2006年 05月 07日
【MotoGP】第3戦 トルコGP レビュー
これぞモーター・レーシング

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4台のRCVが大バトル!
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互いの健闘を讃えあうストーナーとメランドリ。勝ったのは・・・?
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RCV軍団大暴れの巻

GPウィーク初日はストーナー、ヘイデンらホンダ勢が好調だった。でも一転してウェット・コンディションになった予選セッションでは、PPを獲得したC・バーミューレをはじめとするブリヂストン勢が上位独占。これが決勝レースの大バトルの伏線になった。

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ポールポジションはバーミューレンが初ゲット。これがレースを面白くした。
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天候が回復した決勝レース。ホールショットはPPのバーミューレンが奪う。まだ見慣れないスカイ・ブルーのマシンが真っ先に1コーナーに飛び込むシーンは新鮮だったなぁ。以下、ジベルノウ、ヘイデン、ストーナー、ホプキンス、そして抜群のスタートを切ったメランドリが続く。

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ビッグ・バトルの幕開け
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トップグループは序盤から積極的な駆け引きを展開。まずジベルノウが早々にトップを奪う。ホプキンスも僚友バーミューレンをパスして2位に浮上。ドライ・コンディションではアドバンテッジのあるホンダ勢もポジションアップを狙うが、互いに牽制し合うことに忙しくて、なかなかバーミューレンの前に出られない。

身内同士でバトルするホンダ勢について、TVで解説してたタディ岡田も思わず「ヒヤヒヤしてます」だって(笑)。そりゃそうだよね。そのコメントが出た矢先、最終コーナーでホンダ勢3台が揃って突っ込み過ぎてラインを大きくオーバー。気負いすぎだってーの(笑)

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スズキ2台に“蓋”をされたRCV軍団。その隙にジベルノウがジリジリと逃げる。
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3位のバーミューレンのペースが上がらず、ホンダ勢に蓋をしたカタチになっている隙に、1位ジベルノウと2位ホプキンスが後続との差を少し広げる。スピードで明らかに勝っているホンダ3台がコーナーと言わずストレートと言わずバーミューレンを小突き回す。
そして4周目、ストーナーがようやくバーミューレンをパス。最終セクションでメランドリ、ヘイデンもそれに続き、先行する2台を追う。

その後方では、苦手なウェットで予選16位に沈んでいたペドロサが、ファステスト・ラップをマークしながらグングン順位を上げてきた。得意の一コーナーの鬼のような突込みで次々と前走車をパス。6周目には完全に先行するストーナーらに追いついた。
ペドロサに追いつかれて尻に火のついたRCV軍団は7周目に次々とホプキンスをパス。これでRCV軍団の行く手に残る獲物はジベルノウただ1台。
解説のタディが言った。「やっとレースがここから始まりますね」。

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先行するジベルノウを追い詰めるRCV軍団
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しばらくまた身内同士でバトルをしてジベルノウを先行させるが、11周目にようやくジベルノウを抜いて遂にトップを立ったRCV軍団。レースの折り返し点を過ぎて、バトルはここからいよいよヒートアップする。

11周目のバックストレートエンドでペドロサがマルコメに襲い掛かる。この時はラインがクロスして失敗するものの、翌周、再び同じ場所でリトライし成功。ペドロサがデビュー3戦目にして最高峰クラス初のリードラップを記録する。

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マルコメに襲い掛かるペドロサ。ホントにルーキーか?
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トップに立ったペドロサはハイペースを維持して後続との差を広げにかかる。でも2位に浮上したヘイデンに引っ張られるカタチでメランドリ、ストーナーも53秒台にペース・アップ。17周目には4台が再び団子状態に戻る。
17周目終わりに今度はメランドリがお返しとばかりペドロサをかわしてトップに立つと、18周目には今度はストーナーがバックストレートエンドでメランドリをパスし、このレース初のトップに浮上する。

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ペドロサを捉えたマルコメが再びトップ浮上
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直後にストーナーがトップに立つ。順位が目まぐるしく入れ替わる。
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トップに立ったストーナーは依然53秒台の速いペースで逃げる。するとヘイデンがやや遅れ出した。焦ったヘイデンは最終セクションで無理なブレーキングをして痛恨のミス。RCV軍団の大バトルから遂に脱落者が出た。

次に脱落したのはペドロサだった。残り3周を切ったところで再びアタック開始。20周目のホームストレートでメランドリを抜くが、バックストレートエンドで抜き返される。翌周、再び最終セクション進入でメランドリにアタックするが今度は失敗。最終コーナー立ち上がりで出遅れてしまう。差を詰めようとホームストレートエンドで得意の鬼突っ込み。でも今回はやり過ぎた。スリップダウンしジ・エンド。ペドロサが脱落する。

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痛恨のミスを喫して後退するヘイデン。予選で計算に狂いが生じたか?
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次に脱落したのはペドロサ。ヘイデンと同じところでミスを喫し、その後無理して・・・
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抜きつ抜かれつ。限界走行の中で意地の張り合いぶつかり合い。
なんちゅーレースだ!面白すぎる!!

レースは残り1周。ラストラップ。優勝争いはストーナーとメランドリの2人に絞られた。ストーナーが勝てば、我が神スペンサー様の持つ最年少優勝記録に並ぶ。メランドリが勝てば、昨季に続くトルコGP連覇でタイトル争いに勢いがつく。もうどっちが勝ってもいいや。最後にもう一勝負見せてくれ!

果たして勝負は、今レース一番のパッシングポイント、バックストレートエンドのブレーキングで決着した。
5速全開の11コーナーを2台のRCVがテール・トゥ・ノーズで駆け抜ける。メランドリはストーナーの背後にピタリとつけている。若干下り勾配の入ったバックストレートをフルスロットルで駆け降りていくストーナーとメランドリ。
そして運命のストレートエンド。ストーナーのインにメランドリがマシンを捻じ込んだ。

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インを突いたメランドリ。ストーナーがアウトからカブせるが・・・
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ストーナーがアウトからカブせる。
ジリジリとメランドリが前に出る。
切り返しの右コーナー。
メランドリがストーナーの鼻先を抑えた。
ここで勝負アリ。

最終左コーナーでもストーナーを抑え切ったメランドリが、そのままフィニッシュラインまでリードをキープし、トルコGP2連勝を達成した。おめでとう!

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敗れたとは言えストーナーはMotoGPクラス初の表彰台をゲット。
ヘイデンは最後は大きく差をつけられたけど3位に入って連続表彰台記録を「7」に伸ばした。

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ホンダが久しぶりに表彰台を独占。ってことは、奴は・・・?
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もし予選もドライ・コンディションだったら、きっと別の結果になっていたと思う。たぶんプラクティスで絶好調だったヘイデンとストーナーが序盤から抜け出して、2人で優勝争いをしていた可能性が高かったんじゃないか?
でも予選でスズキの2台が上位に入り、決勝では“蓋”役になってヘイデンとストーナーの序盤のダッシュを抑えてくれたおかげで、グリッド後方スタートだったメランドリやペドロサも追いつくことができたし、観応えのある大混戦になったんだと思う。

まぁそれにしてもほんとーに面白いレースだった! 最初から最後まで見所の連続。まさに、これぞザ・レースだよね。やってる方は大変だろうけど、観てる方はまた次回も期待しちゃうよ。悪いね。
でもまた次もよろしく!


復活したマルコメ、計算が狂ったヘイデン

素晴らしい大バトルを繰り広げたホンダRCV軍団だけど、結果的には明暗が分かれちゃったねぇ。
メランドリ「素晴らしいレースだった。決して楽なレースではなかったが、本当に楽しく走ることが出来た。」「今日は、ペドロサ、そしてストーナーという若いライダーと素晴らしいバトルをすることが出来た。最後はストーナーとの戦いになったが、最終コーナー手前で勝負しようと決めていた。優勝することが出来て、本当に嬉しい。」(ホンダ)

昨季終盤2連勝して、今季一番期待されていたマルコメ。でも開幕2戦は全くの不発。「どーしたマルコメ!?」と世界中が思ってた矢先のこの勝利。そうそう、これを期待してたのよ。相性のいいトルコGPを2連覇。本人も快心の勝利だったろう。
得意のトルコで調子が戻ったと見ていいのかな? いいよね?
なら、この勢いで今年こそ打倒ロッシだ!

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敗れたストーナーは、最年少優勝記録を期待されていただけにガッカリっぽい感じだけど、ストーナー本人は納得の結果だったみたいだから、こちらも「明」ってことかな。
ストーナー「素晴らしい気分だ。まるで125ccのレースのようだった。今日はトップグループでレースをすることが出来た。自分の力を証明することも出来たし、嬉しい。」
「最後にマルコがしかけてくることはわかっていたが、最終ラップの1コーナーで転んでいたし、無理は出来なかった。今日は表彰台に立たないといけないと思っていた。」(ホンダ)

でも途中トップに立って後続を少しリードしてみせた時は、こりゃひょっとするとひょっとするかも!?、と70%ぐらい期待したんだけどねぇ。
いやでも2位だって立派なもんだ。カタールのトップ快走はフロックじゃなかったことがこれで証明された。ペドロサはともかく、ストーナーはちょっとMotoGPクラス転向は早いんじゃないか? と思ってたけど、それは全くの思い過ごし、余計なお世話でした。ごめんなさい。
今後は優勝候補としてマークされるだろうけど頑張って。

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一方、「暗」だったのは本家レプソルの2台。
ヘイデン「今日は楽しいレースだった。トップグループの選手は、みんな、アグレッシブだったし、すごい抜き合いだったからね。今日は、スタート前にタイヤを保温するカバーが熱でディスクに張り付くというトラブルを抱え、ブレーキが効かなかった。ウオームアップのときはピットに戻ろうかと思うほどだった。走っているうちにだんだん良くなったが、最後まで完璧にはならなかった。今日は速いレースだった。ブレーキングもハードだったし、最後は無理をしないことにした。
しかし、言い訳はしたくない。チームもミシュランも素晴らしい仕事をしてくれた。表彰台に立てたし、ポイントでトップに立つことも出来た。それを思えば、今日は完璧なレースだった。しかし、まだ3レースが終わっただけ。このポジションをキープしなくてはいけない。そして、勝たなくてはいけない」(ホンダ)

2勝目を狙っていたヘイデンにすれば、初日は絶好調だっただけに計算が狂っちゃったんだろうから可哀相な気もするけど、まぁ、これがレースと言うものだしね。スタート前のトラブルが無ければ、あるいは予選の計算違いも跳ね除けてイケてたのかも知れない。「言い訳はしたくない」とは言いつつ、コメントの端々に悔しさが滲み出てるし。でもそれでこそ頼もしいじゃないの。まだ3戦とは言えポイントテーブルでも初の首位に立ったし。ぜひこの好調さを維持して、次もいい走りしてちょうだいね。
「勝たなくてはいけない」。そう、次こそ表彰台の真ん中に立て!

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チームメイトのペドロサも惜しかった。1コーナーで毎ラップのように見せる鬼突っ込みがスゴかった! 左足がステップから外れる姿は、なんか往年のブレーキング王シュワンツにダブって見えて鳥肌立ったよ!
ペドロサ「最終ラップまではうまくいってたんです。スタートに成功したので序盤に順位をかなり挽回できました。リズムも良かったので何人もライダーを抜き、計画通り先頭集団に追いつきました。レース終盤が難しかったですね。タイムをロスしてから先頭に少し離されてついていけなくなり、1コーナーの進入時に転倒してしまいました。多分リアが流れてフロントを失ったんです。まだマシンは起こせたので14位で完走はできて、少なくとも2ポイントは取れました。
レースウイーク全体を通してチームの調子は良かったのに申し訳ないです。今週は2回ミスして転倒も2回しましたから、あまり仕事に集中できてなかったんだと思います。」(インテリマーク)

ペドロサは当初はその小さな身体がMotoGPクラス向きじゃないと思われてたけど、それは完全に見込み違いだったな。不利と思われたその小さな身体の軽さを活かして、立ち上がり加速が抜群にいい。おかげでストレートでトップスピードも伸びるから、それが大きな武器になってる。実際、今季ここまで3戦全てでペドロサがイベント最高速をマークしている。
次はGPカレンダー中、最も最高速が伸びる上海サーキット。初優勝の可能性高いんじゃないの?

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で、ロッシはどこにいたの?

ロッシがこれほど存在感が薄かったGPでいつ以来? 96年のGPデビューシーズン以来じゃないの? って言うくらい、今回ロッシは全くいいところが無かった。
決勝でこそ4位にまでポジションアップしたのは流石だったけど、GPウィーク中トップ3に入ったのはフリー・プラクティスの1回目のみ。以降はずっと10番手前後をウロウロ。バイブレーション(チャタリング)問題はまだ全然解決していないみたいね。
ロッシ「スタートはうまくいったが、そのあとヘレスの第1コーナーのアクシデント、250ccクラスのロレンツォの身に起こったことを考えてしまっていたんだ。だからイン側のラインを取ったら4~5台分損をした。1周目終了までにかなり挽回したが、次の周にまたブレーキングでミスをして3秒くらい遅れてしまったので、この時点で表彰台獲得のチャンスはなくなってしまった。」(ヤマハ)

開幕戦では自分自身も痛い目に遭ったからね。慎重に行きたい気持ちは分からんでもないけど、あのロッシがそこまで弱気だったってことに驚いた。それだけ問題は深刻ってこと?

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エリアスに煽られてたロッシ。悩みは深そう。
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ロッシ「明日はここでテストを行なうので、どのくらいの成果が得られるか、どのくらい前へ進めるか楽しみだ。チャンピオンシップは長いので、今重要なことは現在のランキングやトップとのポイント差ではなく、マシン性能をできる限り引き出せるようにすること。今年は厳しい戦いで、マシンに問題があればひとつやふたつの順位でなく10人分も後退してしまうだろう。トップ争いはとても見応えのあるバトルになっているようなので、自分がそこに加われないことが悔しい。今のところはまだ、上位7人にタイトルのチャンスがあると考えているが、いずれにしても長い長い道のりだ」(ヤマハ)

04年にヤマハに移籍してきた直後も慎重な言い回しが目立ってたけど、今季はやっぱりちと様子が違う。思えば、昨年はホンダ(とりわけビアッジ)がバイブレーションに悩まされてた。それが今季は完全に立場が逆転しちゃった。

バイブレーション問題ってなかなか解決が難しいものらしい。ミシュランがワイド・プロファイルとか何とか言う新型タイヤ(バンク角が大きい時でも高グリップを発生するらしい)を開発して、ホンダ陣営はそれで好結果を出してるのに対して、ロッシは従来型のタイヤを使い続けているとか。グリップ・レベルが高いとバイブレーションが発生しちゃうから、より高性能になった新型は逆効果なんだろう。

トルコGP直後のテストでは予定通りプログラムをこなして、まずまずの結果が出てるように伝えられているようだけど、さて実態はどうなのやら。「ロッシにはこのくらいのハンデがあって丁度いい」なんて思ってたりもしたけど、もし問題がまだ長引くようなら、ロッシと言えどもこりゃキッツイことになりそうだねぇ。

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やっぱりロッシは憎たらしいほど強くなきゃ
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スズキ大手柄。でもブリヂストンはしっかりせえよ。

スズキは今回大手柄でしたなぁ。コンディションが有利に働いたということもあるにせよ、PPは見事だったし、なにより決勝を面白してくれた(あんまりいい意味ではないけどね)
バーミュレン「もっともっと上に行きたいけれど、今日の結果は上々だね。スタートは今までにないほど決まったし、序盤はバイクもすごく調子がよくてラクに乗れていたんだ。」
「これから先、もっともっと前の方を走りたいね」(スズキ)

ホプキンス「本当に残念だった。僕に出来ることは全部やったんだけれど、悔しいね。」
「レース序盤はバイクもタイヤもすごく調子がよくて、セテにずっとついていけていたんだ。それからはタイヤのグリップが落ちてしまって、ピットに入らざるを得なくなったんだ。」
「けれど、僕たちはもうすぐトップグループを走れるよ!」(スズキ)

いや、それはどうかな・・・
でも確実に前進はしてるようには、思う、かな?

いずれにしても、カタールでの“あの、おいた”は大目に見てもらえたみたいで良かったね。

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雨で速いのは実力がある証拠。バーミューレン化けるかも・・・?
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それにしてもブリヂストン勢は決勝で総崩れだったなぁ。どうしたん?
ホプキンスだけでなくてジベルノウもトラブルが出たみたいだし。
ヘレスやカタールみたいに事前テストできたところはミシュランと互角に戦えるけど、テストできてないところはからっきしダメ、ってんじゃあ、この先心もとないね。まぁ、ダンロップほどじゃないけどさ。頑張って。

一人蚊帳の外・・・

触れないわけにはいかないよなぁ。RCV軍団が大暴れしたGPで、一人蚊帳の外だったタマヤン。
玉田「ウオームアップを終えたときに、今日はいいレースが出来ると思った。しかし、序盤からペースを上げることが出来なかった。リアのグリップがなく、フロントもあまりいいフィーリングではなかった。そのために、ブレーキングもコーナーの立ち上がりもうまく走れなかった。前回のカタールほど悪くはないが、とても満足できるレースではなかった。レースは、スタートからゴールまで同じペースで走った。ペースが落ちてきた選手を何台か抜いただけ。悔しいレースだった」(ホンダ)

インタビューに応えてる時のあの表情がなんとも・・・。

真面目な話、今季ずっとこの調子だとしたら来季はもう(略)。
もちろん本人が一番よく分かってるだろうけども、それでインタビューの時のあの表情だとすると・・・。

GP直後のテストでは結構いい結果が出たみたいだし、クサらず頑張ってこの苦境を乗り切ってね。

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とにかく応援するほかない。
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なにあの漫画みたいな逆転劇

MotoGPクラスも凄かったけど、250ccクラスはなんだかもっと凄いことになってたみたい!

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PPのロレンツォが1コーナーで消える波乱。シューヘー・・・
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最終ラップのバックストレート入り口の11コーナー。青山兄がトップで突っ込むものの、立ち上がりでスリップを抜け出したドビ、バルベラ、デ・アンジェリスに左右から挟み撃ちされるように次々と交わされて一瞬にして4位に後退してしまう。
と思いきや、左右からマシンを中央に寄せてきたバルベラとデ・アンジェリスのラインがクロスして接触。デ・アンジェリスがコースの外に弾き出されてジ・エンド。
バルベラもバランスを崩してブレーキング・ミスのオーバーラン。
さらに2台が鼻先で接触したドビも思わず怯んでスロットルを戻して後退。
一転して再びトップに返り咲いた青山兄がそのままフィニッシュラインを潜り抜けて、見事今季初優勝、GP通算2勝目をゲット!

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逆転に次ぐ逆転で最後に笑ったのは博一と書いてヒロシ!
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ワッシャッシャッシャッシャッ!!
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漫画でもあそこまで劇的なクライマックスは描かないでしょ。
そのくらい凄いレースだったのにダイジェストでしか観られない地上波組は負け組みですかそうですか。

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グッ!!
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それにしてもドビツィオーゾは勝てないねー。
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by oretch | 2006-05-07 01:14 | MotoGP

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