2008年 02月 02日
我が家のレガシィにスタッドレス・タイヤ(2) 雪山編

「新幹線で帰るか? スタッドレス・タイヤを買ってクルマで帰るか?」

毎年繰り返されてきた年末年始帰省のこの問題も、格安でスタッドレス・タイヤを入手できたことで遂に決着。この年末年始、我が家は初めてクルマで冬の帰省をした。

自宅を出発したのは、暮れも押し迫った30日の午前10時。家族5人と荷物を満載して神奈川の自宅を後にした。

オレッチにとってはこれが人生初のスタッドレス・タイヤ体験。指で押したらグニャっと曲がるスタッドレスはなんとも頼りない感じ。この柔らかさが雪道や氷道でのグリップの秘訣と頭では分かっていても、こんなんでホントに高速走って大丈夫かいな? カーブのキツイ首都高を周囲のペースに合わせて走れるんかいな? と、正直なところかなり不安を感じていた。

が、いざ用賀ICから首都高に乗り込んでみたら、これが全く普通で拍子抜け。
スタッドレス・タイヤで全然イケるじゃん!

さすがに、サマータイヤ(BSポテンザRE050A)と比べると、コーナーの踏ん張りどころでグニャリというかヌルッっというか腰砕けた感じがあるんだけど、ロードノイズとか乗り心地なんかは全く問題なし。年末で交通量の少ない首都高をスイスイと抜けて、自宅を出発してから1時間もかからずに川口JCTを通り抜けてしまった。


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なんとなくグニャリとした感触はあるもの、
空いてる首都高の速い流れにも余裕でのれる。快調なり。


東北自動車道に入ると、オレッチはひたすら左端の走行車線で100km/h巡航を続けた。スタッドレスがサマータイヤとたいして変わらない感覚で走れることは確認できたけど、やっぱり100km/h以上のスピードを出すのはちょっと恐かった。柔らかいトレッド部分が削られて硬くなっちゃうような気もしたし。それに、そもそも制限速度は100km/hだし。

東北自動車道に入ってからも道路は空いていて順調そのもの。豚を運搬中のトラックの荷台に可愛い耳や尻尾を見つけてキャーキャー騒いだり、那須辺りの牧場の牛を何頭数えられたか競争したりしているうち、アッという間に実家近くのICに到着した。
東北道を降りてからさらに30分ほど、ガラガラの国道4号と県道を走り、午後3時前にはカミさんの実家に着してしまった。途中、PAなど3箇所で休憩したけど、それを含めて神奈川の自宅から福島の実家まで僅か4時間半。年末の帰省ラッシュなんて一体どこいっちゃったんだろうね?

こうしてオレッチ家は無事、スタッドレス・タイヤを履いたレガシィで、初の年末帰省を果たしたのだった。




ってオイ、どこにも雪ねーじゃねえか(゜Д゜#)!!




神奈川の自宅から福島の実家まで、走った道路は全て完全なドライ路面。約300kmの道程のどこにも雪は無かった。カミさんの実家からの現地情報では「積もってはないけど雪はちょくちょく降ってる。」とのことだったので、それなりに期待して行ったのに・・・・

オレッチはこれまで雪道を走った経験は無いけど、せっかくスタッドレス買ったんだから、やっぱり雪道走りたかったわけですよ。なのに雪はどこにも無い。道路はどこも完全ドライ。

あ~あ、ガッカリ。なんのために高い金出してスタッドレス買ったんだか・・・・・ orz


―――なんて感じで変な落ち込みかたをしていたら、カミさんが言った。

「ソリ持ってスキー場に遊びに行こうか?」

つーことで、翌日近くの「あだたらスキー場」へと出かけることにした。
ひゃっほーい!

カミさんの実家からスキー場までは、クルマで30~40分ほどの距離。国道4号から東北道二本松ICを掠めて岳温泉方面に向かい、山道を6km程行くとゲレンデに着く。
早速、子供達とソリを乗せて出発した。

出発して間もなく、二本松ICを通り過ぎ、岳温泉に向かう典型的な田舎道に入ったところで、おぉ、なんか正面からピューピューと白いものが飛んできたぞ。
雪だ!

進むほどに雪の量はどんどん増え、田んぼや畑、里山の木々に積もる雪の量の増えていく。道路も徐々に灰色から白色に変わり、岳温泉まであと数kmという地点で、道は完全に圧雪路に変わっていた。
景色の劇的な変化と、生まれて初めて走る雪道に、なんだか感動するオレッチ。


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雪だ! 人生初の雪道ドライブにオレッチ興奮!
でも運転は慎重に慎重に・・・・・


岳温泉を過ぎると、タイトなカーブが連続する急勾配の険しい山道が待っていた。雪道初心者のオレッチには、見るからにハードルが高い。
「雪道では急発進、急停車、急ハンドルの“急”のつく運転は厳禁」という同僚の言葉を思い出しながら、シフトをマニュアル・モードに変えて慎重に山道を登り始める。
大丈夫だ。ハンドルに手応えがある。タイヤがしっかりと路面を捉えているのが分かる。

そして最初のヘアピン・カーブに差し掛かった。カーブのかなり手前でアクセルを戻し、エンブレを効かせて速度を落としながら、ゆっくりとカーブに進入する。慎重にハンドルを切ってゆっくりとフロントの向きを変え、静かにコーナーを回る。出口が見えたところで、一拍置いてから、さらに慎重にアクセルを開けて加速する。OK。無事、クリアした。
とりあえず一つ目のカーブを何事も無く安全にクリアできたので、その後も同じ要領で次々とカーブをクリアしながら、山道を順調に登っていく。

山道を半ばまで登ったところで、フト、ペースが上がっているのに気が付いた。あまりにもクルマが安定しているので、自然とペースが上がってしまったらしい。

雪道初心者のオレッチがこんだけハードな雪道をこんなにも安心して走れるのは、スバル自慢のシンメトリカル4WDが生み出すスタビリティの高さと、ドライブトレーンのスムースのおかげだろう。レガシィに乗り始めてそろそろ3年。初めてレガシィの本領を味わえたような気がした。

レガシィすげぇ! 惚れ直した!

その後も順調に圧雪路の山道をガンガンと登り、遂に標高1,100mのスキー場に到着した。

服を着替え、ソリを持ってゲレンデに突撃。
寒さを忘れて、子供達と存分にソリ遊びを楽しんだ。


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見渡す限りの雪、雪、雪。道路は完全に雪で覆われている。
雪道初心者のオレの運転でも、急勾配の圧雪路をレガシィは苦も無く登っていった。


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そして遂にスキー場に到着。ヤッホー!
生まれて初めて見る銀世界に呆然とする長男。


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福島の雪はサラサラのパウダースノー。
サラサラ過ぎてソリは滑らず。雪だるまも作れず。でも楽しい。


3~4時間ほど遊び倒し、子供達も疲れたところで帰路につくことにした。

いよいよ降りである。登りよりも降りの方がデンジャラスなのは、雪道素人のオレッチでも分かる。駐車場を出て山道に入り、いよいよ勾配が降り始めるポイントまで慎重にクルマを進めていった。

と、ここで嫌な光景に出くわした。

オレッチの十数m前方、山道の降り勾配に入ったばかりのところを走っていた日産キューブが、突然目の前で横滑りした。リアを右斜め前方に振り出したと思ったら、そのまま斜めになった状態で十数mズズズーッと一気に滑っていったのだ。

やべえええええええ!
やっぱ降りの雪道は、こ、恐すぎる(((゚Д゚;))))!!!

シフトはマニュアル・モード。アクセルペダルから足を離し、重力に引っ張られて加速しようとするクルマをエンブレで減速させながら、登りの時よりもさらに慎重に山道を降って行く。

大丈夫だ。レガシィは相変わらず完璧なまでに安定している。途中、直線部分で試しにクルマを軽く左右にゆすってみたが、スタッドレスタイヤはしっかりと路面の圧雪を掴み、まったく横滑りの気配すら感じさせない。

まったく不安を感じないまま圧雪路の険しい山道を降り切り、我が家のレガシィーは無事、麓の岳温泉街に到着した。
登りの時以上に、我が家のレガシィを頼もしく思った。

さ~て、次はどこの雪山行こうか?



→ 「我が家のレガシィにスタッドレス・タイヤ(3) 燃費編」に続く


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無事下山したレガシィ。鼻先には、スキー場の駐車場でできたツララがまだ残っていた。


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by oretch | 2008-02-02 09:08 | バイクとクルマ

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