2007年 12月 04日
現在の子供の学力、ここまで深刻だったとは・・・

硬派ネタ2つ目。これもまた深刻な問題。
学校教育に多少関わりのある仕事をしている身として、この結果はちょっとショック。

読売新聞 : 理科実験身につかず 文科省調査 (2007/11/28)
100グラムの水に20グラムの食塩を溶かして食塩水にする実験の映像を見せたうえで、この食塩水の質量を答えさせる問題を小5と中2に共通して出題したところ、「120グラム」と正しく解答できた子供の割合は小5が63%で中2は59%。一方、食塩水の質量が120グラムよりも少なくなると誤って答えた子供は小5が34%、中2は37%だった。
(読売新聞より抜粋引用)

小5はまだしも、中2の正答率の低さはどういうことなんだろう?
10人中4人が、質量保存の法則を理解していないということだ。
しかも正答率が小5より低いなんて・・・・

記事の主題は理科の実験・観察の学習効果についてだけど、もはやそういう次元の話しではないと思う。

どこに問題があるのか?

教員の指導力に問題があるのは当然ながら、それ以上に、子供の学習意欲や態度の問題の方が大きいように思える。

ベネッセの研究によれば、子供の学習意欲は将来の職業観や進路に対する興味・関心の度合いに影響されるらしい。将来、自分のなりたい職業や進路が明確な子ほど、学習意欲は高いという。そして、そうした子供の職業観や進路に対する意識や関心の醸成には、親の影響が最も大きいとのこと。

こうした研究成果などを考えると、オレッチら現役子育て世代は、子供達の学力の問題の根っこは家庭にあることを改めて認識しなければいけないな、と思う。


ということで我が家では、日頃から子供達と将来の夢について色々話をするようにしている。
我が家の長女(7歳)は、大きくなったらお花屋さんになりたいらしい。理由は単純。お花が好きだから。近所の遊歩道や公園などにいくと、よく道端の花を摘んだりしている。(摘んではいけない花は見るだけ)
「お花が好き=お花屋さんになる」という実に子供らしい単純な発想だけど、もちろん、大変結構なことだと思っている。

そんな長女にオレッチは、小売業として捉えたお花屋さんの話をいつも聞かせる。
商品の仕入れや管理、販売、店舗運営、顧客対応などなど、具体的にお花屋さんのお仕事の内容を、子供にも分かりやすい言葉に置き換えて説明する。そして、今学校で習っている算数や国語の勉強が、お花屋さんの仕事のどの場面で、どういう風に活きてくるかも併せて伝えるようにしている。今習っていることと将来の夢の具体的な繋がりを理解することで、学校での授業を楽しく、意欲的に受けられるようになると思うからだ。
その効果なのかどうか分からないけど、長女は学校の勉強がとても楽しいそうだ。

さて先日、子供たちと一緒にお使いに出かけた際、近所のお花屋さんの前を通ったところで、あらためて長女に将来の夢を聞いてみた。
すると長女はこう答えた。

「お花屋さんは大変そうだからやめた。魔法使いになることにした」

ガ━━━(゜Д゜;)━━━ン!!

働きかけ過ぎるのも良くないようで・・・・




先々週末、長女の通う学校で授業公開が行われた。オレッチは朝早くから学校に行って、長女のクラスの授業を見たり、学校全体の雰囲気を知りたくて校内を探索(?)したりしてたのだけど、オレッチのほかに学校に来ていた父親は驚くほど少なかった。児童数は400人ぐらいの学校だけど、全校で父親は20人にも満たなかったと思う。
いくら平日開催とは言え、これは少な過ぎだと思う。

確かに会社の休みが取り難い人もいるだろうし、自営業で休めない人もいるだろう。オレッチの職場の同僚連中にも、子供のことは奥さんに任せっぱなしにしている人が少なくない。と言うか、それが多数派だ。

でも、子供達の社会性を育むうえで父親の存在が重要だということは、多くの教育研究者が一致して認めるところ。

もっと我が子のことに関心持とうよ > 世のお父さん達
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by oretch | 2007-12-04 21:06 | 雑記

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