新型インプレッサ、写真をじっくり見ているうちになんだかカッコ良く見えてきた。
最近のクルマってこういうのが多いよな。最初に感じた印象が時間の経過とともに変化してくるようなクルマ。レクサスのLSとか、シトロエンのC6とか。 デザインが複雑になってきてるからなのかな? で、クルマのデザインと言えばフランスで開催されている「最も美しいクルマ・コンクール」。 昨年、マツダのコンセプトカー「先駆」が「最も美しいコンセプトカー賞」を受賞して一部で話題になったあのコンクール。「最も美しいクルマ・オブ・ザ・イヤー」はアルファのブレラが受賞したあのコンクール。日本ではなぜか全然話題になってないから忘れていたけど、ちゃんと今年も開催されていた。 Festival Automobile Internatioal このコンクールは、主催者が選出した候補車の中から一般ユーザが投票してイヤーカーを決める仕組みになっている。イヤーカーが決定するまでには何段階かの投票があって、徐々に候補者を絞っていき、最後には4台にまで絞られた最終候補の中で決選投票をしてイヤーカーが決まる。 昨年は一次候補12台中3台を日本車が占めていて(国別で最大勢力だった)、日本車のデザイン・レベルの高さを知って嬉しかったんだけど、さて今回はどうだったのかな? まずは、昨年(2006)発表された新車の中から主催者が選んだノミネート車16台のラインナップ。 主催者ノミネート車(16台) げげ、今回は日本車は日産のキャッシュカイ(日本名デュアリス)1台だけかい。 一方、韓国車はヒュンダイとキア、サンヨンの3台も入ってるじゃん。 価格だけじゃなくて、いよいよデザイン面でも韓国車に追いつかれてしまったのか? 大丈夫かニッポン? Photo © NISSAN MOTOR CO.,LTD さて、ここから次の段階に進めるのは12台。どの4台が落とされるのかな? 一次選考結果(16台→12台) 韓国車2台、ダッヂ、ランドローバーの4台が落選。ま、妥当な結果かな? ヒュンダイのSanta Feは日産のFX-45のパ●リだし、キアのCarensもCR-Vの出来損ないみたいだから、あの2台は残しちゃイカンよね。やっぱし。 さぁ、続いては準決勝の8台だ。 二次選考結果(12台→8台) キャッシュカイ(デュアリス)残った! よくやった! 落とされたのはキャディのBLS、ベンツのRクラス、プジョーの207、そしてサンヨンのActyonの4台。C4ピカソとPGOのCevennesが残って207が落ちたのはちょっと意外だったな。 でもまぁ、残った8台はそれぞれ個性もあって、みんななかなかカッコイイ。 この中から決勝戦の4台に残るのはドイツだ?オランダ? <古っ! 三次選考結果(8台→4台) Photo © AUDI AG Photo © BMW Manufacturing Co. Photo © OPEL AG Photo © MOTIVE POWER INDUTRY CO.,LTD う~ん、キャッシュカイ(デュアリス)落ちちゃったよ!残念! PGOが残ってるのが納得イカンけど、でもまぁ健闘した方だよな。SUVなのにスポーティなクルマ達の中に割って入ってベスト8にまでは残ったんだから。少なくとも「最も美しいSUV」ではあったわけだし。 さぁ、いよいよ決勝戦だ。「最も美しいクルマ・オブ・ザ・イヤー」の栄冠をゲットするのはどのクルマだ? Grand Prix de La Plus Belle Voiture de l'Année AUDI - New Audi TT Coupe 2006年に発表されたクルマの中で「最も美しいクルマ」に選ばれたのはアウディのTTクーペでした! おめでとう! TTクーペが選ばれたこと自体はあんまり驚かなかったけど、アウディが初受賞だったってことはちょっと意外。あれだけ世界中の衝撃を与えた初代TTは受賞できなかったってことだからね。 デザインを売りにして販売を伸ばしてるアウディにすれば、ようやく受賞できて胸を撫で下ろしてるところかね? さて、アウディ初受賞が意外だったっつーことで、過去の受賞車を確認してみよう。 1987 BMW 735i ふーん。分かったような分からないような結果だな。 ま、各年度の他の候補車がなんだったのか分からないからアレコレ評価するのは難しいけど、受賞したクルマそのものを1台ずつ見ていくと、何台か納得なものもあるけど、どちらかと言うと意外なクルマの方が多い感じ。 あまり古い年度のクルマについては、当時のデザインのトレンドを無視して評価することはできないから納得も意外も無いんだけど、97年のプジョー406クーペ、03年の日産Z、05年のアルファ・ブレラは納得だな。オレッチもこの3台は好きだ。 でもジャガー・SタイプやBMWの3シリーズは、う~ん、どうかなぁ?って感じ。キライじゃないんだけど、美しいっていうのはちょっと違うような気がすんだよな。 まぁ、選んでんのはヨーロッパの人たちだからね。オレッチの感覚とはやっぱり違うだろうし。イギリスのアストンが1台も入ってないのに、フランスとドイツのクルマが入りまくってるってところに、このコンクールの傾向が見てとれるものね。 それと、日本車の健闘ぶりはとっても嬉しいね。 国別にカウントすると、最多はフランス車で7回(さすが身贔屓なフランス主催!)、次いでドイツ車が6回で、日本車はなんと3番手で3回も受賞している。受賞した年が90年、96年、03年と散らばってるところも、日本車のデザイン・レベルの高さが安定していることを示しているようにも思えるし。 カリスマは良く分からんけど。 先のジュネーブ・ショーでお披露目された新型デミオはなかなかカッコ良かったし、来年のコンクールでも日本車には期待できそうだな。
by oretch
| 2007-04-14 17:09
| バイクとクルマ
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