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2006年 02月 10日
スバルが変身?
Respons : スバル店の改築、高級感演出 (2006/02/07)
「床はフローリング調にして高級感を演出して、顧客が入りやすいように全体的に明るい店づくりになっている。」

店内の様子1
店内の様子2
店内の様子3

まぁ、頑張ってるのは評価するけどねぇ・・・


1年前、クルマ選びであちこちのディーラーをまわった経験からすると、国産車ディーラーと欧州車ディーラーとは、明らかに店舗の設計思想が違っていた。
前者はカタログやチラシやオプション部品やらを店内のいたるところに展示して、「賑やかさ」「親しみやすさ」を演出していた。言わば「見せる収納」。オレッチがまわった国産車ディーラーは全部そうだった。
一方後者は、カタログなどは店内の一箇所に静かに集中して置かれていて、それ以外のものは極力目につかないようにしてあった。言わば「隠す収納」。店内にドーンと置かれたクルマに意識を集中させるようなつくりになっていた。アウディはもちろん、フォードもそんな感じだった。VWが多少賑やかさがあったくらい。

確かに後者の方は一見「敷居が高い」感じがして、小市民のオレッチはその店を初めて訪れた時なんかは気後れするところもあったけど、いざ店内に入ってクルマを見たり商談したりしてみると、国産車ディーラーよりもずっと落ち着ける感じがした。
まぁ、店造りだけでなく、営業マンの応対スキルのおかげだったのかも知れないけどね。

そうそう、国産車ディーラーと輸入車ディーラーの店づくりの最大の違いは、「キッズコーナー」へのお金の掛け方、だと思う。
上記記事のリンク先の写真にあるように、国産車ディーラーのキッズコーナーはどこに行っても、店内の片隅にマットを敷いて、そこにトイざらすあたりで買ってきたようなオモチャと絵本を用意したような実に簡易なもの。一方、輸入車ディーラーは、ちゃんと建物の設計段階から独立したスペースとしてキッズコーナー(フォードの場合は、コーナーじゃなくてルーム!)が用意されていて、そこにおいてあるオモチャも、百貨店の輸入玩具売り場に売ってるような、いかにも高価そうなものが置かれていた。
別にオモチャが高価そうだからイイというわけじゃない。建物を設計する段階からすでに、ちゃんと子供付れの客を意識して店舗造りをしている、ということを評価したい。

さて、我らがスバルはこれからどう変わっていくのかな?
by oretch | 2006-02-10 23:18 | バイクとクルマ

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