2007年 12月 23日
【MotoGP】JMB発見

先日の「Race of Champions」で使用された、オペル・アストラ・ベースの「Solution f」というクルマについて調べていたら、思わぬ人物と再会してビックリ。

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今年のROCで使用された「Solution f」
Photo © Gareth Fair / Motorsport.com


この「Solution f」というクルマは、昨年スタートしたばかりの、フランスを中心に開催される「Touring Cup」というワンメーク・レース専用に開発された車輌らしい。

で、昨シーズン、つまり初年度にその「Touring Cup」の栄えある初代チャンピオンに輝いたのが、何を隠そう2輪ファンには馴染み深いあのヒトだった。

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お久! 元気してた?
Photo © TouringCup.fr


JMBことジャン・ミッシェル・バイルだ!!

WGPで走っていた当時は「細いジェローム・レ・バンナ」って感じで男っぽい雰囲気の人だったけど、今ではすっかり髪も伸びて、柔和なイイ感じのオジさんになっていたのね。
ハンサムなだけに、なんかフランス映画の俳優さんみたいでカッコイイじゃん。
【参考】JMBのキャリア・ダイジェスト
JMBのキャリアは2輪モトクロスからスタートした。80年代末から90年代初頭にかけて世界のモトクロス界を席巻。世界選手権、全米選手権、スーパークロスで数々のタイトルを獲得した。
その後、惜しまれつつも本人の予(か)ねてからの夢でロードレースに転向。モトクロス界のスーパースターの転向ということで、2輪レース界全体から大きな注目を集めた。
WGPデビューは1993年。250ccクラスでのエントリーだった。1994年にはアプリリアを駆って、早くもランキング8位を得る。そして1996年、満を持して最高峰500ccクラスにステップアップ。“キング”ケニー・ロバーツ率いるヤマハのファクトリー・チームからのエントリーだった。ちなみに、この時のチームメイトはノリックだ。
しかし残念ながらロードレースではモトクロスほど好成績をあげることができず、その後低迷。2002年を最後にWGPから引退した。

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250ccクラス時代のJMB。その才能を買われてアプリリア・ワークスからエントリー。
Photo © Manfred Mothes


WGPからフェードアウトした後の足跡はオレッチもフォローできていなかったから、今回こうして偶然ながらも健在な姿を確認できてなんか嬉しかった。2輪ライダーは引退後に4輪に転向するヒトが多いけど、バイルも例に漏れず4輪に転向していたわけだ。

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「Touring Cup」の様子。先頭を走っている111番車がバイル。
バイルはシリーズ初年度の2006年、10戦中6勝の圧勝で初代王者になった。
Photo © TouringCup.fr


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バイルはこれで、生涯何個目のタイトルになるのかな?
Photo © TouringCup.fr



プロのレーサーで、引退後はキレイさっぱりレースから手を引いてしまう人も少なくないけど(例えば先日記事を書いた清水雅弘サンとかね)、やっぱりバイルのように、例えカテゴリーは変わっても現役で走り続けていてくれると何だか嬉しい。

JMBの公式サイトを見ると、Touring Cupのほかにもラリーに出場したりもしてて、相変わらずこの世界を愛して楽しんでる様子。

来年、もしチャンスがあったら、是非ROCにも出場して欲しい。
待ってるぜ。
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by oretch | 2007-12-23 01:01 | MotoGP

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