2006年 01月 12日
今年のストーブリーグは熱いねぇ
今オフのF1ストーブリーグは例年になく騒々しいねぇ。
現役チャンピオンのアロンソの移籍発表でライコネン、シューマッハの当代トップ3の去就がクローズアップされるは、日本から11番目のチームがエントリーするは・・・

そんなF1に比べれば穏やかなストーブリーグが常だったWGPだけど、どうしてどうして、今オフは全然負けてないじゃん。

ペドロサが満を持してMotoGPクラスへステップアップをすれば、そのライバルのストーナーがペドロサを追うようにMotoGPクラスに電撃参戦。ジベルノウはホンダに見切りをつけてドゥカに移籍し、最年長ベテランのバロスの方はWSBKへ。さらにチームの方も、フォルツナがエリアスごとヤマハからホンダに乗り換えたかと思えば、チーム・ポンスはチェカを獲得したにもかかわらずエントリーを見送るはめに。アルディダスがヤマハを契約不履行で訴えたなんていうゴシップもあったな(これが後述するビッグ・サプライズに繋がっていたわけだけど)。
これだけライダーやチームの動向が目まぐるしく変わったのって何年ぶりだろう?
89-90年シーズンに、ローソン復帰に伴ってヤマハが体制一新した時以来?

そして駄目押しがここ数日で明らかになった「キャメル(JT)」絡みのニュース。
あれだけビアッジと相思相愛の関係にあったキャメルがヤマハのワークス・サポートを発表。
来季、王者ロッシが「オールドジョー」(=キャメルのシンボルキャラクターのラクダの名前)と一緒に走ることになり、一方のビアッジが遂にギブアップ宣言。
この急展開ぶりには流石に驚きましたな。

 motogp.com : キャメル、ヤマハ・ファクトリーのメインスポンサーに (2006/01/09)
 motogp.com : M.ビアッジ、SBK転向を検討 (2006/01/10)

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ビアッジを切ってロッシに乗り換えたキャメル。あぁ無情・・・
[Photo (C) crash.net / Yahoo!ITALIA]


タバコ・マネーが嫌だから来季は古い縁のナストロ・アズーロ・カラーで走るんじゃないか?と噂されていたロッシが、結局またタバコのロゴ背負って走ることに同意したことも驚きだったけど、あれだけビアッジをプッシュしてたキャメルが、よりにもよってロッシに乗り換えるとはねぇ。
第三者から見れば大どんでん返しの展開でも、これだけの契約が昨日今日の話し合いで決まるわけは無いはずで、相当以前から両者は話し合いをしていたってことだよねぇ。てことは、アルディダスとの間でトラブルを抱えていたヤマハも、ビアッジ担いでスズキやカワサキと交渉してたキャメルも、世間の喧騒をヨソに涼しい顔して裏で交渉を続けてたってことなわけだ。

まぁ、なんつーか、「ビジネス」ってやつなわけね。恐れ入りました。

で、ビアッジの立場は?(泣)



このまま本当にビアッジはGPからフェードアウトしてしまうのかしら?
寂しいなぁ。
確かにピークは過ぎたかもしれないし、昨シーズンは満足できる成績ではなかったけど、過去3年間の成績(優勝数、表彰台獲得数、獲得ポイント総数)はロッシ、ジベに次ぐ3番手をキープ。実力も人気もまだ一線級のはずなのに。
マルコメ、ヘイデンという若手が台頭してきたわけで、これは典型的な世代交代ってやつなんだろうけども、最後の最後に相思相愛と思われたパトロンにも見限られてジ・エンドっていうのが、一層涙を誘う・・・。



メーカー(ブリヂストンやホンダ)に嫌われてGPを追い出されてWSBKに移るなんて、まるで何年か前の誰かサンみたいな話だねぇ・・・。
その誰かサンはWSBKで精進してタイトル獲って周囲を見返し、後年、ちゃんとWGPに復帰したっけ。
負けるなビアッジ!きっとキミにも出来る!   ・・・かな?
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by oretch | 2006-01-12 03:02 | MotoGP

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