2007年 03月 28日
【F1】第1戦 オーストラリアGP 結果
紅い帝国の新王に名乗り?

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MotoGPに続いてF1も遂に開幕!
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フェラーリ移籍後初GPでいきなり優勝。ティフォシのハートを鷲掴み?
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Grand Prix of Australia @ 2007/3/18

Final Classification : 58Laps / Dry

[Pos.] # Driver (Nat.);     Const. Chassy; Tyre Time/Gap (Grid)
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[ 1]  6 Kimi Raikkonen (FIN); Ferrari F2007; BS    1:25’28.770 ( 1)
[ 2]  1 Fernando Alonso (ESP); McLaren MP4-22; BS    +7.242 ( 2)
[ 3]  2 Lewis Hamilton (GBR); McLaren MP4-22; BS     +18.595 ( 4)
[ 4]  9 Nick Heidfeld (GER); BMW Sauber F1.07; BS     +38.763 ( 3)
[ 5]  3 Giancarlo Fisichella (ITA); Renault R27; BS    +1’06.469 ( 6)
[ 6]  5 Felipe Massa (BRA); Ferrari F2007; BS       +1’06.805 (22)
[ 7] 16 Nico Rosberg (GER); Williams FW29; BS         +1 Lap (12)
[ 8] 11 Ralf Schumacher (GER); Toyota TF107; BS       +1 Lap ( 9)
[12] 22 Takuma Sato (JPN); Aguri SA07; BS           +1 Lap (10)

Race Leader

 Lap 1: 6 K.Raikkonen ; Ferrari
 Lap 19: 2 L.Hamilton ; McLaren
 Lap 23: 6 K.Raikkonen ; Ferrari
 Lap 43: 1 F.Alonso ; McLaren
 Lap 45: 6 K.Raikkonen ; Ferrari

 52 Laps - 6 K.Raikkonen ; Ferrari
  4 Laps - 2 L.Hamilton ; McLaren
  2 Laps - 1 F.Alonso ; Renault

Pole Position

6 Kimi Raikkonen (FIN); Ferrari F2007; BS   1'26.072

Fastest Lap

6 Kimi Raikkonen (FIN); Ferrari F2007; BS   1'25.235 @ Lap41

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タイトル争いの本命の2人と驚異の新人が立った表彰台。
後々、今季のレースシーンを象徴するシーンだったと言われることになりそう・・・
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Point Standings

Driver

[ 1]  6 Kimi Raikkonen (FIN); Ferrari 10pts.
[ 2]  1 Fernando Alonso (ESP); McLaren 8pts. (-2)
[ 3]  2 Lewis Hamilton (GBR); McLaren 6pts. (-4)
[ 4]  9 Nick Heidfeld (GER); BMW Sauber 5pts. (-5)
[ 5]  3 Giancarlo Fisichella (ITA); Renault 4pts. (-6)
[ 6]  5 Felipe Massa (BRA); Ferrari 3pts. (-7)
[ 7] 16 Nico Rosberg (GER); Williams 2pts. (-8)
[ 8] 11 Ralf Schumacher (GER); Toyota 1pt. (-9)
[NC] 22 Takuma Sato (JPN); Aguri 0pt. (-10)

Constructor

[ 1] McLaren ; Vodafone McLaren Mercedes  14pts.
[ 2] Ferrari ; Scuderia Ferrari Marlboro  13pts. (-1)
[ 3] BMW Sauber ; BMW Sauber F1 Team  5pts. (-9)
[ 4] Renault ; ING Renault F1 Team  4pts. (-10)
[ 5] Williams ; AT&T Williams F1 Team  2pts. (-12)
[ 6] Toyota ; Panasonc Toyota Racing  1pt. (-13)
[NC] Honda ; Honda Racing F1 Team  0pt. (-14)
[NC] Super Aguri ; Super Aguri F1 Team  0pt. (-14)

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スタート直後の1コーナー。PPのライコネンが抜群のスタートでホールショット!
2番手にハイドフェルト、3番手には王者アロンソを抑えた新人ハミルトン!
レース序盤は、トップを逃げるライコネンを2位ハイドフェルトとマクラーレン・コンビが追う展開。Photo © CRASHNET / AUTOSPORT WEB


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ハイペースでグングン逃げるライコネンを追いかけたいマクラーレン・コンビ。
だけど、2位ハイドフェルトが蓋になってギャップがどんどん開いていく。
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Statistics and Notes

    ポールポジション記録

  • K.RaikkonenがFerrari移籍後初、オーストラリアGP初、シーズン開幕戦初と”初尽くし”となる通算13回目のPPを獲得。J.Brabham('59、'60、’66)、G.Hill('62、’68)、J.Villeneuve('97)、J.Ickx、R.Barrichelloと並ぶ歴代19位タイに。同16位タイのA.Ascari('52、’53)、J.Hunt(’76)、R.Petersonが持つ記録「14」まであと「1」。
    ちなみに、Ferrariドライバーとしては史上30人目。
  • Ferrariが昨季日本GPから3戦連続、オーストラリアGPでは3年ぶりとなる通算187回目のPPを獲得。歴代1位記録を更新し、同2位タイのMcLaren、Williamsが持つ記録「125」との差を「62」に拡大。

    優勝記録

  • K.Raikkonenが一昨年の日本GP以来20戦ぶりに、Ferrari移籍後初、オーストラリアGP初、シーズン開幕戦初と”初尽くし”となる通算10回目の優勝。J.Hunt、J.Scheckter(’79)、R.Peterson、G.Bergerと並ぶ歴代23位タイに。同22位のJ.Villeneuveが持つ記録「11」まであと「1」。
    ちなみに、Ferrariドライバーとしては史上36人目。詳細は末尾参照。
  • K.RaikkonenがFerrari移籍後初、オーストラリアGP初、シーズン開幕戦初と”初尽くし”となる通算4回目のポール・トゥ・ウィンを達成。G.Hill、J.Surtees(’64)、E.Fittipaldi(’72、’74)、J.Ickx、C.Reutemannと並ぶ歴代21位タイに。同18位タイのJ.Villeneuve、G.Bergere、R.Barrichelloが持つ記録「5」まであと「1」。
    ちなみに、Ferrariドライバーとしては史上21人目。
  • Ferrariが3年ぶりに開幕戦を制し、通算193回目の優勝。歴代1位記録を更新し、同2位のMcLarenが持つ記録「148」との差を「45」に拡大。


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ハイドフェルトが13周目にピットインして、マクラーレン・コンビがようやく2-3番手に浮上。
でもその頃にはライコネンはすでにブッチ切りの独走状態。
そのままフィニッシュして開幕戦を制した。
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レース後半の見所はマクラーレン同士の緊張感あるランデブー走行。前は新人ハミルトン。
アロンソは2回目のピットストップ・タイミングで逆転。なんとか面目を保った。
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    表彰台記録

  • K.Raikkonenが昨季イタリアGP以来4戦ぶりとなる通算37回目の表彰台獲得。鉄人R.Patreseと並ぶ歴代15位タイに。同14位のF.Alonso('05.’06)が持つ記録「38」まであと「1」。
  • F.AlonsoがMcLaren移籍後初となる通算38回目の表彰台獲得。鉄人R.Patreseを抜いて歴代単独14位に。同13位のD.Hill(’96)が持つ記録「42」まであと「4」。
  • L.HamiltonがF1初出走で初表彰台を獲得。昨季イタリアGPでのR.Kubicaに次いで史上192人目、イギリス人としては2004年のJ.Button以来3年ぶり史上39人目。
    表彰台1回はM.Webber、P.De La Rosa、佐藤琢磨ら64人と並ぶ歴代128位タイ。同100位タイのW.Wurz、M.Salo、M.Hailwoodら28人が持つ記録「2」まであと「1」。


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今季チャンピオン候補にもなっているマッサはエンジン交換で最後尾スタート。
ワンストップ作戦の怒涛の追い上げで6位フィニッシュ。フェラーリ速っ!
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    ファステストラップ記録

  • K.RaikkonenがFerrari移籍後初、オーストラリアGPでは昨季に続き2年連続4回目となる通算20回目のFLを記録。”孤高の天才”A.Senna('88、'90、’91)、”Let it be”D.Hill(’96)、”無冠の帝王”S.Mossを抜いて歴代単独10位に。同9位のG.Bergerが持つ記録「21」まであと「1」。
    ちなみに、Ferrariドライバーとしては史上33人目。
  • K.Raikkonenが初のグランドスラム(PP、優勝、FLの同時記録。ハットトリックとも言う)達成。昨季カナダGPでのF.Alonsoに次いで史上38人目、フィンランド人としては1998年のM.Hakkinen('98、’99)以来9年ぶり史上2人目。
    グランドスラム1回は、G.Farina(’50)、M.Hawthorn(’58)、P.Hill(’61)、J.Rindt(’70)、F.Alonso、D.Coulthardら13人と並ぶ歴代25位タイ。同17位タイのG.Hill、J.Hunt、M.Andretti(’78)、A.Jones(’80)、J.Villeneuve、R.Barrichelloら8人が持つ記録「2」まであと「1」。
    ちなみに、Ferrariドライバーとしては史上14人目。
  • Ferrariが昨季最終戦から年跨ぎで2戦連続、オーストラリアGPでは3年ぶりとなる通算196回目のFLを記録。歴代1位記録を更新し、同2位タイのMcLaren、Williamsが持つ記録「129」との差を「67」に拡大。


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オーストラリアGP一番のサプライズはスーパー・アグリの大躍進!
琢磨は予選で10位! 決勝11位! ポイントまであと少し!
でもスパイカーに訴えられちゃった。大丈夫か?
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一方、ワークス・ホンダは11位にバリチェロが入ったもののバトンは15位。
ユニークなカラーリングで目を引くだけに鈍足ぶりがかえって目立った。
どうやら、環境保護を訴えるために敢えて燃費を抑えた走りをしていたらしい???
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    Notes

  • L.Hamiltonは黒人ドライバーとしてF1初出走、初表彰台ゲット、初得点ゲットの偉業達成。同時に1997年のJ.Villeneuve以来10年ぶりに初出走で初表彰台ゲットの快挙も同時達成。
    スゴイ才能の持ち主が現れたもんだ。F1界のタイガー・ウッズになれるか?
    (※黒人と言う呼び方には賛否あるようだけど、Hamiltonの母国のBBCが「black」を使用しているので、ここではそれに倣う)
  • Ferrariは開幕戦でグランドスラムを達成したことで、これまでにPPを記録したシーズンは14年連続を含む「45」、優勝は14年連続を含む「46」、そしてFL記録は13年連続を含む「44」になった。もちろん、そのどれもが史上最多記録。
    Ferrariの歴史はF1の歴史ってところですな。

※記録は全て色んな資料をもとにOretchが集計したものなので正確性を必ずしも保証するものでは無いっす。
※記録は全て1950年代のアメリカGP(インディ500)のものを含む。
※各コンストラクターの記録は買収された前身時代を含まない。
※FLはファステストラップのこと。
※ドライバー名の後ろの( )内はチャンピオン獲得年

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いつも真ん中に座っていた皇帝はもう居ない。ポスト・シュー時代開幕。
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Photo (C) CRASHNET / Yahoo!ITALIA





Ferrariドライバーの優勝回数ランキング
※太字はFerrariでドライバーズ・チャンピオンになったドライバー

ランク 優勝回数 ドライバー(出身国)
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1位  72回 Michael Schumacher (GER)
2位  15回 Niki Lauda (AUT)
3位  13回 Alberto Ascari (ITA)
4位   9回 Rubens Barrichello (BRA)
5位   6回 Gille Villeneuve (CAN)
         Jacky Ickx(BEL)
7位   5回 Alain Prost (FRA)
         Gerhard Berger (AUT)
         Carlos Reutemann (ARG)
10位  4回 Eddie Irvine (GBR)
         Clay Regazzoni (SWI)
         John Surtees (GBR)
13位  3回 Nigel Mansell (GBR)
         Michele Alboreto (ITA)
         Rene Arnoux (FRA)
         Jody Scheckter (SAF)
         Phil Hill (USA)
         Peter Collins (GBR)
         Mike Hawthorn (GBR)
20位  2回 Felipe Massa (BRA)
         Patrick Tambay (FRA)
         Didier Pironi (FRA)
         Wolfgang von Trips (GER)
         Tonny Brooks (GBR)
         Juan Manuel Fangio (ARG)
         Froilan Gonzalez (ARG)
27位  1回 Kimi Raikkonen (FIN)
         Jean Alesi (FRA)
         Mario Andretti (USA)
         Ludoovico Scarfiotti (ITA)
         Lorenzo Bandini (ITA)
         Giancarlo Baghetti (ITA)
         Luigi Musso (ITA)
         Maurice Trintignant (FRA)
         Giuseppe Farina (ITA)
         Piero Taruffi (ITA)

こうして見てみると改めてシューマッハ時代のフェラーリの強さが良く分かる。

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シューの後釜として相応しいかどうか、世界中のティフォシが現在値踏み中。
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by oretch | 2007-03-28 20:35 | F1

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