2007年 12月 22日
今年もやってきたROC2007 結果(2)The Race of Champions

※ 国別対抗戦の「Nations Cup」からの続き


「Nations Cup」は新旧F1コンビのドイツ・チームが強力なフィンランド・チームを下して初優勝を果たした。

続いては“王者の中の王者”の座を争う個人戦。F1とWRC王者欠席でイマイチ盛り上がりに欠けるけど、それでも多くの本物のチャンピオン達が集まった。

果たして今年の“王者の中の王者”に輝くのは誰だ?

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国別対抗戦に続いては、いよいよ“王者の中の王者”を決める個人戦。
果たして優勝の栄冠を勝ち取るのは誰だ?
Photo © IMP / Motorsport.com




■ The Race of Champions

1回戦注目のカードは、何といってもコバライネン対ヴェッテルのF1若手対決。国別対抗決勝戦のカードが1回戦目で再現。できれば違うブロックで勝ち上がってきてから勝負して欲しかったが仕様が無い。組み合わせの不幸を嘆くことになるのはコバライネンか? ヴェッテルか?
DC対ペターのベテラン対決、エクストローム対クリステンセンのチームメイト対決、プリオール対ミュラーのWTCC対決も要注目だ。

[1回戦]
第1ブロック/第1レース : Solution-f
 ○M.Schumacher (GER) 1’50.1346
 ●H.Solberg (NOR) 1’52.2699 +2.1353

第1ブロック/第2レース : ROC Buggy
 ○J.Button (ENG) 1’52.3686
 ●A.McRae (SCO) 1’54.8733 +2.5047

第1ブロック/第3レース : Solution-f
 ○F.Bourdais (FRA) 1’48.9771
 ●J.Johnson (USA) 1’49.6683 +0.6912

第1ブロック/第4レース : ROC Buggy
 ○D.Coulthard (SCO) 1’50.6241
 ●P.Solberg (NOR) 2’06.7098 +16.0857

第2ブロック/第1レース : Solution-f
 ○H.Kovalainen (FIN) 1’50.2973
 ●S.Vettel (GER) 1’51.1478 +0.8505

第2ブロック/第2レース : ROC Buggy
 ○A.Priaulx (ENG) 1’49.6485
 ●Y.Muller (FRA) 1’51.6445 +1.9960

第2ブロック/第3レース : Solution-f
 ○M.Ekstrom (SCA) 1’50.0963
 ●T.Kristensen (SCA) 1’51.1692 +1.0729

第2ブロック/第4レース : ROC Buggy
 ○T.Pastrana (USA) 1’55.2582
 ●M.Gronholm (FIN) 1’56.8349 +1.5767

F1若手対決を制したのはコバライネン。元祖ROC男が国別対抗のリベンジを果たして面目を保った。
チームメイトバトルはエクストローム、WTCC対決はプリオールがそれぞれ勝利した。ミュラーはROCでもプリオールに負けてちょっとカワイソウ。

2回戦の注目カードは、これはやっぱりシューとバトンの対決だろう。バトンが現役ドライバーの意地を見せて国別対抗の借りを返すことができるか?
WTCC3連覇王者のプリオールとコバライネンの対決も見ものだぞ。

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コバライネンvsヴェッテルの2回戦は、コバライネンが見事リベンジ成功。
2004年以来の2度目の優勝に向けて好発進。
Photo © IMP / Motorsport.com


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グロンホルムはパストラーナに敗れて1回戦敗退。
波乱、と言ったらパストラーナに失礼だね。
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[準々決勝]
第1ブロック/第1レース : ROC Buggy
 ○M.Schumacher (GER) 1’48.0203
 ●J.Button (ENG) 1’49.1543 +1.1340

第1ブロック/第2レース : Solution-f
 ○S.Bourdais (FRA) 1’50.4782
 ●D.Coulthard (SCO) 1’51.4879 +1.0097

第2ブロック/第1レース : Aston Martin N24
 ○A.Priaulx (ENG) 1’53.6036
 ●H.Kovalainen (FIN) 1’53.7035 +0.0999

第2ブロック/第2レース : Focus WRC
 ○M.Ekstrom (SCA) 1’54.3696
 ●T.Pastrana (USA) 2’02.1632 +7.7936

バトン連敗で涙目('A`)
今季遅かったのは、やっぱりマシンだけのせいじゃ無いんじゃないのか?
同じクルマで競争して現役がOBに連敗って恥ずかし過ぎだろ。よく考えろ。
波乱はコバライネンの敗退。やっぱレース界の格闘技、WTCCを3連覇した腕は伊達じゃないわ。
来季トロロッソに乗るボーデは兄チームのクルサードを破って準決勝進出。まさに下克上。

そして準決勝に残った4人はいずれ劣らぬ猛者ばかり。4人中3人が各出身カテゴリーの現役王者、そして残る1人は史上最高の呼び声高い元絶対王者。
王者対王者のバトルを制して決勝に勝ち残るのは果たしてどの王者だ?

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バトンまた負けた(涙) シューはこれで準決勝進出。気合入ってます。
Photo © Gareth Fair / Motorsport.com


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優勝候補の1人、コバライネンはマシンがウォールに接触して惜敗。
WTCC王者、プリオールが準決勝に進出した。
Photo © IMP / Motorsport.com



[準決勝]
第1ブロック : ROC Buggy
 ○M.Schumacher (GER) 1’47.9105
 ●S.Bourdais (FRA) 1’48.9747 +1.0642

第2ブロック : Solution-f
 ○M.Ekstrom (SCA) 1’49.3806
 ●A.Priaulx (ENG) No TIme

F1を7度制した王者がチャンプカーの現役V4王者を下し、DTM2連覇王者がWTCC3連覇王者に勝利して決勝への進出を果たした。

前年覇者エクストロームが連覇を成し遂げるか?
それとも赤い皇帝がROC初制覇を達成するか?
王者の中の王者となるのは、果たしてどっちだ?

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まず一つ目の決勝の椅子をゲットしたのは、ROC初制覇を目論む皇帝シューミ。
さすがのインディカー4連覇王者も、F1で7度王者に輝いたシューミには勝てなかった。
Photo © Gareth Fair / Motorsport.com


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プリオールがクラッシュして、“箱レース”王者対決を制したエクストローム。
ROC2連覇に向けて、いよいよ決勝で皇帝との最後の戦いに挑む。
Photo © xpb.cc / Motorsport.com



[決勝]
第1レース : Solution-f
 ○M.Ekstrom (SCA) 1’48.1945
 ●M.Schumacher (GER) 1’49.8010 +1.6065

第2レース : ROC Buggy
 ●M.Ekstrom (SCA) 1’47.9687 +0.9661
 ○M.Schumacher (GER) 1’47.0026

第3レース : Solution-f
 ○M.Ekstrom (SCA) 1’47.3191
 ●M.Schumacher (GER) No Time

Winner : Mattias Ekström (SCA) 2年連続

第1レースはエクストロームが先勝。初戦は、この時点でSolution-fで最速となるラップタイムを刻んだ前年覇者が強さを見せた。
第2レースはシューが勝って勝負は再び五分に。こちらも、今大会中のバギーカーのファステスト・ラップとなるタイムをマークして一歩も引かない構えだ。
そして最後の勝負となる第3レース。DTM王者エクストロームが、自身が第1レースでマークしたSolution-fのファステストをさらに更新する最速ラップを叩き出して見事優勝。史上3人目となるROC連覇を成し遂げた。

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1回戦目は、エクストロームがシューに大差をつけて勝利。
2連覇に向けて、まずは1勝目。
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2回戦目は、シューが取り返して1勝1敗の五分に。
シューはバギーカーだと速いなぁ。
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そしてオーラスの3回戦目、エクストロームが今大会最速タイムを叩きだしてシューに勝利!
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ブロンクビスト。オリオールに続いてROC史上3人目の2連覇を達成した。
おめでとーーーー!
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優勝 マティウス・エクストロウム
「スタートはあまり良くなかったんだ。でも、最後はいい結果になった。誰もがROCに勝ちたいと思っていた。この素晴らしいイベントにすべての観客の前にやって来ることをわたしはいつも楽しんでいるよ。たとえ7回のF1チャンピオンでも4回のツーリングカーチャンピオンでも、すべてのドライバーが素晴らしいので勝つことは簡単なことじゃないんだ。上手くリズムに乗った者が勝つことが出来る。」
FMotorsports海外より抜粋引用)

準優勝 ミハエル・シューマッハ
「どうも『ソリューションF』がうまくいかなかったね。やっぱりタイヤの見えるマシンでないと良くなんだよ! 以前もセダン型のマシンでは苦労したからね。
ここではチャンピオンシップがかかっていないから、みんなプレッシャーもなくいいレースが出来るんだ。今回はF1から引退して初めてのレースだった。F1で戦っているときは大きなプレッシャーがあって、集中して決意することが必要だった。でも今年はスイッチをオフにしたかったんだ。2004年の時はノーマルシーズンの後で空っぽだった。でも今は違う、このようなイベントのために予定を明けてある。また来年も招待されることを待っているよ」
FMotorsports海外より抜粋引用)

もちろん、招待されるだろう。
でも、来年はできたらライコネンも一緒に連れてきてね!


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それでは、またライ(コ)ネンお会いしましょう!
Photo © IMP / Motorsport.com



■ Fastest Lap (オマケ)

各マシンごとのファステスト・ラップは以下の通り。

一番多くのドライバーが乗ったバギーでファステストをマークするとは、皇帝さすがだな。

ROC Buggy : M.Schumacher (GER) 1’47.0026 @ ROC Final
Solution-f : M.Ekstrom (SCA) 1’47.3191 @ ROC Final
Focus WRC : S.Vettel (GER) 1’50.8516 @ NC Final
Aston Martin N24 : A.Priaulx (ENG) 1’53.6036 @ROC 1/4-Final
Fiat Punto Abarth : H.Kovalainen (FIN) 2’01.0103 @ NC Semi-Final






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本当ならこの場にいたはずなのに。いなくなって寂しいよ、マクラッシュ。
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by oretch | 2007-12-22 23:49 | モータースポーツ

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