優勝していることになる(2位と3位では14点)。その場合、最終戦でルノーに同点に追いつかれても優勝回数でマクラーレンが上回ることになるから、マクラーレンのチャンピオンが決まることになる。
優勝は上記の通りライコネンと予想するので、問題はモン吉とアロンソとフィジコの順位。両チームと3人の過去の鈴鹿での成績を比較してみる。

まずチームの比較。

 マクラーレン: 平均4.8点/台 表彰台6回 入賞8回
 ルノー    : 平均1.3点/台 表彰台0回 入賞4回

 ※過去5年間の成績。2002年以前は現在の得点制に換算

過去の実績はマクラーレンの圧勝。優勝こそ無いものの常に高得点を稼いでいる。一方ルノーは入賞がやっとといった感じ。鈴鹿ではスペシャル・エンジンを投入するらしいけど、現在のポテンシャル差も考えると、不利であることは間違いない。

次にドライバーの比較。

 アロンソ : 出走3回 平均1.3点 表彰台0回 入賞1回
 フィジケラ: 出走5回 平均0.2点 表彰台0回 入賞1回
 ライコネン: 出走4回 平均4.3点 表彰台2回 入賞3回
 モン吉  : 出走4回 平均3.8点 表彰台1回 入賞3回

 ※過去5年間の成績。2002年以前は現在の得点制に換算

乗ってたマシンのせいもあるけど、こちらもマクラーレン・デュオの圧勝。優勝と予想したライコネンは当然好実績として、モン吉も負けてない。リタイアした2003年はマシントラブルが出るまでトップを独走していたから、きっとモン吉は鈴鹿が得意なんだろう。一方、ルノーの2人は足してもモン吉一人に及ばない。特に無残なのがフィジコ。過去入賞は1回きり。鈴鹿では期待できそうにない。

過去の成績からすると、チーム(マシン)、ドライバーともにマクラーレンが圧倒的に有利ということになる。

とは言え、チャンピオンのアロンソがこれまで通り地味な結果に終わるとも思えない。ブラジルGPのレビューにも書いたとおり、“縛り”の無くなった今、アロンソの走りは十分に期待できる。流石に優勝は厳しいと思うけど、マシンが思うように走れば、或いはモン吉とは互角に戦えるかもしれない。

さらに、ブラジルGPではアロンソとモン吉が勝負を決めると書いたけど、また別の誰かがキャスティングボードを握っていそうだ。シューマッハ兄弟とBARだ。
今季不振とは言え、シュー兄&フェラーリは鈴鹿が大得意。地元ブリヂストンはFポンの経験で鈴鹿のデータが豊富にある。シーズン最後にフェラーリが大爆発する可能性もある。
ラルフも気になる存在。ラルフはF3000時代の経験で鈴鹿を得意にしている。実際、昨年は兄と1-2フィニッシュを決めている。トヨタも今季は(後半下がり気味だったけど)好調で、フェラーリを抜いてランキング3位浮上を虎視眈々と狙っている。ラルフ&トヨタも上位に食い込んでくる可能性が高い。
さらに今季不振だったBARも鈴鹿では無視できない。過去2年は連続してダブル入賞している。昨年はシュー兄弟に続いて3-4フィニッシュをキメている。後半ジワジワと復調してきてたし、毎年恒例の鈴鹿スペシャル(エンジン)も投入される。きっと今年も表彰台の一角に食い込む勢いの活躍をしそう。

ということで、オレッチの予想としては、

 ・ 優勝はライコネン(マシントラブルが無ければ)
 ・ モン吉、アロンソ、シュー兄、バトンで表彰台争い。
 ・ フィジコはラルフにも喰われて入賞スレスレ。ヘタしたら琢磨にも食われるかも。
 ・ マクラーレンが圧勝するが、アロンソが踏ん張ってタイトル決定は上海に持ち越し

ってところかな?



長々と書き終わったところで初日フリープラクティスの結果を調べてたら、「ライコ、エンジントラブル発生か?」だって。メルセデス何やっとんねんっ(怒)
[PR]
by oretch | 2005-10-07 21:08 | F1

<< 【F1】日本GP開幕 チャンピオンの生まれた国 2 >>