2006年 06月 06日
【ロッシ狂奏曲】ロッシがF1を蹴った理由
ロッシの2輪残留のニュースが流れた時は、ロッシがF1を蹴った理由を環境面から考えてみた。シューマッハ残留とライコネン移籍(という噂)によるフェラーリ・シートの空きの問題や、本業である今季WGPでの低迷、強力な新人の台頭、そして来季のレギュレーション変更。


さて、いつも巡回している「F1通信」に、ロッシの内面的な理由を伝える記事が紹介されていた。

itv SPORT : Rossi gives his reasons (2006/06/02)
“It was at the Valencia test when Valentino realised that the driver is nothing in Formula 1,” the source told MCN.
「ヴァレンティーノが、F1ではドライバーは無価値だということを実感したのは、バレンシア・テスト(F1合同テスト)の時だ」と情報源はMCNに語った。

“While he was driving the car the engineers were constantly on the radio telling him what he could and couldn’t do.
「彼がF1カーをドライブしている間中、エンジニアが絶えず無線で、何をすべきで何をすべきでないか指図していた」

“Straight away he didn’t like this.”
「彼はすぐにこれが嫌になった」

The test reportedly convinced Rossi that F1 is primarily an “engineer’s sport” and that he would be unable to express himself the way he does on a motorcycle.
ロッシはこのテストを通して、F1とは元来「エンジニアのスポーツ」であり、自分が2輪でやっているように自分自身を表現することはできないとことを確信したと伝えられている。


「エンジニアのスポーツ」という表現はウマイな。現代F1はまさにその通り。
マシンのハンディを自分の腕でカバーして勝つ喜びを知っているロッシには、あれこれ指図されながら走るなんて、きっと退屈極まりないに違いない。

レース界の自由人((C)ベストカー)ことロッシは、そもそも権威主義のF1の中に納まりきるような器じゃないんだよ。

やっぱりF1に行かなくて正解。

b0039141_0354434.jpg

こんなことしちゃうロッシは、そもそもF1とは水と油だったんだよ。
(通算7度目のチャンピオンを決めた2005年マレーシアGPにて)
Photo (C) Yamaha Motor Co.

[PR]
by oretch | 2006-06-06 00:10 | MotoGP

<< 【MotoGP】ウン十周年記念... 【MotoGP】ロッシの強さの秘密 >>