2006年 10月 04日
【F1】第16戦 中国GP 結果
チャンピオン争いはついにフリ出しに戻っちゃったよ・・・

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予選で沈没したはずの皇帝が見事な大逆転で優勝。ポイント首位も奪取!
Photo (C) Ferrari S.p.A. / FMotorsport.nifty


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相変わらず不恰好な皇帝のジャンプ姿。でももうこれが見納めかも知れないと思うと・・・
Photo (C) CRASHNET / AUTOSPORT WEB



Grand Prix of Chine @ 2006/10/01

Final Classification : 56Laps / Wet

[Pos.] # Driver (Nat.);     Const. Chassy; Tyre Time/Gap (Grid)
-------------------------------------------------------------
[ 1]  5 Michael Schumacher (GER); Ferrari 248F1; BS 1:37'32.747 ( 6)
[ 2]  1 Fernando Alonso (ESP); Renault R26; MI        +3.121 ( 1)
[ 3]  2 Giancarlo Fisichella (ITA); Renault R26; MI      +44.197 ( 2)
[ 4] 12 Jenson Button (GBR); Honda RA106; MI      +1'12.056 ( 4)
[ 5]  4 Pedro De La Rosa (ESP); McLaren MP4-21; MI +1'17.137 ( 7)
[ 6] 11 Rubens Barrichello (BRA); Honda RA106; MI    +1'19.131 ( 3)
[ 7] 16 Nick Heidfeld (GER); BMW Sauber F1.06; MI    +1'31.979 ( 8)
[ 8]  9 Mark Webber (AUS); Williams FW28; BS      +1'43.588 (15)

Race Leader

 Lap 1: 1 F.Alonso ; Renault
 Lap 23: 2 G.Fisichella ; Renault
 Lap 24: 1 F.Alonso ; Renault
 Lap 30: 2 G.Fisichella ; Renault
 Lap 42: 5 M.Schumacher ; Ferrari

 28 Laps - 1 F.Alonso ; Renault
 15 Laps - 5 M.Schumacher ; Ferrari
 13 Laps - 2 G.Fisichella ; Renault

Pole Position

1 Fernando Alonso (ESP); Renault R26; MI  1'44.360

Fastest Lap

1 Fernando Alonso (ESP); Renault R26; MI  1'37.586 @ Lap49

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ピットストップでのミスが命取りに。なんかこのところルノーおかしくないか?
Photo (C) Associated Press / Yahoo!ITALIA





Point Standings

Driver

[ 1]  5 Michael Schumacher (GER); Ferrari 116pts.
[ 2]  1 Fernando Alonso (ESP); Renault 116pts. (-0)
[ 3]  2 Giancarlo Fisichella (ITA); Renault 63pts.
[ 4]  6 Felipe Massa (BRA); Ferrari 62pts.
[ 5]  3 Kimi Raikkonen (FIN); McLaren 57pts.
[ 6] 12 Jenson Button (GBR); Honda 45pts.
[ 7] 11 Rubens Barrichello (BRA); Honda 28pts.
[ 7]  4 Juan Pablo Montoya (COL); McLaren 26pts.
[ 9] 16 Nick Heidfeld (GER); BMW Sauber 22pts.
[10]  4 Pedro De La Rosa (ESP); McLaren 18pts.

Constructor

[ 1] Renault ; Mild Seven Renault F1 Team  179pts.
[ 2] Ferrari ; Scuderia Ferrari Marlboro  178pts. (-1)
[ 3] McLaren ; McLaren Mercedes  101pts.
[ 4] Honda ; Lucky Strike Honda Racing  73pts.
[ 5] BMW Sauber ; BMW Sauber F1 Team  35pts.
[ 6] Toyota ; Panasonc Toyota Racing  30pts.
[ 7] Red Bull ; Red Bull Racing  16pts.
[ 8] Williams ; Williams F1 Team  11pts.
[ 9] Toro Rosso ; Scuderia Toro Rosso  1pt.
[ -] Spyker ; Spyker MF1 Racing  0pt.
[ -] Super Aguri ; Super Aguri F1  0pt.


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決勝レースはウェット・コンディションでスタート。
フロントローから飛び出したルノー2台が、1-2体制でレース序盤をリードする。
Photo (C) XPB / www.F1-Live.com


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序盤で大量リードを築いたアロンソが余裕のピットイン。
路面が乾き始めたので磨耗したタイヤを交換。ところが、この判断が間違っていた・・・
Photo (C) DPPI / www.F1-Live.com



Statistics and Notes

    ポールポジション記録

  • F.Alonsoが中国GP2年連続、今季6回目、通算15回目のPPを獲得。A.Ascari('52、'53)、J.Hunt('76)、R.Petersonを抜いて歴代単独15位に。同14位のS.Mossが持つ記録「16」まであと「1」。
  • Renaultが中国GP2年連続、今季7回目、2年連続、通算50回目のPPを獲得。現在、歴代5位。同4位のLotusが持つ記録「105」まであと「55」。

    優勝記録

  • M.Schumacherが今季単独トップとなる7回目、通算91回目の優勝。歴代1位記録を更新し、同2位のA.Prost('85、'86、'89、'93)が持つ記録「51」との差を「40」に拡大。
    現役2位のF.Alonsoとの差は「77」に。
    ちなみに、この中国GPでF1は766戦目。実にその約12%をたった1人のドライバーが勝ったということになる。スッゲェ。
  • Ferrariが今季単独トップとなる8回目、通算191回目の優勝。歴代1位記録を更新し、同2位のMcLarenが持つ記録「148」との差を「43」に拡大。


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交換したタイヤが思うようにポテンシャルを発揮せずペースダウンしたアロンソ。
タイヤを交換せず追走してきたフィジコとシューが急速に追い上げてきて・・・
Photo (C) WRI / www.F1-Live.com


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フィジコに続いてシューもアロンソをパス。6番グリッドからの見事の追い上げ。
Photo (C) CRASHNET / AUTOSPORT WEB


    表彰台記録

  • M.Schumacherが今季トップタイとなる12回目、通算154回目の表彰台獲得。歴代1位記録を更新し、同2位のA.Prostが持つ記録「106」との差を「48」に拡大。
    現役2位のD.Coulthardとの差は「93」に。
  • F.Alonsoが今季トップタイとなる12回目、通算35回目の表彰台獲得。J-M.Fangio('51、'54~'57)、E.Fittipaldi('72、'74)と並ぶ歴代17位タイに。同15位タイのG.Hill('62、'68)、K.Raikkonenが持つ記録「36」まであと「1」。
  • G.Fisichellaが今季4回目、通算17回目の表彰台を獲得。A.Ascari、K.Rosberg('82)と並ぶ歴代47位タイに。同45位タイのM.Hawthorn('58)、H-H.Frentzenが持つ記録「18」まであと「1」。

    ファステストラップ記録

  • F.Alonsoが中国GP初、今季4回目、通算7回目のFLを記録。R.Schumacherと並ぶ歴代33位タイに。同31位タイのJ.Hunt、G.Villeneuveが持つ記録「8」まであと「1」。
  • Renaultが中国GP初、今季4回目、通算26回目のFLを記録。現在、歴代7位。同6位の前身であるBenettonが持つ記録「36」まであと「10」。
    ちなみにBenetton時代と合算すると合計「62」になり、これはLotus(71回)に次いで歴代5位に相当する。


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終盤、タイヤをいち早くドライに替えたシューがフィジコも抜いてトップを奪取。
シュー、フェラーリ、ブリヂストンの三位一体の見事な逆転劇。
Photo (C) DPPI / www.F1-Live.com


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ファステストを連発して追いすがるアロンソを振り切って今季7回目のトップチェッカー。
ポイントではアロンソと同点ながら、勝ち星で上回って2年ぶりにポイント首位に立った。
Photo (C) XPB / www.F1-Live.com


    チャンピオンシップ

  • M.SchumacherがF.Alonsoと同点で並んだが、勝利数で上回ったことで順位が逆転し、今季初のドライバーズチャンピオンシップのポイント首位に立った。
    M.Schumacherがポイント首位に立つのは2004年最終戦以来2年ぶり。
    僅か2戦を残した時点でタイトル争いがフリ出しに戻るというのは、複雑な計算になる有効ポイント制時代もザッと調べてみたけど、F1GPの57年の歴史で初めての出来事。全戦ポイント制になった91年以降で調べてみると、これまで最も僅差だったのは1999年の「2」点差。この年は2戦を残した時点で首位だったM.Hakkinenが、最後でようやう2位E.Irvineを振り切って2年連続チャンピオンに輝いた。
    さて今シーズンはどうなるか?
  • コンストラクターズチャンピオンシップでは、Renaultが再びFerrariを逆転して首位を奪還。その差は僅かに「1」点。
    こちらはFerrariとWilliamsが2戦を残して同点に並んだ2003年以来の僅差になる。

    Notes

  • M.Schumacherは中国GP初優勝。これで優勝経験のあるGPの数は「22」に上り、もちろん史上最多記録。歴代2位記録は勝利数でも歴代2位のA.Prostで「18」。同3位は同じく勝利数でも同3位のA.Sennaで「17」。
    優勝サーキット数はGP数を一つ上回る「23」で、こちらももちろん史上最多記録。歴代2位はGP数と同じくA.Prostで「22」。同3位はN.Mansellが「19」で続く。
    今シーズン残りレースはいずれも既に優勝経験済みなので、もし本当にM.Schumacherが今季限りで引退するなら、もうこれ以上の記録更新は無い。
    ちなみに、M.Schumacherを除く現役ではF.Alonsoがどちらも「13」でトップ。勝利数では6倍以上の開きがあるけど、これらの記録なら今後更新も可能かも。

※記録は全て1950年代のアメリカGP(インディ500)のものを含む。
※各コンストラクターの記録は買収された前身時代を含まない。
※FLはファステストラップのこと。
※ドライバー名の後ろの( )内はチャンピオン獲得年


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2-3フィニッシュでコンストラクターズでは首位を奪還したルノー。
でも表彰台のアロンソに笑顔なし。そりゃそうだ。
シーズン序盤に築いた大量リードは霧散して、
タイトル争いはフリ出しに戻っちゃったんだもんね。
Photo (C) CRASHNET / AUTOSPORT WEB


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レース終盤、トップを走るシューをモニターで見ながら
ワクテカしてるフェラーリのクルーたち。
皇帝に最後の花道を飾らせることができるかな?
Photo (C) DPPI / www.F1-Live.com






M.Schumacherがこれまでに勝ったサーキットの一覧

(順) サーキット 初優勝 優勝回数
-------------------------------------
(1) Spa-Francorchamps (BEL) 1992年 6回
(2) Estoril (POR) 1993年 1回
(3) Intelragos (BRA) 1994年 4回
(4) TIサーキット英田 (JPN) 1994年 2回
(5) Dino et Enzo Ferrari (ITA) 1994年 7回
(6) Montecarlo (MON) 1994年 5回
(7) Gilles-Villeneuve (CAN) 1994年 7回
(8) Magny-Cours (FRA) 1994年 8回
(9) Hungaroring (HUN) 1994年 4回
(10) Jerez (ESP) 1994年 1回
(11) Catalunya (ESP) 1995年 6回
(12) Hockenheimring (GER) 1995年 4回
(13) Nurburgring (GER) 1995年 5回
(14) 鈴鹿 (JPN) 1995年 6回
(15) Monza (ITA) 1996年 5回
(16) Buenos Ires (ARG) 1998年 1回
(17) Silverstone (GBR) 1998年 3回
(18) Albert Park (AUS) 2000年 4回
(19) Indianapolis (USA) 2000年 5回
(20) Sepang (MAS) 2000年 3回
(21) A1-Ring (AUT) 2002年 2回
(22) Sakhir (BAH) 2004年 1回
(23) Shanghai (CHI) 2006年 1回


出走経験があるけど勝ったことのないサーキットは、アデレード市街地コース(出走4回)、ドニントンパーク(同1回)、イスタンブール(同2回)、それとキャラミ(同2回)の4コースのみ。

とにかく、どこだろうと勝ちまくったのね。

改めてこうして振り返ってみると、シューマッハはやっぱり稀代の偉大なドライバーだったんだなぁ・・・(シミジミ)

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なんだかんだ言ってもサ、やっぱりシューはスゴいドライバーなんだよな。
Photo (C) WRI / www.F1-Live.com

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by oretch | 2006-10-04 12:19 | F1

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