2006年 04月 29日
【MotoGP】第3戦 トルコGP プレビュー
3週間のインターバルで何かが変わるかな?

イスタンブール・サーキット概要

正式名称は「Istanbul Park」。最近人気のサーキット設計者、ヘルマン・ティルケによる一連の新サーキットの一つ。 WGPは昨年初開催。
全長はGPカレンダー中4番目に長い5,333m。ホームストレートの長さは655.5m。バックストレートは720m。05年に記録されたMotoGPクラスの最高速は306.8km/h(C・チェカ)。右コーナーが6つ、左コーナーが8つと、バランス良く変化に富んだレイアウト。

コースは、下りながらほぼ直角に曲がる難しい第1コーナーで始まる。その後、結構きついアップダウンとタイトなコーナーが連続する低速セクションが続く。 下りながら進入するコーナーが多く、ライダーのブレーキング・テクニックとマシンのスタビリティが試される。低速セクションの終わりには、早くも世界中のレースファンから人気を集める「左-左」と高速で180度ぐるっと回る7、8コーナーがある。ここを抜けると勾配は下りに転じ、後半の高速セクションに入る。短いストレートのあとシケイン状のS字があり、高速の11コーナーで結ばれた2つのストレートで構成されるバックストレートへと続く。11コーナーはMotoGPクラスだと5速全開で駆け抜ける難所。バックストレート・エンドには、このコース最大の勝負ポイントである超低速のS字コーナーが待ち構えているから、11コーナーをどれだけ思い切り良くクリアできるかが勝負の分かれ目ね。

URL :  http://www.msoistanbul.com/
GoogleMaps : 40.956859,29.406238
※GoogleMaps上ではまだ完成してません・・・。





Previous Data

2005 Resault

[ 1] 33 Marco Melandri (ITA) / Honda / Movistar  +41'44.139
[ 2] 46 Valentino Rossi (ITA) / Yamaha / Gauloises  +1.513
[ 3] 69 Nicky Hayden (USA) / Honda / Repsol  +6.873
[ 4] 15 Sete Gibernau (ESP) / Honda / Movistar  +12.420
[ 5]  7 Carlos Checa (ESP) / Ducati / Marlboro  +26.963
[ 6] 24 Antonio Elias (ESP) / Yamaha / Fortuna  +29.105
[ 7]  5 Colin Edwards (USA) / Yamaha / Gauloises  +29.255
[ 8]  6 Makoto Tamada (JPN) / Honda / Konic Minolta +33.345
[ 9]  4 Alex Barros (BRA) / Honda / Camel  +33.790
[10] 56 Shinya Nakano (JPN) / Kawasaki / Kawasaki  +44.225
[11] 17 Chris Vermeulen (AUS) / Honda / Camel  +46.099
[12]  3 Max Biaggi (ITA) / Honda / Repsol  +50.184
[13] 19 Olivier Jacque (FRA) / Kawasaki / Kawasaki  +56.766
[14] 11 Ruben Xaus (ESP) / Yamaha / Fortuna  +1'01.360
[15] 21 John Hopkins (USA) / Suzuki / Suzuki  +1'03.391

Pole Position : 15 Sete Gibernau (ESP) / Honda / Movistar  1'52.334
Fastest Lap : 33 Marco Melandri (ITA) / Honda / Movistar  1'53.111

>昨年の決勝レース・レビュー http://oretch.exblog.jp/3688127/


データ分析と独断予想

今年で開催2年目だしオフもここではテストしてないから過去のデータは全然無いに等しい。
さてどうやって予想しようか?

しょうがないから、とりあえず昨季のレース結果をベースに、今季ここまでの各ライダーの調子を掛け合わせて予想してみよう。

昨季のトルコGPと言えば、何といってもマルコメの快走に尽きる。フリープラクティスから決勝まで、マルコメにとってはほぼ完璧なGPだった。ロッシもセッティングで苦労したけど、決勝ではビシッとマシンを決めてマルコメを追いかけた。このサーキットが得意かどうかという視点で見た場合、今年もこの2人の勝負になると予想するのが自然だろう。

でも、今季の開幕2戦を振り返ってみると、ロッシとメランドリは対照的な結果になる。ロッシは開幕戦では不運に祟られたものの、カタールでは依然衰えを見せない王者の強さを発揮して今季初優勝を飾った。依然YZR-M1の問題は完全解決していないようだけど、トルコでも十分期待できる。

一方メランドリはここまで5位(スペイン)、7位(カタール)と低空飛行。今季ホンダにスイッチしたばかりの僚友エリアスの後塵すら拝する始末。当然トルコでは巻き返しを狙って気合入れてくるだろうけど、ここまでを見る限り、そう簡単には浮上できなさそうな気配。でも、得意なコースで調子を取り戻すなんてこともよく聞く話ではある。もしマルコメがプラクティスで調子が良さそうなら、決勝でもそのままくるかもしれない。

この2人以外のライダーはどうだろう?

開幕戦で優勝して現在ポイントランク・トップのカピロッシは、昨年のトルコGPを怪我で欠場している。他のライダーもまだ1回しか走ったことが無いとはいえ、このサーキットはなかなかライダーにとってチャレンジングで難しいコースであることを考えると、この僅か1回の差も決して小さくないんじゃないかな?

今季ここまでのドゥカの活躍を支えるブリヂストンもトルコではあまり期待できない。ブリヂストンがこれまでに勝ったのは、どれも入念にテストを繰り返してデータが十分なコースばかり。そしてブリヂストンはイスタンブールではテストをしていない。
従って、昨季PPだったジベルノウも同じ理由で今季は苦戦すると思う。

現在ランキング2位のヘイデンは期待できそう。昨季終盤から7戦連続表彰台を獲得しているように、安定してスピードを発揮できるようになった。カタールではロッシに最後まで喰らい付いていたし、これまでに無い勢いを感じる。新型RC211Vもどうやら正しい方向に進化しているようだし。

それと忘れちゃいけないのが、今季ここまで驚異の活躍をみせている2人の新人、ペドロサとストーナー。ペドロサはスタート、ストーナーはフィジカル面でまだ不安があるけど、早くもMotoGPマシンを自分のものにしていることは疑いようが無い。2人は昨年250ccクラスで最後までデットヒートを繰り広げた。コースとの相性も良さそうだ。

ということでオレッチの予想は、ズバリ! 優勝はヘイデン! 対抗はロッシ!
前半はルーキーやドゥカも絡んだ混戦で、後半2人が抜け出してマッチ・バトルの末に気合で勝るヘイデンが競り勝つと予想する。
穴はマルコメ。開幕2戦の目論み違いをそろそろ修正してくるはず。ロッシのグリッドが悪く、前半マルコメが先行するようなら、ヘイデンの相手はロッシではなくマルコメになるかもしれない。
ルーキー2人はそれぞれの抱える問題を引きずって5、6位あたりで落ち着きそう。
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by oretch | 2006-04-29 01:43 | MotoGP

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