2008年 04月 08日
【MotoGP】2008年 Rd.2 スペインGP 結果

ペドロサ完全復活! ロッシも半分復活! そしてストーナーは失速!

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第2の開幕戦、スペインGP。地元の英雄ペドロサが抜群のスタートでホールショット。
Photo © Repsol media


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中盤からは、ロッシ、ロレンツォ、ヘイデンをブッチ切ってペドロサが独走状態に。
カルロス国王が見守る中、母国GPでMotoGPクラス初優勝を達成!
Photo © CRASHNET / Yahoo!EUROSPORT


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冬季テストでは、重傷を負ったり新型マシンが不調だったりと心配されたペドロサ。
ところが、蓋を開けてみたらランキング首位。このままシーズンを最後までリードできるかな?
Photo © GPUpdate.net



Rd.2 GRAN PREMIO bwin.com DE ESPANA
@ Jerez, Spain, March 30, 2008


■ MotoGP Results

Final Classification : 27Laps / Dry

Pos. # Rider (Nat.)      Makes; Team; Tyre Time/Gap (Grid)
-------------------------------------------------------------
[ 1]  2 Dani PEDROSA (ESP) Honda; Repsol; MI  45’35.121 ( 2)
[ 2] 46 Valentino ROSSI (ITA) Yamaha; FIAT; BS     +2.883 ( 5)
[ 3] 48 Jorge LORENZO (ESP) Yamaha; Fiat; MI     +4.339 ( 1)
[ 4] 69 Nicky HAYDEN (USA) Honda; Repsol; MI    +10.142 ( 4)
[ 5] 65 Loris CAPIROSSI (ITA) Suzuki; Rizla; BS    +27.524 (10)
[ 6] 52 James TOSELAND (GBR) Yamaha; Tech3; MI +27.808 ( 8)
[ 7] 21 John HOPKINS (USA) Kawasaki; K.R.T.; BS  +28.296 ( 9)
[ 8]  4 Andrea DOVIZIOSO (ITA) Honda; Scot; MI   +28.449 (13)
[ 9] 56 中野 真矢 (JPN) Honda; Gresini; BS        +32.569 (11)
[10]  7 Chris VERMEULEN (AUS) Suzuki; Rizla; BS  +35.091 (12)
[11]  1 Casey STONER (AUS) Ducati; Marlboro; BS   +42.223 ( 7)
[12] 33 Marco MELANDRI (ITA) Ducati; Marlboro; BS +44.498 (18)
[13] 13 Anthony WEST (AUS) Kawasaki; K.R.T.; BS   +45.807 (15)
[14] 15 Alex DE ANGELIS (RSM) Honda; Gresini; BS  +45.871 (14)
[15] 24 Toni ELIAS (ESP) Ducati; Alice; BS        +1’09.558 (16)
[16] 50 Sylvain GUINTOLI (FRA) Ducati; Alice; BS  +1’14.442 (17)
[NC]  5 Colin EDWARDS (USA) Yamaha; Tech3; MI  +22 Laps ( 3)
[NC] 14 Randy DE PUNIET (AUS) Honda; LCR.; MI  +25 Laps ( 6)


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いやっほーーーーーい (゜∀゜)ノ
Photo © Repsol Media


Race Leader
 Lap 1:  2 Dani PEDROSA; Honda
 
 27 Laps -  2 Dani PEDROSA; Honda

Pole Position
  48 Jorge LORENZO (ESP) Yamaha; Fiat; MI  1'38.189

Fastest Lap
  2 Dani PEDROSA (ESP) Honda; Repsol; MI  1'40.116 @ Lap 3

Event Max Speed
  65 Loris CAPIROSSI (ITA) Suzuki  282.2km/h @ Qualify


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Photo © Associated Press



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Photo © CRASHNET / Yahoo!EUROSPORT




■ MotoGP Point Standings

Riders Championship

[ 1]  2 Dani PEDROSA (ESP) Honda; Repsol  41pts.
[ 2] 48 Jorge LORENZO (ESP) Yamaha; Fiat  36pts. (-5)
[ 3] 46 Valentino ROSSI (ITA) Yamaha; FIAT  31pts. (-10)
[ 4]  1 Casey STONER (AUS) Ducati; Marlboro  30pts (-11)
[ 5]  4 Andrea DOVIZIOSO (ITA) Honda; Scot  21pts. (-20)
[ 6] 52 James TOSELAND (GBR) Yamaha; Tech3  20pts. (-21)
[ 7] 69 Nicky HAYDEN (USA) Honda; Repsol; MI  19pts. (-22)
[ 8] 65 Loris CAPIROSSI (ITA) Suzuki; Rizla  19pts. (-22)
[ 9] 21 John HOPKINS (USA) Kawasaki; K.R.T.  13pts. (-28)
[10] 56 中野 真矢 (JPN) Honda; Gresin  10pts. (-31)
[11]  5 Colin EDWARDS (USA) Yamaha; Tech3  9pts. (-32)
[12] 33 Marco MELANDRI (ITA) Ducati; Marlboro  9pts (-32)
[13] 14 Randy DE PUNIET (AUS) Honda; LCR  7pts. (-34)
[14]  7 Chris VERMEULEN (AUS) Suzuki; Rizla  6pts. (-35)
[15] 13 Anthony WEST (AUS) Kawasaki; K.R.T.  3pts. (-38)
[16] 24 Toni ELIAS (ESP) Ducati; Alice  3pts. (-38)
[17] 15 Alex DE ANGELIS (RSM) Honda; Gresini  2pts. (-39)
[18] 50 Sylvain GUINTOLI (FRA) Ducati; Alice  1pt. (-40)

Constructor Championship

[ 1] Honda  41pts.
[ 2] Yamaha  40pts. (-1)
[ 3] Ducati  30pts. (-11)
[ 4] Suzuki  19pts. (-22)
[ 5] Kawasaki  13pts. (-28)

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最高峰クラスでのスパニッシュ・ライダーによるランキング1-2独占は史上初。
ダニ坊とロレ僧と、クリビーレ以来のタイトルを先に獲得するのは、果たしてどちかな?
Photo © Repsol Media


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次はロッシ得意のポルトガル。勝って、2年ぶりポイント首位奪取なるかな?
Photo © CRASHNET / Yahoo!IEUROSPORT




■ MotoGP Statistics and Notes
※ 記録は全てアッチコッチのデータをOretchが集計したもので正確性を必ずしも保証するものでは無いっす。
※ 特に言及の無い限り、各記載事項は当該クラスに関してのみ述べられています。
※ 特に言及の無い限り、スペインGPという表記には、ヘレス以外のサーキットで開催された年も含めます。
※ MotoGPクラスの記録は500ccクラス時代の記録を含む。
※ PP記録は現在の予選制度が設けられた1974年以降のみ。
※ メーカー記録はいずれもシャシー製造者別でカウント。
※ 全クラス通算の数字でも、サイドカークラスは対象外。
※ ライダー名の後ろの( )はチャンピオン獲得年。

ポールポジション
  • J.Lorenzoがデビューして2戦連続、クラス2回目のPP獲得。平忠彦、J.McWilliams、C.Edwardsら8人と並ぶクラス歴代33位タイに。同30位タイのC.Checa、玉田誠、C.Vermeulenの記録「3」まであと「1」。現役ではC.Edwardsと並ぶ7位タイ。
  • Yamahaが開幕から2戦連続、スペインGPでは3年ぶり12回目、クラス140回目のPP獲得。現在、クラス歴代2位。同1位のHondaが持つ最多記録「198」まであと「58」。

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250cc時代、歴代2位のPP記録(23回、PP率48%)を築いたロレンツォ。
自慢のスピードは、最高峰クラスに移っても通用することを証明したな。
Photo © Yamaha Factory Racing


優勝
  • D.Pedrosaが今季初、スペインGPでは自身初、クラス5回目、全クラス通算28回目の優勝。
    クラス別では、L.Graham(’49)、F.Uncini(’82)、W.Hartog、M.Melandriと並ぶ歴代27位タイに。同25位タイのU.Masetti('50、’52)、M.Lucchinelli(’81)の記録「6」まであと「1」。現役ではM.Melandriと並ぶ4位タイ。
    全クラス通算では、我が神F.Spencer(‘83、’85)様、E.Lazzarini、P.Bianchiを抜いて歴代単独19位に。同18位のL.Capirossiの記録「29」まであと「1」。現役では、V.Rossi(88回)、L.Capirossi(29)に次ぐ3位。
  • Hondaが今季初、スペインGPでは4年ぶり、最多19回目、クラス207回目、全クラス通算622回目の優勝。
    クラス別では、歴代1位の最多記録を更新し、同2位のYamahaの記録「151」との差を「56」に拡大。
    全クラス通算でも歴代1位の最多記録を更新し、同2位のYamahaの記録「434」との差を「188」に拡大。

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スタート前、グリッドでカルロス国王の表敬を受けるペドロサ。
天覧レースを見事制して、デカイ鼻がまた一段とデカくなってんだろうな。
Photo © Repsol Media


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ダニ最高おおおおおおおおおお!
Photo © CRASHNET / Yahoo!EUROSPORT



表彰台
  • D.Pedrosaが開幕戦から2戦連続、スペインGPでは3年連続・3回目、通算18回目の表彰台獲得。C.Sarronと並ぶクラス歴代30位タイに。同27位タイのM.Lucchinelli、J.Kocinski、M.Melandriの記録「19」まであと「1」。現役ではM.Melandriに次ぐ5位。
  • V.Rossiが今季初、スペインGPでは2年連続・7回目、クラス100回目の表彰台獲得。クラス歴代1位の最多記録を更新し、同2位のM.Doohan(’94-98)の記録「95」との差を「5」に拡大。現役2位のL.Capirossiの記録「41」との差は「59」に。
    同一クラスでの3桁の大台到達は、もちろん史上初の快挙!
  • J.Lorenzoがデビューから2戦連続表彰台獲得。アラーダ哲也、ダイジロー、R.Laconi、J.McWilliamsら32人と並ぶクラス歴代123位タイに。同106位タイのP-F.Chili、K.Magee、中野王子、T.Eliasら17人の記録「3」まであと「1」。

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犬猿の中のダニとロレはこれで1勝1敗。互いに相手を相当意識してるはず。
表彰台では珍しく握手したらしいけど、それは国王が仲裁したからだって、どんだけ(笑
Photo © Associated Press


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初めて見たロッシの赤帽子姿。なんか違和感あるな。
ま、そのうち見慣れるんだろうね。帝王の完全復活は近い?
Photo © Associated Press/ Yahoo!EUROSPORT



ファステストラップ(FL)
  • D.Pedrosaが今季初、スペインGPでは自身初、クラス8回目のFLを記録。S.Gibernauと並ぶクラス歴代22位タイに。同20位タイのM.Lucchinelli、K.Roberts Jr.(’00)の記録「9」まであと「1」。
  • Hondaが今季初、スペインGPでは4年ぶり、最多15回目、クラス224回目のFLを記録。歴代1位の最多記録を更新し、同2位のYamahaの記録「143」との差を「81」に拡大。

チャンピオンシップ
  • D.Pedrosaが2戦連続表彰台で、昨季第2戦スペインGP以来、18戦・丸1年ぶりにポイント首位に立った(1年前はC.Stonerと首位タイ)。逆にC.Stonerがポイント首位から陥落したのは、2006年最終戦バレンシアGP以来、20戦・17ヶ月ぶり。
    ちなみに、帝王V.Rossiは2006年第16戦ポルトガルGP以来、20戦・17ヶ月間、ポイント首位から遠ざかっている。”かつての栄光”って感じになってきたなぁ・・・。
  • Hondaが、昨季第2戦スペインGP以来、18戦・丸1年ぶりにポイント首位ゲット。

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らしくないドタバタぶりで全くいいところが無かった王者ストーナー。
それ以上に、ドゥカ陣営全体の低調ぶりの方が問題が大きいと思うけどね。
Photo © Ducati Corse / Motorsport.com


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今回は2008年用の新型シャシーで走ったダニとニッキー。
冬季テスト終盤に持ち上がったリアのトラクション不足等の問題は収束しつつあるのかな?
Photo © CRASHNET / Yahoo!EUROSPORT



Notes
  • J.Lorenzoがデビューから2戦連続PPゲットのWGP史上初の快挙達成。表彰台もデビューから2戦連続ゲットで(最多記録はM.Biaggiの4戦連続)、去年のF1のL.Hamilton並みの活躍ぶり。
  • スペイン人ライダーが開幕から2戦連続PPをゲットするのは史上初。
  • スペインGPでスペイン人ライダーがPP獲得したのは昨季のD.Pedrosaに続いて2年連続4回目、J.Lorenzoで4人目。優勝したのは2004年のS.Gibernau以来4年ぶり6回目、D.Pedrosaで4人目。FLを記録したのは2004年のS.Gibernau以来4年ぶり6回目、D.Pedrosaで4人目。
  • スペイン人がPP、優勝、FLの3つを同時に記録したのは、1999年にA.Crivilleがハットトリックを達成して以来9年ぶり 3回目。
    ちなみに、スペインGPで初めて優勝とFLを記録したスペイン人ライダーは、D.PedrosaのところのA.Puig師匠(1995年)。ハットトリックを達成したことがあるのは上述のA.Crivilleただ1人。PedrosaとLorenzoと、果たしてどちらが先に達成するか?
  • Yamahaが開幕から2戦連続PPをゲットするのは2004年以来4年ぶり5回目。
  • クラス100回目の表彰台を獲得したV.Rossiは、同時に最高峰クラス9年連続表彰台も達成。連続表彰台記録の詳細は末尾参照。
  • 我らが中野真矢の一桁順位フィニッシュは2006年の最終戦以来、20戦・17ヶ月ぶり。Honda移籍後では初(感涙)。
  • A.De Angelisが最高峰クラスで初ポイント獲得。最高峰クラスでのポイント獲得は史上669人目。サンマリノ人としては、意外にこれが史上初。おめでとう。
  • C.Stonerにとって11位フィニッシュは、最高峰クラスで完走したレースの中ではキャリアワースト。
  • Suzukiがイベント最高速を記録するのは2006年の第11戦アメリカGP以来、25戦・20ヶ月ぶり。いよいよ各メーカーの最高速性能も均衝化してきたかな?

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ダニロレの2人のスパニッシュが今季の牽引役になるのかな?
Photo © CRASHNET / Yahoo!EUROSPORT


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「エスペラータ君、ポンス君、あれもこれもそれも我が国のライダーか?」
「ええ、あれもこれもそれも我が国のライダーです、陛下」
Photo © CRASHNET / Yahoo!EUROSPORT


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最高峰クラス100回目の表彰台。単一クラスでの3桁到達は史上初の快挙。
Photo © CRASHNET / Yahoo!EUROSPORT


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全クラス通算では136回目。アゴの持つ史上最多記録「159」まであと「23」。十分いける。
Photo © Yamaha Factory Racing


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Photo © Crascent Suzuki


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Photo © CRASHNET / Yahoo!EUROSPORT


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Photo © CRASHNET / Yahoo!EUROSPORT






■ シーズン連続表彰台ランキング・ベスト10

ランク 連続シーズン(年)数 ライダー(国) 記録シーズン 表彰台回数(年Ave.)
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 1位 13年 G.Agostini (ITA) 1965~1977  88回 (6.8回)
 2位 11年 M.Doohan (AUS) 1989~1999  95回 (8.6回)
 3位 10年 A.Barros (BRA) 1996~2005  32回 (3.2回)
         A.Criville (ESP) 1992~2001  51回 (5.1回)
         E.Lawson (USA) 1983~1992  78回 (7.8回)
         R.Mamola (USA) 1979~1988  54回 (5.4回)
         G.Duke (GBR) 1950~1959  32回 (3.2回)
 8位  9年 V.Rossi (ITA) 2000~2008  100回 (11.1回) ← 今回ここ
         W.Gardner (AUS) 1984~1992  52回 (5.8回)
10位  8年 M.Biaggi (ITA) 1998~2005  58回 (7.3回)
         L.Capirossi (ITA) 2000~2007  41回 (5.1回)
         M.Hailwood (GBR) 1960~1967  48回 (6.0回)

[参考記録]

日本人最長  7年 阿部典史 (JPN) 1995~2001  17回 (2.4回)

現役ライダー 5年 N.Hayden (USA) 2003~2007  23回 (4.6回)
         4年 M.Melandri (ITA) 2004~2007  19回 (4.8回)
         4年 C.Edwards (USA) 2004~2007   8回 (2.0回)
         3年 C.Stoner (AUS) 2006~2008  16回 (5.3回)
         3年 D.Pedrosa (ESP) 2006~2008  18回 (6.0回)


現在の年間GP開催数は1950年代の3倍だから、近年のライダーの方が圧倒的に有利だというのは分かってるけど、それにしてもロッシの平均11回/年(まだ2戦しかしてない今季含めて)っていうのはズバ抜けてる。


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ランキング3位に終わった昨季でも年間12回の表彰台をマークした。まだまだ若造どもには負けねーぜ!
(っつっても、ロッシだってまだ20代なんだけどね。)
Photo © Motogp.com

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by oretch | 2008-04-08 00:05 | MotoGP

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