2006年 06月 02日
Desmosedici RR 登場
ようやくお披露目されましたな。

motogp.com : 市販車デスモセディッチ初披露 (2006/06/01)
ドゥカティ・コルシ社は1日、デスモセディッチGP06の市販車『デスモセディッチRR』を初披露した。
2日からの第6戦イタリアGPを直前に控え、サーキット内で来年7月に限定400台で販売を予定しているレプリカモデルの発表会には、ドゥカティ・モーターホールディングのフェデリコ・ミノーリ、ドゥカティ・コルシのクラウディオ・ドメリカーレ、ドゥカティ・マールボロのロリス・カピロッシ、セテ・ジベルナウ、ビットリアーノ・グアレセキらが出席した。
トメリカーレは、「グランプリマシンの正真正銘のレプリカです。このバイクの技術レベルは非常に高く、MotoGPの全ての開発技術を始めて市販車に転用しました。パワーは200OV。このバイクだけの特別パーツで組み立てました。プロデュクションバイクの新しい代表的なバイクとなるでしょう」とレプリカモデルを説明した。
(motogp.comより抜粋)


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WGP第6戦イタリアGPが開催されるムジェロで行われた発表会。
Photo (C) Ducati Motor Holding S.p.A.


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これはWGPで激戦を戦うレース用デスモセディッチ
Photo (C) Ducati Motor Holding S.p.A.


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で、これが公道用市販デスモセディッチ
Photo (C) Ducati Motor Holding S.p.A.



そのまんまじゃん

すっげえええええええええ!
まさにロード・ゴーイング・MotoGPマシン。
「RR=Racing Replica」の名に偽り無し。




■ レプリカじゃなくてクローン

レーサーレプリカは数あれど、ここまで本物に近いレプリカは他にないでしょ。
名古屋には4輪のリアルF-3000マシンに保安部品つけて車検取って公道で乗ってるクルマバカがいるらしいけど、まさにそんなノリだよね。

スペック見ても全く遠慮が無い。エンジンはオーバー200馬力だって。使われている素材はレース・マシンと同じらしいから(ブレーキディスクはカーボンじゃなくてスチールみたいだけど)、恐らく車重もレース・マシンと比べて保安部品分しか増加してないんだろう。てことはパワー・ウェイト・レシオは1ps/kgを軽く下回ってんだろう。なんちゅー化物を売るんだイタリア人は。

FIMのレギュレーションに合致する102dbのエキゾーストや専用CPU、スタンドなどが含まれる専用のレースキットが付属品として付いてくるらしいから、もしかしたらコイツを買ってWGPに参戦しようなんて考える奴も出てくるんじゃないの。マジで。

ホンダやヤマハだって本物“そっくり”のレプリカを出してるけど、このデスモRRは“そっくり”を超えてもはや“クローン”だなこりゃ。

■ バーゲン価格

生産台数はたった400台。中身はほとんどレース用デスモってことだから、そんなに大量に生産できないんだろう。まぁ、こんな化物マシンがアッチコッチ走ってたら危なくてしょうがないもんな。当然、お値段の方もそれなりになるんだろう。
買えるのは世界でも有数の超大金持ち達だけか・・・

と思いきや、なんと価格は“たった”5万ユーロだって!
2006.6初現在のレートだと、日本円で約720万円。これってバーゲン価格じゃない!?

確かにバイクとしてはとんでもない高価格ではある。高価格なバイクといえばMVアグスタだけど、それでもせいぜい300万円かそこらだ。オレッチの知る限り一番高いバイクは、バブル絶頂の1992年に発売されたホンダの楕円ピストン・マシンNR(750)だけど、それでも当時の新車価格は520万円だったから、デスモRRはそれよりも200万円も高いことになる。

でもさ、PS3を高級レストランにたとえて大顰蹙買ってる某SCE社長じゃないけど、デスモRRはただのバイクとして考えるべきじゃないと思う。本来なら世界中から選ばれたトップ・ライダー達しか見ることを許されない世界、世界最高峰レースMotoGPのスピードと興奮をリアルに体感できる装置なんだよ、デスモRRは。この世に代替品は無く、他では決して得られない価値を提供してくれるんだよ、デスモRRは。そう考えたら、5万ユーロという値段は間違いなく破格的な安値でしょ。

よ!ドゥカティ太っ腹!

な~んてなんだかんだ書いたって、しょせんオレッチには買えないんだけどね。


いや、財形崩せば買えるなぁ・・・。
たった720万円でMotoGPの世界を手に入れられるなら・・・・


でも替わりにもっと大切なものを失くすのは間違いないな。




ちなみに、720万円という値段で他に何が買えるか? ちょっと調べてみた。
モノの値段って様々だけど、値段で横串に並べてみるとこれが結構面白い。


 [不動産]
  ・ 北千住(足立区)の築20年の中古マンション(ワンルーム) 720万円
  ・ 千葉県印旛郡酒々井町の築26年の中古一戸建て(4DK) 700万円
  ※関東では1,000万円以下の新築物件は見つかりませ~ん

 [時計]
  ・ フランク・ミュラー ロングアイランド(宝飾仕様) 750万円
  ・ パテック・フィリップ パーペチュアルミニットリピーター 800万円

 [クルマ]
  ・ ロータス・エキシージ1.8S 690.9万円
  ・ ポルシェ・ボクスターS ティプトロ 728万円
  ・ シボレー・コルベット・クーペ(6AT) 740万円

 [旅行]
  ・ JTB超音速ジェット機体験ツアー(MiG25とSu35の2コース合計) 710万円

 [美容整形」 赤坂CSクリニック料金表より
  ・ 二の腕・腹全体・大腿・臀部の脂肪吸引、豊胸(シリコン)・吊り上げ、
    エラ・アゴ削り、両目二重(切開法)、隆鼻(入替)       合計714万円


モノの値段が様々なように、これらのモノにどんな価値を見出すかもまた人それぞれ。

でも、やっぱりオレッチの場合、北千住の築20年の中古ワンルームや、700万円もする時計は論外だし、ボクスターやロータス・エキシージと比べれば間違いなくデスモRRを選ぶ。
MiG25に乗れるツアーにはちょっと惹かれるものがあるけど・・・

でもやっぱり改めて考えてもデスモRRはバーゲン価格だと思うなぁ。
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by oretch | 2006-06-02 20:21 | MotoGP

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