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2004年 10月 14日
【MotoGP】 TV中継撤の危機
現在、出張移動中。初モバイル投稿。

毎朝、各新聞社のWebサイトをチェックする。
もちろん筆頭はトウチュー。
昨日は多忙でチェックできなかったので、
昨日の記事を今朝読んだ。

衝撃。

「NHK WGP中継撤退」 東京中日スポーツ 10月13日付

記事によれば

「思うように視聴率が上がらず、ここ数年は横ばいが続いていた。また、11月からBS1がニュース主体の編成になって、BS2にスポーツ中継が集中することになるため、視聴率の低いWGPが切り捨てられるかたちになったようだ。視聴率の低いWGPが切り捨てられるかたちになったようだ。」

とのこと。

「世界的に見ればWGPは、ホンダからヤマハに移籍して活躍中のV・ロッシ人気もあって放送権料は右肩上がり」

だと言うのに。観客動員数も年々伸びているニュースも記憶している。

もちろんNHKだけではなくNTVでも放送されているので、
これによって国内のTV放送が無くなる訳ではないが、記事には

「日本テレビをはじめとする民放各社と中継放送に向けて交渉中だが、WGPの中継ではスポンサーの獲得が難しく、交渉は難航している。」

ともある。

世界の2輪界を率いる4大メーカの地元でありながら、
なぜメジャーになれないのか?

この国でもWGPがメジャーな地位を得ることは、
オレッチを含め、WGPフリークにとって悲願だ。
メジャーになることで、日本のレース界は経済的に発展し、
優れた才能がより多く発掘され、国内レースの質と量が活性化される。
そして何より、これまでWGPの歴史に数々の栄光を刻み、
今で言うなら日本の“ソフトパワー”を世界に示してきた
数多くの日本人ライダー達のその偉大さと価値を、
これまで冷遇してきたこの母国の人たちに認知させることができる。

そのためにはTV放映は必須条件だ。

WGPの世界でのTV中継状況を調べてみた。
現在WGPは140の国と地域で放映されており、
そのうち、ほぼ全ての国で予選から生中継を楽しむことができる。
WGPは今や、サッカーやF1、テニス、ゴルフなどと並ぶ
世界規模のTVスポーツの主役の一つになっている。

来年以降も、WGPのあのスペクタクルを
ブラウン管を通して味わえることを期待して待っているしかないね。



「ブラウン管を通して」という表現はもはや死語?
今なら「液晶パネルを通して」かね。



WGPの放映状況を調べていて驚いたのは、
欧米系のメジャー衛星放送網の力の大きさ。
世界中がその放送網に入っている。スゴイ。
by oretch | 2004-10-14 10:10 | MotoGP

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