2006年 07月 30日
【MotoGP】第10戦 ドイツGP レビュー その2
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Photo (C) CRASHNET /Yahoo!ITALIA


■ 日の丸GP隊大活躍

最大の注目点はMotoGPクラスのタイトル争いだけどもその前に、日本人勢、よく頑張った!

まずなんと言っても250ccクラスの高橋。最後の最後、最終ラップの最終コーナーで大逆転。フランスGPに続いて2度目の優勝を飾った。よくやった!
高橋(250cc 優勝)
「(一時)トップグループの最後尾に落ちたが、中盤からは、自分のペースを取りもどすことができた。それから確実にポジションを上げた。
2番手になったときに、このペースならアンジェリスに追いつくと思った。最終ラップ、1コーナーで抜こうと思ったが抜けなかった。それでも最後まであきらめず、最終コーナーでインから抜いた。

フランスGPの優勝は、あまり実感がなかったが、今日の優勝は、自分の走りがきっちりできたからだと思う。通算200勝目を飾ることができて本当に嬉しい」

(ホンダWGP情報より抜粋)

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今季2勝目は劇的な大逆転。タイトル争いも同じ感じでひとつ
Photo (C) Associated Press /Yahoo!ITALIA


さらにホンダは、最高峰クラスに続き250ccクラスでも通算200勝の偉業を達成した。200勝の歩みを振り返ってみれば、記念すべき1勝目は日本人のWGP初優勝でもあった。ライダーは言わずと知れた高橋国光。そして舞台も、200勝目と同じここドイツ(当時は西ドイツGP)だった。
なんかただの偶然の一致とはとても思えないよねぇ。

次は300勝、400勝を目指してください。



高橋のように結果は出せなかったけど、玉やんもようやく快心の走りをみせてくれたもうた。
玉田(MotoGP リタイア)
「すごくいい感じで走れていた。確かにタイヤには厳しいレースだったが、あのままトップグループで走れる自信はあった。

ぶつかったときは、ケニー(ロバーツJr.選手)がイン側に入ってきたのが見えた。その後、ケニーのバイクが左ヒザに当たって転んでしまった。残念だった」

(ホンダWGPレース情報より)

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ようやく ようやく ようやく
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ミシュランにスイッチしてからずーーーーっと低空飛行だった今季。正直、もう不調の波から逃れられなくなってんじゃないか? なんて心配したりもしたけど、どっこい玉やんは全然腐っちゃいなかった。もしアクシデントに巻きこれていなかったら、あるいは表彰台にだって手が届いていたはず。
怪我もたいしたことなかったみたいだし、大丈夫。きっとまたやってくれる。

中野だって6位はまずまずの成績だった。確かに一度もトップグループには追いつけなかったけど、“トップグループの次”の位置に今いるのは間違いない。シーズン後半だブリヂストンの得意なコースも多いし、大丈夫。こらもきっとやってくれる。

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応援はカワサキが一番だった
Photo (C) CRASHNET /Yahoo!ITALIA


■ タイトル争いの興味もまたググっと戻ってきた

さて本題のMotoGPクラスのタイトル争い。
目下ポイントランキング上位4人がそのままレースでも1-2-3-4フィニッシュした。でもランキングと順位が錯綜したから整理してみると、
 イギリスGP終了時点           ドイツGP終了時点

 1位 ヘイデン 153点          1位 ヘイデン 169点
 2位 ペドロサ 127点 (-26)     2位 ロッシ 143点 (-26)
 3位 ロッシ 118点 (-35)       3位 ペドロサ 140点 (-29) 
 4位 メランドリ 114点 (-39)     4位 メランドリ 134点 (-35)

ロッシはヘイデンとのポイント差を「9」も削ることに成功。ペドロサを抜いて遂にポイントランキング2位にまで浮上してきた。
ロッシ(優勝)
「信じられないようなレース!まず最初に僕はYZR-M1に謝らなければならないよ。だって昨晩僕は、初めて彼女を疑ってしまったんだから!でも彼女は今回もやっぱり誠意を見せてくれた。このことではジェレミーをはじめチームのみんなに心から感謝している。

スタート直後からリズムが良く、これなら優勝を狙っていけると思えた。トップに上がってからは、ライバルよりもコンマ2秒から3秒速いだろうと思っていたが、逃げるには足りなくて、ペドロサ、ヘイデン、メランドリとバトルになった。終盤のメランドリは本当に強かったけれど、最終コーナーでは幸い僕がいいラインを取ることができた模様。。

先週はここドイツのワールドカップでイタリアが優勝した。そして今回は僕。ドイツは僕らにとってとてもいい国だね!」

(ヤマハ発動機レース情報より抜粋)

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Photo (C) DPPI / www.Moto-Live.com


まさに起死回生の快心の勝利ってところだわね。イタリア、カタルニアと連勝して、さぁ逆襲の波にのってきたぞというところで痛恨の負傷。もはや1戦も落とせない中で頑張ってイギリスGPは望外の2位ゲットで借金を着実に返し、そしてついにドイツでは復活の勝利獲得。自力Vの可能性を、まさに自力で取り戻すことに成功した、と。


ではタイトル争いをリードするヘイデンの方はどうだったか?
追われるものより追うものの方が強い、とよく言われる通り、こうなったら今度はロッシじゃなくてヘイデンの方がプレッシャーを受けることになるんじゃない?
ヘイデン(MotoGP 3位)
「今日はいいバトルだったし、本当に楽しむことができた。みんなすばらしい走りだったし、厳しい戦いの中で、誰も一歩も譲らなかった。
レース終盤は、みんな前に出たがったし、自分もその中でチャンスを待った。ここは好きなサーキットだし、3位という結果には満足していない。しかし、今日のバトルを楽しむことができた。スタッフは素晴らしい仕事をしてくれた。みんなに謝したい。

優勝はできなかったけれど、バイクの状態は良かった。来週のラグナセカを本当に楽しみにしている。ラグナセカでは、25ポイントを手に入れることができると思う」

(ホンダWGCニュース情報)

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Photo (C) CRASHNET /Yahoo!ITALIA

あれ?なんか全然プレッシャー感じてないっぽい。

まぁ、確かにあれだけの混戦の中で3位以内というのはまずまずの出来だったしね。そうは言ってもまだ30点近い大量リードがあるわけだし、一戦ごとに喜んだりヘコんだりしてないで、今後もロッシとつかず離れずの位置をキープし続けていればいいわけだしね。

次は得意な母国ラグナセカというのも気が楽になっている理由の一つでもあるんだろう。
去年は圧勝したしね。

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Photo (C) Rick Kirk / SUPERBIKEPLANET



さて、次戦のラグナセカは果たしてヘイデンの予言通りの結果となるんだろうか?

それとも・・・・




って、もうとっくにラグナセカ終わってるんだけどさ。

地上波組みの哀しいところやね・・・   _| ̄|○


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ドイツで歓喜したロッシをラグナセカで待っていたものは・・・
Photo (C) CRASHNET /Yahoo!ITALIA

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by oretch | 2006-07-30 01:49 | MotoGP

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