2007年 09月 18日
【MotoGP】第13戦サンマリノGP レビュー
肝心な時にまたしても! 結局ロッシの息の根を止めたのは・・・・・

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昨季に続いてまたしても(絶句)。こんな決着の仕方、納得いかねーぞ!
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もうね、強すぎて速すぎて完璧すぎて面白くないよ。 <ホメ言葉ね
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関連記事 → 【MotoGP】第13戦 サンマリノGP 結果


GP CINZANO DI SAN MARINO E RIVIERA DI RIMINI
@ Misano ; 2 September 2007


■ Pre-Race Review

チェコGPでの惨敗でいよいよ窮地に立たされたロッシ。
そして迎えた地元サンマリノGP。
ここを含めて残り6戦。反撃に転じるとするなら、場所的にもタイミング的にも、ここが最適にして最後のチャンス。

ヤマハはチェコ惨敗後のテストで試した新型エンジンを必勝態勢で投入してきた。
果たしてロッシは逆襲の狼煙を上げることができるのか?

・・・・・なんて、オレッチもレース前は期待してたんだけどね。

でもサンマリノでロッシを待っていたのは、想像を絶する“絶望”だった・・・・・orz

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予選でのバトルでまずまずの結果を出して、ロッシは誰よりも決勝に向けての手応えを感じていたはず。なのに・・・・・
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■ Qualify Review

予選はまさに今季のタイトル争いを凝縮したようなドラマな展開。
PP争いは、タイトルを争う2人で演じられた。

まず先手を取ったのはストーナーだった。セッション序盤にまず1’35.394のタイムでトップに立つ。
5分後にロッシが最初のアタックで1'35.564。ストーナーに次ぐ2番手になる。
これにロッシの新たな疫病神ド・プニエとバーミューレンが絡み、セッション折り返し時点での順位は、1位ド・プニエ、2位ストーナー、3位バーミューレン、4位ロッシ。以下、チェカ、エド、ホッパーと続く。

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まず先制パンチを放ったのはストーナー。
アメリカ、チェコと連勝を決めて、ロッシの地元=アウェイのミサノに堂々と乗り込んできた。
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セッション中盤に入ると、他のライダーがタイムを縮めるのを横目に2人は黙々とセッティング出しに注力。一時はロッシ7番手、ストーナー8番手にまで後退する。
2人の予選バトルは、まだこの時点では静かなものだった。

そしてセッション残り10分を切ったところで、遂に2人の間に熱い火花が炸裂した。

まずロッシが気合のタイムアタック。1'34.752を叩き出して一躍トップに浮上する。
すると、まるでロッシの動きをマークするよう直後を走っていたストーナーが、ロッシを上回るタイム、1'34.540を叩き出して逆転。暫定ポールを奪回した。

このストーナーの憎い演出に闘争心が燃え上がったロッシ。セッション残り2分、全身全霊をかけた渾身のラスト・アタックを敢行。

そして・・・・・

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再逆転を狙って、ロッシ渾身のタイムアターーーーック!
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計時ラインを通過したロッシのタイムは、ストーナーのタイムをコンマ5秒も縮める1'34.094!

ロッシキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!


熱狂するミサノの大観衆!
さすがのストーナーもこのタイムにはビビったろう。

ロッシもこのタイムには納得がいったらしい。コースをグルリと囲んで沸きあがる大歓声に手を上げて応えながら、再逆転でPPを獲得した高揚感と達成感を楽しむかのように、ゆっくりとクールダウン・ラップを周っている。

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PPを確信したロッシは、「No.1」のジェスチャーで自らの復活をアピール。
ミサノに詰め掛けた地元大観衆も大喜び!!
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快心のアタッ クが決まってガッツポーズを決めるロッシ。反撃の狼煙は上がったぜ!
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こうして、予選でまずロッシがストーナーに強烈な先制パンチを叩き込んだのだった。


―――と思いきや、




予選での本当のドラマはこの直後に待っていた。

セッション残り0秒。コントロール・タワーで予選終了を示すチェッカー・フラグが翻ったまさにその瞬間、ストーナーが最後のタイムアタックを終えてスタート&フィニッシュラインを駆け抜けた。

タイミングモニターに表示されたタイムは 1’33.918!

再々逆転!

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ただ1人33秒台の驚異のタイムを叩きだして再々逆転したストーナー。
セッション残り0秒での鮮やかな逆転劇。憎いぜコンチクショー!
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セッション終了間際の大逆転で、ストーナーが4戦連続となるPPを獲得した。

どよめく大観衆。
突如一変したサーキットの空気に動揺するロッシ。
振り返ると大型スクリーン・モニターがコース脇に立っている。
そこに表示されるストーナーの驚異的なタイム。
そして、予選での戦いに自分が敗れたという事実。

呆然とするロッシ。

(゚д゚) 

(つд゚)ゴシゴシ

(゚д゚)


まるで信じられないというふうに、何度も何度もスクリーン・モニターを振り返っている。

その姿は、受け入れがたい事実を前にして拒絶しているというよりも、信じがたい真実に遭遇してただたた困惑しているだけのようにオレッチには見えたのだった・・・・・

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大逆転のカンターパンチで予選を制したストーナー。決勝に向けて死角無し。
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予選では僅かの差でストーナーに軍配が上がった。
が、予選でのロッシのパフォーマンスは、いよいよ逆襲が始まったことを予感させるのに十分なものだった。
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■ Race Review

PPにはストーナー。その隣に、フロント・ロー・スタートはイギリスGP以来となるロッシ。
必勝を期すロッシは決勝レースに新型エンジンを投入してきた。
予選での大バトルを決勝レースでも再現してくれるんジャマイカとオレッチのワクテカも最高潮の中、いよいよ決勝レース・スタート!

シグナルが消えてまず飛び出したのはまたしてもポール・シッターのストーナー。ストーナーのロケット・スタートぶりに早くも気分が萎える・・・・
ストーナーに続いたのは2列目スタートのホプキンス、そしてロッシ。
ホッパーには抜かれたものの、チャレンジャー・ロッシがまずまずのスタートを切って一安心。

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14年ぶりに復活したサンマリノGP。波乱の決勝レースがスタート!
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またまたロケットスタートを決めたストーナーがホールショット!
ロッシはどこだどこだ? お、3番手だ! 今回はいけるかも!?
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と、ここでアクシデント発生。2コーナーから3コーナーへの切り返しで多重クラッシュ!

先頭集団後方で、リアをスライドさせたド・プニエがコントロールを失い、アウト側にいたペドロサを巻き込んだ。
2台は転倒してもつれるようにコースアウト。さらに後方にいたヘイデンも2台につられてグラベルに・・・・・

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ド・プニエのバカがハイサイド。運悪くアウトにいたペドロサが巻き込まれた。
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その後方で発生した混乱の煽りでヘイデンまでコースアウト。もうムチャクチャ。
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こっち見んな
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激怒したペドロサがド・プニエに向かって怒りのジェスチャー。なぜかド・プニエ逆切れ。
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ド・プニエはマシンを大破させてリタイア。巻き添えにされたペドロサも、すぐにマシンを起こして懸命にレース復帰を試みるものの、マシンのダメージは大きく敢え無くリタイアに。
接触を免れたヘイデンもコースに復帰した時点で最下位に落ち、レプソル2台が一瞬にして優勝争いから脱落した。

怒り狂うペドロサ。連続表彰台で昇り調子だったのに腰を折られたヘイデン。2人とも可哀想に・・・・

ド・プニエって、きっと他のライダーから嫌われてんだろうなぁ。

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気を取り直してレース復帰を試みるペドロサ。でもエンジンには再び火が入ることは無かった。
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シーズン前はタイトル争いを期待されてたペドロサだったけど、今季はロッシ以上のバッドラック。可哀想に・・・・・・
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レースは2周目に突入した。
先頭はストーナー。今回もオープニングラップからハイペースで飛ばして逃げ切りを狙っている。
そのストーナーを追うのはチェコGPに続いてスズキのホプキンス。今度こそストーナーを捕まえて初優勝を達成せんと、こちらも懸命の猛プッシュで追走する。その差はコンマ9秒。

ホプキンスに続いてホームストレートを通過したのはバーミューレン。ロッシは4番手に後退していた。
これでBS勢が1-2-3。スタート直後の温度が低い状態ではグリップの立ち上がりが遅いミシュラン。シーズン終盤戦に入ってもちっともパフォーマンスが向上しなくてイライラするわ!

それでもチェコに比べればいい展開だ。先頭ストーナーとは約2秒のギャップがあるけど、なんだか今回はやってくれそうな気がする。
タイヤが温まるまで、とにかく逃げられないように踏ん張れロッシ!

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チェコに続いてサンマリノでも、真紅とスカイブルーのマシンがレースをリード。
ストーナーが猛プッシュで逃げを打つが、今回はホッパーだって負けてらんねー。
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いつものごとく序盤は苦しいロッシ。でも今回はこれまでとは一味違うぜ。
BS勢の後ろで虎視眈々と反攻のタイミングを計る。
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2周目を終えて3周目に突入。先頭ストーナーから4位ロッシまでの間隔は前の周からほぼ変わっていない。スズキの2台がややストーナーとの間を詰めている。
今回はストーナーも思うように逃げられないらしい。よっしゃよっしゃ!

4周目に入ってもストーナーとロッシのギャップは約2秒のまま。なんかいい感じじゃない!?
これまでは、1周1秒ペースでどんどんストーナーに引き離されて、タイヤが温まった頃にはもう手の届かない距離まで逃げられてて惨敗、ってパターンだったけど、今回は明らかに違う展開になっている。

満を持して投入した新エンジンの効果が早速発揮されてんのかな?
あと数周してタイヤが完全に温まったら、きっと目の醒めるような逆襲に転じるに違いない。

今回はきっとやってくれるはずだ!
ミサノのスタンドを埋め尽くした大観衆も、ロッシの逆襲を固唾を飲んで待っているぞ!

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タイヤが暖まるのを待ちながら、BS勢の後方で静かに反攻のチャンスを待つロッシ。
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1周が過ぎ、2周が過ぎ、ようやくタイヤが暖まってきた。さぁて、そろそろ行くかぁ~!
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くるぞ~、そろそろロッシがくるぞ~! ドキドキワクワク! ドキドキワクワク!!
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―――が、ロッシが逆襲に転ずる瞬間は

やってこなかった


ロッシの後方でバトル中のカピロッシとメランドリを移すTVカメラ。
画面が切り替わると、そこには上体を起こしてゆっくりと走るロッシの姿が映し出された。

ずっと後方を走っていたはずのカピロッシとメランドリが、ロッシの傍らを追い抜いていく。

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(゚д゚) あれ?

(つд゚)ゴシゴシ

(゚д゚) ロッシなにやってんの?

なんかガンガン抜かれてるんですけど・・・?



もしかして

スローダウン?


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どう見てもスローダウンです。ほんとうにありがとうございました。
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な、

な、


なんじゃそりゃあ!?


そりゃねぇーよ!
 。゚ヽ(゚゚д゚゚) ノ゚。



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力を失い、ゆるゆるとミサノのトラック上を進むロッシのYZR-M1
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悔しさを堪えるように、グっと拳を握り締める。
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5周目、ニューマチックバルブを搭載した新型エンジンのパワーが突然低下。
ロッシのYZR-M1はスピードを失った。
後方を走っていたはずの後続車が、ロッシに追いつき、追い抜いていく。

レースを諦めることができないロッシは、後続車に次々とパスされる屈辱に耐えながら、エンジンが再び力強さを取り戻すことを期待してコース上に留まった。
でも、ロッシの期待も空しく、新型エンジンのパワーが回復することは無かった。

必勝を期して投入したはずの新型エンジンが、逆に禍となってしまった。

ロッシは静かにピットに入り、マシンを降りた。
この瞬間、ロッシのタイトル奪回の可能性は、事実上潰えた。

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屈辱に耐えながらコース上に留まったロッシ。ストーナーに周回遅れにされても、なおレースを捨てたくなかった。
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でも、結局マシンは2度と力を取り戻すことは無かった。
ガックリと肩を落としてマシンを降りるロッシ。この瞬間、タイトル奪回の可能性も消失した・・・・・
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レースはその後、ロッシのリタイアでプレッシャーから解放されたストーナーが、ファステスト・ラップを叩き出しながら、追いすがるバーミュレンとホプキンスの2人をブッち切って独走状態になった。

心境著しいリズラ・スズキの2人といえども、今のストーナーには全く歯が立たない。

10周の時点で約1秒しかなかった差は、18周目に2秒を、21周目には3秒を超え、ラスト3周となった25周目には、ついに5秒にまで拡がっていた。

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プレッシャーから解放され、さらにペースを上げたストーナー。まずホプキンスが脱落。
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必死に追いすがるバーミューレンも、ジリジリと離されてやがて脱落。
ロッシのリタイアに動揺するミサノの大観衆も、ストーナーの強烈な速さに沈黙。
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そしていつものように、最後はストーナーの独走状態に。う~ん、強い! もうそれしか言葉が出てきません・・・・・
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やがて先頭のストーナーが規定の周回を終え、独走で今季8回目のファースト・チェカーを受けた。
2位バーミューレンに約5秒、3位ホプキンスに16秒の大差をつける圧勝だった。

4位には、ロッシのリタイア後、イタリア人最上位をカピロッシと争い、そして競り勝ったメランドリ。5位にはメランドリに敗れたカピロッシが入った。


ロッシのリタイアで、ストーナーとロッシのポイント差は「85」点にまで広がった。ストーナーのマジックポイントは「15」にまで減った。
次戦ポルトガルGPで、ストーナーがロッシより「15」点多く獲得すれば、ストーナーの初タイトルが決まる。チェコGPを振り返れば、決してあり得ないシナリオじゃない。

チャンピオンシップの行方は、ほぼ決した。


もう終わりだよ!

ヤマハのバカヤロ!
ヽ(`Д´)ノ



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マジックナンバーはいよいよ「15」。さぁ、みんなでカウントダウン!
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スズキは6年ぶりW表彰台の大活躍。
でも、圧倒的な強さで初タイトルを目前としたストーナーを前にしたら目出度さも半減じゃい。
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ストーナーのタイトルはほぼ決定的。もう頭を抱えるしか無いなこりゃ。
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■ Rider's Comments
ストーナー「自分にとっては最高の勝利です。昨日はあまり自信を持っていませんでしたが、今日スターティング・グリッドにつくまでにはセッティングに自信を回復していました。全てが順調でしたね。スタートにも成功して、そこで後続との差を開く事もできました。
自分はだいたいシーズンの後半戦の方が強さを発揮できる方なので、残りのレースでもさらにいい戦いができる事を期待していますが、実際どうなるか楽しみです。ドゥカティーのマシンは乗る度に感触が良くなって、より速く走れるようになるんです。」
(インテリマーク WGP速報ニュースより抜粋引用)

ロッシ「今日このミサノで好成績を挙げることができていたら、それは本当に素晴らしいことだったんだ…。コースが黄色で埋まっているのを見た時は本当に感動したよ。残念ながら結果的にはこうなってしまって、しかもチャンピオン獲得がとっても難しくなってしまった…。ほんの少ししか走っていなかったのにリタイヤすることになってしまったのは本当に悔しくて、アンラッキーだったと思う。
特に今回はプラクティスからとても順調で速かったから、好結果を期待していたからね。でもこうして悪いことが起こってしまったら、その後できることはふたつだけ。諦めるか、あるいはすぐに気を取り直して、前よりももっと頑張るか。ヤマハ、僕、チーム、エンジニア、すべての関係者が後者を選ぶ。レースはまだ5つ残っているのだから、ひとつひとつ全力をぶつけて頑張っていくよ。」
(ヤマハ発動機 レース情報より抜粋引用)

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オレ様は後半戦の方が強い、って、まだ物足りないってかい?
今回のリタイアでロッシはコテンパンに叩きのめされました。もうカンベンしてあげて(涙)
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いくらなんでも、もう逆転は不可能。
なんだかんだでやっぱりロッシ・ファンのオレッチとしては、
こうなったら、せめて残り5戦全勝してもらって、勝ち星でストーナーに並んで貰いたい!
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“最強王者ロッシ”という偶像の威光はもはや過去のものになってしまったのか?
否!2年連続でタイトルを逸した屈辱を糧に、“史上最速ライダー・ロッシ”は来季必ず復活する!(予定)
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別稿「【MotoGP】第13戦サンマリノGP結果」の「MotoGPクラス」-「Notes」の補足


■ 過去、シーズン8勝以上したライダー一覧
シーズン ライダー(国) 勝数
------------------------------------------------------------
1965年 M.Hailwood (GBR) 8勝(全10戦) ★
1968年 G.Agostini (ITA) 10勝(全10戦) ★
1969年 G.Agostini (ITA) 10勝(全12戦) ★
1970年 G.Agostini (ITA) 10勝(全11戦) ★
1971年 G.Agostini (ITA) 8勝(全11戦) ★
1972年 G.Agostini (ITA) 11勝(全13戦) ★
1994年 M.Doohan (AUS) 9勝(全14戦) ★
1996年 M.Doohan (AUS) 8勝(全15戦) ★
1997年 M.Doohan (AUS) 12勝(全15戦) ★
1998年 M.Doohan (AUS) 8勝(全14戦) ★
2001年 V.Rossi (ITA) 11勝(全16戦) ★
2002年 V.Rossi (ITA) 11勝(全16戦) ★
2003年 V.Rossi (ITA) 9勝(全16戦) ★
2004年 V.Rossi (ITA) 9勝(全16戦) ★
2005年 V.Rossi (ITA) 11勝(全17戦) ★
2007年 C.Stoner (AUS) 8勝(全18戦) ?

※ ★=そのシーズンのチャンピオン

シーズン7勝に比べると、8勝を達成したライダーの数はグっと減る。
そりゃそうだ。WGP黎明期は年間8戦も無かったんだから。

しかし錚々たる顔ぶれだね。ストーナー以外の4人は、ちょうど最高峰クラスの優勝回数歴代1~4位の面々。
ストーナーも彼らと肩を並べる偉大なチャンピオンになるのかな?

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「おまえ一人で勝ちすぎなんだよゴラァ!」
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■ 最高峰クラスでの連続PPランキング
順位 ライダー(国) 連続数 GP
------------------------------------------------------------
1位 M.Doohan (AUS) 12連続 1997年
2位 F.Spencer (USA) 9連続 1985年
3位 M.Lucchinelli (ITA) 6連続 1981年
    K.Schwantz (USA) 6連続 1989年
    M.Doohan (AUS) 6連続 1992年
    M.Doohan (AUS) 6連続 1995年
7位 W.Gardner (AUS) 5連続 1987年
    C.Sarron (FRA) 5連続 1988年
    K.Schwantz (USA) 5連続 1993年
    M.Biaggi (ITA) 5連続 2001年
    V.Rossi (ITA) 5連続 2002年
    V.Rossi (ITA) 5連続 2003年
13位 J.Cecotto (VEN) 4連続 1978年
    F.Spencer (USA) 4連続 1982年
    W.Rainey (USA) 4連続 1991年
    M.Doohan (AUS) 4連続 1998年
    C.Stoner (AUS) 4連続 2007年 ← いまここ

1997年のドゥーハンの12連続PPは異常。このシーズンはドゥーハンがあまりに強すぎて、ドゥーハン好きだったオレッチでさえ「誰かドゥーハンを止めてくれ!」っていうぐらい強かった。

果たしてストーナーは、かつて師弟関係でもあったドゥーハンを超えることができるか?

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Photo © Ducati Motor Holding S.p.A.



■ 最高峰クラスでのメーカー別1-2フィニッシュ・表彰台独占ランキング

1-2フィニッシュ・ランキング
順位 回数 メーカー名 通算優勝数(歴代順位) 1-2フィニッシュ率*
----------------------------------
1位 92回 Honda 205勝(1位) 44.9%
2位 34回 Yamaha 150勝(2位) 22.7%
3位 31回 MV Agusta 139勝(3位) 22.3%
4位 26回 Suzuki 90勝(4位) 28.9%
5位 21回 Girela 35勝(5位) 60.0%
6位  8回 Norton 21勝(6位) 38.1%
7位  1回 Ducati 15勝(7位) 6.7%
7位  1回 AJS 5勝(8位) 20.0%

表彰第独占ランキング
順位 回数 メーカー名 通算表彰台数(歴代順位) 独占率**
----------------------------------
1位 53回 Honda 541回(1位) 7.9%
2位 19回 Suzuki 275回(3位) 2.8%
3位 11回 Yamaha 471回(2位) 1.6%
3位 11回 Girela 100回(6位) 1.6%
5位  4回 Norton 131回(5位) 0.6%
6位  2回 MV Agusta 212回(4位) 0.3%
番外  0回 Ducati 41回(8位) 0.0%

*=優勝回数に占める1-2フィニッシュ率
**=これまでの最高峰クラス全675戦中に占める表彰台独占達成率

予想通り、巨人HondaがダントツのWウィン。これまで開催された最高峰クラスのレース数は675戦だから、だいたい7戦に1戦はHondaが1-2フィニッシュしてるということ。

表彰台独占の方はSuzukiが頑張ってるな。名機RGシリーズが大活躍した70年代後半から80年代前半にかけて数を稼いだんだろう。

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メーカー・ランキングでヤマハとホンダを急追中のスズキ。
ここ2戦の大活躍で、ランキング2位浮上も現実味を帯びてきたぞ。がんばれ。
Photo © Crescent Suzuki

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by oretch | 2007-09-18 23:48 | MotoGP

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