2007年 09月 15日
【MotoGP】第13戦 サンマリノGP 結果
MotoGP、250ccクラスともに、イタリア人エース・ライダーはマシントラブルで轟沈し、異国のライダーが乗る地元イタリアン・マシンが優勝してタイトルに王手。
この状況はイタリア人的には嬉しいのか?悲しいのか?

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今季何度目かのストーナー劇場。
3戦連続グランドスラムの圧勝で初タイトルに王手! マジックナンバーは「40」!
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突然のスローダウン。またも発生したマシン・トラブル。
去年といい今年といい、ロッシのタイトルを阻む最大の障壁はヤマハの信頼性なんじゃないか?
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GP CINZANO DI SAN MARINO E RIVIERA DI RIMINI
@ Misano ; 2 September 2007


■ MotoGP Race Result

Final Classification : 28Laps / Dry

Pos. # Rider (Nat.)      Makes; Team; Tyre Time/Gap (Grid)
-------------------------------------------------------------
[ 1] 27 Casey STONER (AUS) Ducati; Marlboro; BS   44’34.720 ( 1)
[ 2] 71 Chris VERMEULEN (AUS) Suzuki; Rizla; BS    +4.851 ( 8)
[ 3] 21 John HOPKINS (USA) Suzuki; Rizla; BS       +16.002 ( 5)
[ 4] 33 Marco MELANDRI (ITA) Honda; Gresini; BS    +22.737 (12)
[ 5] 65 Loris CAPIROSSI (ITA) Ducati; Marlboro; BS    +24.787 (13)
[ 6]  7 Carlos CHECA (ESP) Honda; LCR; MI        +34.986 ( 7)
[ 7] 24 Toni ELIAS (ESP) Honda; Gresini; BS         +40.896 (15)
[ 8] 13 Anthony WEST (AUS) Kawasaki; K.R.T.; BS     +41.774 (10)
[ 9]  5 Colin EDWARDS (USA) Yamaha; FIAT; MI     +47.146 ( 9)
[10] 56 Shinya NAKANO (JPN) Honda; JiR; MI        +48.808 (14)
[11] 66 Alex HOFMANN (GER) Ducati; Pramac; BS     +49.299 (19)
[12] 50 Sylvain GUINTOLI (FRA) Yamaha; Dunlop; DL +1’09.176 (11)
[13]  1 Nicky HAYDEN (USA) Honda; Repsol; MI     +1’20.424 ( 3)
[14]  6 Makoto TAMADA (JPN) Yamaha; Dunlop; DL  +1’34.223 (16)
[15] 80 Kurtis ROBERTS (USA) Roberts; Roberts; MI    +1 Lap (18)
[NC] 46 Valentino ROSSI (ITA) Yamaha; FIAT; MI     +23 Laps ( 2)
[NFF] 26 Dani PEDROSA (ESP) Honda; Repsol; MI    +28 Laps ( 6)

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うっしゃ!
Photo © Ducati Motor Holding S.p.A.


Race Leader Sequence
 Lap 1 27 Casey STONER; Ducati

Pole Position
27 Casey STONER (AUS) Ducati; Marlboro; BS  1'33.918

Fastest Lap
27 Casey STONER (AUS) Ducati; Marlboro; BS  1'34.649 @ Lap 12

Event Max Speed
27 Casey STONER (AUS) Ducati  250.2km/h @ Race

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ミサノはロッシにとって地元のコース。いわばホームレース。
そこで決定的な敗北を喫したとあっちゃぁ、そりゃ白旗をあげざるをえないよね。
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■ 250cc Race Result

Final Classification : 26Laps / Dry

Pos. # Rider (Nat.)      Makes; Team Time/Gap (Grid)
-------------------------------------------------------------
[ 1]  1 Jorge LORENZO (ESP) Aprilia; Fortuna  42’54.427 ( 1)
[ 2]  4 Hiroshi AOYAMA (JPN) KTM; Red Bull    +3.578 ( 4)
[ 3] 80 Hector BARBERA (ESP) Aprilia; Toth      +7.041 ( 3)
[ 6] 73 Shuhei AOYAMA (JPN) Honda; Repsol     +36.234 (11)
[ 9] 55 Yuki TAKAHASHI (JPN) Honda; Scot      +37.142 (12)

Pole Position
1 Jorge LORENZO (ESP) Aprilia; Fortuna  1'38.395

Fastest Lap
4 Hiroshi AOYAMA (JPN) KTM; Red Bull  1'38.074 @ Lap 18

Event Max Speed
1 Jorge LORENZO (ESP) Aprilia  246.8km/h @ Race

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ヒロシが4戦ぶりに表彰台ゲット!よくやった!
ミサノで日本人が舐められるわけにはいかんのです!
Photo © CRASHNET / Yahoo!ITALIA



■ 125cc Race Result

Final Classification : 23Laps / Dry

Pos. # Rider (Nat.)      Makes; Team Time/Gap (Grid)
-------------------------------------------------------------
[ 1] 75 Mattia PASINI (ITA) Aprilia; Polaris     39’47.944 ( 3)
[ 2] 14 Gabor TALMACSI (HUN) Aprilia; Aspar    +4.774 ( 4)
[ 3] 71 Tomoyoshi KOYAMA (JPN) KTM; Red Bull  +8.576 ( 6)

Pole Position
52 Lukas PESEK (CZE) Derbi; Seedorf  1'43.370

Fastest Lap
75 Mattia PASINI (ITA) Aprilia; Polaris  1'42.811 @ Lap 9

Event Max Speed
24 Simone CORSI (ITA) Aprilia  221.7km/h @ Warm Up

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コヤマックスも表彰台! 日の丸隊を舐めんなよオラァ!
首位ファウベルがノーポイントに終わって、逆転タイトルの芽がまた出てきたぞ!
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ミサノは日本人ライダーにとってもホームコースのようなもの。
なぜなら、ここにもまた“彼”の魂が宿っている(はずだ)からなのです。
Photo © 東京中日スポーツ



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金曜日、悪天候に見舞われて水面下に没し大混乱に陥ったミサノ・サーキット。
あるいは、一転して好天下で行われた決勝レースの結末を暗示していたのだろうか?
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Photo © Crescent Suzuki





■ Point Standings

MotoGP Riders

[ 1] 27 Casey STONER (AUS) Ducati; Marlboro - 271pts.
[ 2] 46 Valentino ROSSI (ITA) Yamaha; FIAT - 186pts. (-85)
[ 3] 26 Dani PEDROSA (ESP) Honda; Repsol - 168pts. (-103)
[ 4] 71 Chris VERMEULEN (AUS) Suzuki; Rizla - 144pts.
[ 5] 21 John HOPKINS (USA) Suzuki; Rizla - 140pts.
[ 6] 33 Marco MELANDRI (ITA) Honda; Gresini - 126pts.
[ 7]  5 Colin EDWARDS (USA) Yamaha; FIAT - 100pts.
[ 8] 65 Loris CAPIROSSI (ITA) Ducati; Marlboro - 98pts.
[ 9]  1 Nicky HAYDEN (USA) Honda; Repsol - 92pts.
[10]  4 Alex BARROS (BRA) Ducati; Pramac - 83pts.
[16] 56 Shinya NAKANO (JPN) Honda; JIR - 37pts.
[17]  6 Makoto TAMADA (JPN) Yamaha; Dunlop - 33pts.

MotoGP Constructor

[ 1] Ducati - 283pts.
[ 2] Honda - 219pts. (-64)
[ 3] Yamaha - 213pts. (-70)
[ 4] Suzuki - 191pts. (-92)
[ 5] Kawasaki - 90pts.
[ 6] Roberts - 14pts.
[NC] Ilmor - 0pt.

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記者会見で顔を合わせた2人は和やかムード。
まぁ、チェコでの結果を受けて、さすがのロッシも観念していたのかな?
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「いいかいケーシー、税金対策だけはしっかりしとけよ」
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250cc Riders

[ 1] 1 Jorge LORENZO (ESP) Aprilia; Fortuna - 241pts.
[ 2]  3 Alex DE ANGELIS (RSM) Aprilia; Aspar - 187pts. (-54)
[ 3] 34 Andrea DOVIZIOSO (ITA) Honda; Scot - 186pts. (-55)
[ 6]  4 Hiroshi AOYAMA (JPN) KTM; Red Bull - 108pts.
[10] 73 Shuhei AOYAMA (JPN) Honda; Repsol - 72pts.
[12] 55 Yuki TAKAHASHI (JPN) Honda; Scot - 56pts.
[21] 44 Taro SEKIGUCHI (JPN) Aprilia; Campetella - 13pt.

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ホームレースに燃えるドビが終始ロレンツォをリードしたものの・・・・・
ロッシほど絶望的ではないにせよ、ドビにとってはいよいよ厳しくなってきた。
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125cc Riders

[ 1] 14 Gabor TALMACSI (HUN) Aprilia; Aspar - 189pts.
[ 2] 55 Hector FAUBEL (ESP) Aprilia; Aspar - 179pts. (-10)
[ 3] 71 Tomoyoshi KOYAMA (JPN) KTM; Red Bull - 145pts. (-44)

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残り5戦で44点差。厳しいことには変わりないけど、まだ諦めるな!
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さすがファッションの国、イタリア。スタンドもカラフルだ。
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■ Statistics and Notes
※ 記録は全てアッチコッチのデータをOretchが集計したもので正確性を必ずしも保証するものでは無いっす。
※ 特に言及の無い限り、各記載事項は当該クラスに関してのみ述べられています。
※ MotoGPクラスの記録は500ccクラス時代の記録を含む。
※ PP記録は現在の予選制度が設けられた1974年以降のみ。
※ メーカー記録はいずれもシャシー製造者別でカウント。
※ サイドカークラスは対象外。


MotoGP Class

ポールポジション
  • C.Stonerが自身初の4戦連続、今季トップ5回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス6回目のPP獲得。G.Agostini、C.Sarronと並ぶクラス歴代21位タイに。同19位タイのタディ岡田、T.Lansivuoriが持つ記録「7」まであと「1」。
  • Ducatiが自身初の4戦連続、今季5回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス14回目のPP獲得。現在、クラス歴代4位。同3位のSuzukiが持つ記録「94」まであと「80」。

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ほぼ全員が始めて走るミサノ。
注目の予選は、ストーナーが最後の最後で逆転ポールをゲット。ノリノリです。
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優勝
  • C.Stonerが自身初の3連勝で今季トップの8回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス8回目、GP通算15回目の優勝。
    クラス別では、G.Hocking、K.Roberts Jr.、L.Cadalora、L.Capirossiと並ぶ歴代19位タイに。同18位のS.Gibernauが持つ最多記録「9」まであと「1」。
    GP通算では、E.Degner、J.Saarinen、A.“Sito”Ponsと並ぶ歴代44位タイに。同42位タイのアラーダ哲也、加藤ダイジロー持つ記録「17」まであと「2」。
  • C.Stonerが自身初の3戦連続、今季トップ3回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス3回目のポール・トゥ・ウィン。J.Kocinsk、L.Cadalora、S.Gibernauと並ぶクラス歴代15位タイに。同12位タイのP.Read、K.Roberts Jr.、L.Capirossiが持つ記録「4」まであと「1」。
  • Ducatiが3連勝で、今季最多勝確定となる8回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス15回目、GP通算19回目(※参考)の優勝。
    クラス別では現在、歴代7位。同6位のNortonが持つ記録「21」まであと「6」。
    GP通算では、MBA、Mondialを抜いて歴代単独18位に。同17位のNSUが持つ記録「20」まであと「1」。

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決勝レースは、またまたまたストーナーの独走劇。スタートからブッチ切り。
ロッシ&ヤマハ陣営は、一矢報いるどころか矢に手をかけることもできなんだ・・・・・
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表彰台
  • C.Stonerが今季トップの10回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス11回目の表彰台獲得。G.Hocking、F.Uncini、R.Venturi、T.Lansivuoriと並ぶクラス歴代40位タイに。同38位タイのP.Hennen、W.Hartogが持つ記録「12」まであと「1」。
  • C.Vermeulenが今季4回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス5回目の表彰台獲得。玉田誠、T.Bayliss、A.Puig、金谷秀夫ら16人と並ぶクラス歴代78位タイに。同71位タイの伊藤Shin1、D.Chandler、M.Baldwin、K,Newcombeら7人が持つ記録「6」まであと「1」。
  • J.Hopkinsが2戦連続となる今季3回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス3回目の表彰台獲得。アラーダ哲也、中野王子、K.Magee、P.Chili、S.Crafarら16人と並ぶクラス歴代105位タイに。同95位タイの青木ノブ&タク兄弟、B.Van Dulmen、R.Gould、C.Mortimerら10人が持つ記録「4」まであと「1」。

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スズキにとっては6年ぶりのW表彰台。ここ3戦で表彰台4回はメーカー別トップ。
メーカー・ランキングではホンダとヤマハを逆転目前。
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今回もまたストーナーを追いかけたのはリズラ・ブルーのこの2人。
シーズン前は、2人が(スズキも)今季ここまで化けるとは思わなかったなぁ。
Photo © Cresent Suzuki


ファステストラップ(FL)
  • C.Stonerが自身初の3戦連続、今季トップ5回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス5回目のFLを記録。T.Lansivuori、C.Checaと並ぶクラス歴代28位タイに。同24位タイのL.Graham、C.Sarron、L.Cadalora、D.Pedrosaが持つ記録「6」まであと「1」。
  • C.Stonerが自身初の3戦連続、今季トップ3回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス3回目のハットトリック(PP、優勝、FLの同時記録)を達成。M.Lucchinelli、M.Biaggiと並ぶクラス歴代10位タイに。同9位の“King” K.Roberts Sr.が持つ記録「6」まであと「3」。
  • Ducatiが今季トップの5回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス13回目のFLを記録。現在、クラス歴代7位。同6位のNortonが持つ記録「14」まであと「1」。

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3戦連続ポール・トゥ・ウィンってことは、
ドイツGPを最後に、それ以降、誰もストーナーの前を走ってないってことね。
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チャンピオンシップ
  • 今レース大活躍したSuzukiの2人だが、ライダーズ首位のC.Stonerとの差が、残り5戦で逆転不可能な「125」点以上に拡大。これでタイトルの可能性があるのは上位3名に絞り込まれた。
  • とは言え、2位V.Rossiが今季2回目のノーポイントに終わり、首位C.Stonerとの差は「85」点に拡大。WGP史上最大の逆転劇となった1992年の最大ポイント差「65」点を越えた。事実上の終戦・・・・・
  • Yamahaが低調に終わり、Hondaが逆転してメイクス2位に浮上。しかし、首位Ducatiとは依然「64」点の大差。イタリアン・メーカーの34年ぶりの戴冠のカウントダウンがまた一つ進んだ。

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一時は、敵無しのロッシがモチベーション低下して
F1転向するんじゃないかと心配したこともあったのに・・・・・。
Photo © DPPI / www.Moto-Live.com


Notes
  • C.Stonerが4戦連続PPゲット。V.Rossiが2003年マレーシアGPから翌年のスペインGPにかけて5戦連続でPPを記録して以来、3年ぶり史上17回目の好記録。ライダー別では11人目。(過去の連続PPランキングは別掲記事J参照。)
  • C.Stonerが3戦連続グランドスラム(PP、優勝、FLおよび全周回のラップリードを同時に記録)を達成。MotoGPの公式サイトでラップチャート記録が公開されるようになって以来の連続記録を更新。
  • C.Stonerがシーズン8勝を達成。最高峰クラスはもちろん、全クラス通じて自身初のシーズン最多勝を確定(仮に残り5戦をV.Rossiが全勝しても8勝ずつでタイになる)。
  • 最高峰クラスでシーズン8勝以上を記録したのは、C.Stonerで史上5人目、通算16回目。過去、シーズン8勝以上を達成したライダーの詳細は別掲記事参照。
  • ネイションズ(イタリア)GP時代や旧コース時代も含め、ミサノ・サーキットでのオージー・ライダーによるPP、ポール・トゥ・ウィン、そしてハットトリック達成は史上初。優勝は1991年のM.Doohan以来16年ぶり2回目。FLは1993年に同じくM.Doohanが記録して以来14年ぶり2回目。
  • ムジェロやイモラで開催されていた時代も含め、サンマリノGPでのオージー・ライダーによるPP、優勝、ポール・トゥ・ウィン、FL、ハットトリックは、全て1993年にM.Doohanが記録して以来14年ぶり2回目。と言うか、前回サンマリノGPが開催されたのが1993年だったから、14年ぶりながら2シーズン連続ということになる。

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ストーナー「ねぇ、ボクどうだった?どうだった?」
奥さん「ワタシの言った通りだったでしょ。アナタはやればできる子なのよ」
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  • “非”日系メーカーがシーズン8勝以上を記録したのは、1972年のMV Agusta以来35年ぶり。
  • Ducatiが、通算15勝目にして初めて母国サーキットで優勝を達成(GP名はサンマリノだけど)。イタリアのサーキットでイタリアン・メーカーが優勝するのは、1974年にイモラ(現エンツォ・エ・ディノ・フェラーリ・サーキット)でG.BoneraがMV Agustaで優勝して以来33年ぶり。
    ちなみに、ミサノでイタリアン・メーカーが勝つのは今回が初めてで、ムジェロでは未だイタリアン・メーカーの優勝は無い。
  • Bridgestoneが今季9勝目をマーク。Michelin以外のメーカーがシーズンの過半数のGPで勝ったのは、1991年以来16年ぶり。
  • Suzukiに乗るライダーが複数人表彰台に立ったのは、当時の所属ライダーS.GibernauとK.Roberts Jr.が1-3フィニッシュを決めた2001年バレンシアGP以来6年、99戦ぶり。今回と同じ2-3フィニッシュは1992年日本GP以来15年ぶり。この時のライダーはK.Schwatnzと新沼謙治N.Mckenzie。
    ちなみにSuzuki勢の最後の1-2フィニッシュは、今から四半世紀も前の1982年西ドイツGP(ライダーはR.MamolaとV.Ferrari)。この時は同じくSuzukiに乗るL.Reggianiが3位に入り、表彰台の独占も達成した。
    各メーカーの1-2フィニッシュと表彰台独占の記録は末尾参照。
  • V.Rossiが4戦連続で表彰台を逃したのは、WGPに125ccクラスからデビューした1996年以来11年ぶりのこと。また、直近の4戦で稼いだポイント「24」点は、WGPデビュー年の1996年を除けば、2001年に最高峰クラスにステップアップした直後の4戦で稼いだ「21」点に次ぐワースト記録。
    Rossiは今まさにバッドラックのズンドコ状態。

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コーリン「うぉおいヴァレ! なに落ち込んでんだぁ!オレがいっちょ気合入れてやっぞー!」
ヴァレ「いや遠慮しとく」
Photo © Yamaha Racing Communications


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250cc Class

ポールポジション
  • J.Lorenzoが年間最多確定の今季8回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス22回目のPP獲得。ついに我らが天才アラーダ哲也と並び、クラス歴代4位タイに。同2位タイのT.Mang、L.Capirossiが持つ記録「23」まであと「1」。今季中に並ぶに5万リラ。
  • Apriliaが年間最多確定の今季10回目、サンマリノGPでは1993年以来14年ぶり2回目となる、クラス146回目のPP獲得。クラス歴代1位の最多記録を更新し、同2位のHondaが持つ記録「120」との差を「26」に拡大。

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「ウチのロレンツォ、超速くね?」「あぁ、超はええよ」「な。」
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優勝
  • J.Lorenzoが年間最多確定となる今季8勝目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス16回目、GP通算20回目の優勝。
    クラス別では、A.Pons、D.Pedrosaの両先輩を抜いて歴代単独12位に。同8位タイのアラーダ哲也、加藤ダイジロー、K.Ballington、C.Lavadoが持つ記録「17」まであと「1」。
    GP通算では、T.Provini、A.Criville、R.Waldmannと並ぶ歴代32位タイに。同30位タイのF.Gresini、B.Ivyが持つ記録「21」まであと「1」。
  • J.Lorenzoが年間最多確定となる今季8回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス15回目のポール・トゥ・ウィン。現在、クラス歴代3位。同2位のT.“Anton”Mangが持つ記録「16」まであと「1」。
  • Apriliaが年間最多確定となる今季9回目、サンマリノGPでは1987年以来20年ぶり2回目となる、クラス128回目、GP通算228回目(同日の125ccクラスと合わせて)の優勝。
    クラス別では現在、歴代3位。同2位のYamahaが持つ記録「164」まであと「36」。
    GP通算では現在、歴代4位。同3位のMV Agustaが持つ記録「274」まであと「46」。

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250ccクラスにもはや敵無し。視線はすでに来季を見据えているはず。
ロレンツォ「先輩、来年はひとつよろしくおねがいしや~す(もうコイツも落ち目だぜ)」
ロッシ「あぁ・・・(また厄介なのが一匹増えるなぁ・・・・)」
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表彰台
  • J.Lorenzoが年間最多確定となる今季9回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス26回目の表彰台獲得。K.Ballington、C.Cardusと並ぶクラス歴代15位タイに。同14位のL.Reggianiが持つ記録「27」まであと「1」。
  • 青山博一が4戦ぶりの今季3回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス17回目の表彰台獲得。B.Ivyと並ぶクラス歴代38位タイに。同34位タイのJ.Saarinen、中野真矢、F.Nieto、R.Rolfoが持つ記録「18」まであと「1」。2位は今季自己ベスト。
  • H.Barberaが6戦ぶりの今季3回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス6回目の表彰台獲得。H-P.Muller、高橋国光、G.Boneraとと並ぶクラス歴代89位タイに。同82位タイのC.Sandford、M.Lega、G.Hocking、F.Unciniら7人が持つ記録「7」まであと「1」。

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ファステストラップ
  • 青山博一が今季初、サンマリノGPでは自身初となる、クラス6回目のFLを記録。W.Haas、F.Spencer様、M.Poggiali、T.Eliasと並ぶクラス歴代34位タイに。同30位タイのR.Gould、L.Reggiani、F.Nieto、A.Doviziosoが持つ記録「7」まであと「1」。
  • KTMが今季2回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス7回目のFLを記録。現在、クラス歴代12位。同8位のMzが持つ記録「8」まであと「1」。

チャンピオンシップ
  • Doviziosoがノーポイントに終わり、De Angelisがポイント2位に浮上。
  • ヒロシは表彰台ゲットして頑張ったけど、首位Lorenzoとの差が残り5戦で逆転不可能な「125」点以上に拡大。これで今季の日の丸ライダーのタイトル可能性は完全消滅(涙)。
    また来年だな・・・・

Notes
  • J.Lorenzoがシーズン8回目のポール・トゥ・ウィンを達成。シーズン8回は、1981年にT.Mangが記録したシーズン9回に次ぐ歴代2位の記録。今季、記録更新の可能性は大。
  • Apriliaにとって、20年前のサンマリノGPでの優勝はWGPでの記念すべき初勝利だった。ライダーは地元のL.Reggiani。TV放送もインターネットも無かった当時は、雑誌を通してこの勝利を知ったのだけど、誌面からでさえ現地の熱狂が伝わってくる歴史的な快挙だった。

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そのレジアーニがレース前のイベントに登場。
マシンはもちろん、1987年の250ccクラスで優勝した時のアプリリアAF-1。懐かしい!
Photo © CRASHNET / Yahoo!ITALIA


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ど、どうしたマルコメ!?
Photo © Team Gresini / Motorsport.com


125cc Class

ポールポジション
  • L.Pesekが昨季ドイツGP以来となる今季初、クラス3回目のPP獲得。A.Gramini、A.Criville、J.Lorenzo、D.Romboniら8人と並ぶクラス歴代40位タイに。同34位タイのA.Vincent、P.Pileri、K.Andersson、L.Cecchinello、T.Elias、B.Knewbuehlerが持つ記録「4」まであと「1」。


優勝
  • M.Passiniが今季トップ・タイの3回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス、GP通算ともに7回目の優勝。
    クラス別では、P.Pileri、A.Vincent、M.Melandri、M.Kallio、L,Cecchinello、M.Poggialiと並ぶ歴代27位タイに。同23位タイのA.Bautista、L.Capirossi、D.Pedrosa、E.Degnerが持つ記録「8」まであと「1」。
    GP通算では、F.Uncini、O.Jacque、C.Sarron、E.Lorenzetti、A.Barros、H.Barberaら15人と並ぶ歴代81位タイに。同76位タイのK.Roberts Jr.、L.Graham、P.Pileri、L.Reggiani、T.Lansivuoriが持つ記録「8」まであと「1」。
  • Apriliaが5連勝で今季10回目、サンマリノGPでは自身初となる、クラス100回目、GP通算228回目(同日の125ccクラスと合わせて)の優勝。
    クラス別では現在、歴代2位。同1位のHondaが持つ最多記録「164」まであと「64」。
    GP通算では現在、歴代4位。同3位のMV Agustaが持つ記録「274」まであと「46」。

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この日、唯一イタリア人が勝った125ccクラス。
アプリリアが記念すべきクラス100勝目も達成したし、イタリア・ファンの満足したかな?
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ファステストラップ
  • M.Passiniが今季2回目、クラス4回目のFLを記録。L.Pesek、G.Talmacsi、L.Capirossi、A.Criville、M.Kallio、P.Readら10人と並ぶクラス歴代49位タイに。同35位タイの青木ハル、M.Melandri、J.Redman、D.Pedrosa、L.Cadalora、S.Gadeaら14人が持つ記録「5」まであと「1」。

チャンピオンシップ
  • コヤマックスが再びランキング3位に浮上。首位との得点差も縮まった。まだまだいけるぞ!

Notes
  • Apriliaが125ccクラスで通算100勝に到達。125ccクラスでの100勝到達は、1995年スペインGPで到達したHonda(この時のライダーは青木ハル)に次いで史上2番目。
  • Apriliaにとって、100勝到達は250ccクラスに次いで2クラス目。2クラス以上での100勝到達は、Yamaha(1993年到達)、Honda(同1995年)に次いで史上3番目。
    ちなみに、現時点で3クラスでの100勝到達、1クラスでの200勝到達を達成しているのは巨人Hondaのみ。


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by oretch | 2007-09-15 01:30 | MotoGP

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