2008年 06月 07日
【F1】2008年Rd.5 トルコGP レビュー

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Photo © CRASHNET / Yahoo!EUROSPORT



また字数制限に引っ掛かった。なのでリザルトとレビューは別記事に。

ま、それだけ書くことの多い面白いレースだったってことだね。


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ばっちこーい
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■ Qualfiy Review

ドライバーに好評なイスタンブール・サーキット。毎年なかなか面白いレースになるから、今年もどんなレースになるかとワクテカしてたのにスーバーアグリが撤退って・・・。
まぁ、いずれこうなるとは覚悟してたけどね。

っつーことで、SAF1の2台が減って20台で行われた予選でPPをゲットしたのは、ここでは滅法強いマッサ。マッサは3年連続PP。過去2年はポール・トゥ・ウィンをキメてるから、当然今年も優勝候補最右翼。まずは予選で、その前評判通りの結果を出した。

2番グリッドはコバライネン。前戦の大クラッシュをものともせず自己ベスト・グリッドをゲットした。やるなコバ僧。

2列目3番グリッドにハミルトン、4番グリッドにライコネンが並んで、予選はフェラーリとマクラーレンがガップリ四つ。ま、これも戦前の予想通り。

我らが中嶋は3戦ぶりにQ1で早々に脱落して16番グリッド。チームのエース、ロズベルグも11番手に終わったから、まぁしょうがないか。


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ティルケ作にしては面白いコースのイスタンブール。
楽しみにしてたのに、SAF1は居ない・・・(涙
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3年連続PPをゲットしたマッサ。やっぱりここでは速い。
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前戦でやばいクラッシュをしたのに平気な顔してコバライネンが2番グリッド。
F1ドライバーは肝が据わって無いとやってられないよね。
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ポイント・リーダーのライコネンは4番グリッド。相変わらず予選では地味。
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■ Race Review

決勝レースは、やや曇り空のもと、ドライ・コンディションでスタートした。
まず飛び出したのはPPのマッサ。3番グリッドのハミルトンもスムーズに加速してマッサに続く。2番グリッドのコバライネンはやや出遅れた。4番グリッドからまずまずのスタートを切ったライコネンが、1コーナーまでにコバライネンに追いついてきてインから仕掛けた。
と、ここでコバライネンとライコネンが接触! 2台とも失速して、コバライネンはクビサに抜かれて4番手に、ライコネンはアロンソに抜かれて6番手にポジションを下げる。
そしてさらに後方で大クラッシュ発生。中嶋の頭上を後ろから追突したフィジコのフォースインディアがスっ飛んだ!


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スターティング・グリッドについた20台のマシン。20台・・・・・
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決勝レース、スタート。マッサとハミルトンがグッド・スタート。
少し出遅れたコバライネンのインにライコネンが突っ込んできた。
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ホールショットはマッサ。続いてハミルトン。
コバライネンとライコネンが接触。2台の立ち上がり加速が鈍った隙に、クビサが3番手に浮上。
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あ ∑(゜Д゜;)!?
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あぶねえええええ!! (((゜Д゜;))))
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フィジコてめぇ中嶋殺すきかっ 凸(゚Д゚#)!!
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中嶋とフィジコの派手なクラッシュの後始末のため、スタート早々セイフティ・カー(以下、SC)がコースイン。隊列を整える。先頭はマッサ、2番手ハミルトン、3番手クビサ、以下アロンソ、ライコネン、ウェバーと続く。
コバライネンはライコネンと接触した際にタイヤがダメになって緊急ピットイン。最後尾に落ちて、早くも優勝争いから脱落した。可哀相に・・・

3周目にSCが引っ込んでレース再開。直後にライコネンがアロンソを抜いて、前を行く3台を追いかける。
でも先頭を逃げるマッサと、それを追うハミルトンは、ファステスト連発の飛び抜けたペースで後続をグングン引き離していく。ライコネンはクビサに追いついてオーバーテイクするチャンスを伺うものの、クビサのうまいブロックに遭って前にでることができない。その間にも先頭2台はどんどん遠くに逃げていく。

16周目にハミルトンが1回目のピットストップ。燃料は軽めだったらしい。コースに残っているマッサは軽くなった車体でハイペースを維持し、ハミルトンより3周余計に周って19周目にピットイン。ハミルトンの前でコースに復帰するが、ハミルトンはすぐ背後につけている。

2台を追走していたライコネンは、上位陣では遅めの21周目まで引っ張って(20周目にこの日のファステストをマーク!)、クビサの前でコースに戻ることに成功。ようやく3位に浮上することができた。でも、クビサにてこずっていた間に先頭2台とは大きな差がついてしまった。

第1スティントが終わったところで、レースは完全にマッサとハミルトンのマッチレースになることが確定した。


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中嶋とフィジコのクラッシュでSCがコースイン。隊列を整える。
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1コーナーでのライコネンとの接触でタイヤがパンクしたコバライネンがピットイン。
優勝争いから早々に脱落。
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SCが引っ込むと、先頭2台がペースを上げて後続を引き離す。
ライコネンが4番手に浮上するが、ペースの上がらないクビサに引っ掛かってしまう。
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3位ライコネンとのギャップが開いて、レースはマッサとハミルトンのマッチ・レースに。
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第1スティントではかろうじてマッサがハミルトンのペースを上回っていたものの、第2スティントではこれが逆転した。ハミルトンがジリジリとマッサとのギャップを縮めていく。
マッサのテールに完全に張り付いたハミルトンは、そこかしこでマッサをプッシュ。そして24周目、このサーキットで一番の勝負どころ、バックストレート・エンドの12コーナーで遂にマッサをオーバーテイク。トップに立った。
トップに立ったハミルトンはそこから今度はジリジリとマッサを引き離しにかかる。このままはミルトンが独走して、遂にフェラーリの連勝を止めるのか?

・・・と考え始めた矢先の32周目、レースはまだ折り返したばかりだというのに、ハミルトンが早くも2回目のピットストップを行った。

あれ? もう2回目のピットイン? ちょっと早くない?
しかもタイヤはまたハード? スタートからずっとハード使ってるよね?
てことは、もう1回ピットストップがあるってこと?

そう、ハミルトンは3ストップ作戦だったのだ!
ハミルトンは昨年のトルコGP決勝でタイヤ・バーストを起こしたけど、その原因はタイヤを酷使するハミルトンのドライビング・スタイルにあった。そのため、今年も2ストップ作戦だとリスクが高いと判断したBSがそのことをマクラーレンに指摘。マクラレーンはそれを受けて、ハミルトンに3ストップ作戦を採用していたのだった。

形勢逆転。俄然、マッサが優位に立った。


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第2スティントに入るとハミルトンが強烈なスピードでマッサを猛追。
24周目、マッサをかわしてトップに浮上。
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ハミルトンがリードをジリジリと広げていき、このまま逃げ切るか・・・?
と思われた矢先に2度目のピットイン。ハミルトンは3ストップ作戦だった。
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ハミルトンのピットストップ中にマッサが首位奪回。形勢は一気に逆転した。
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実はハミルトンに抜かれた直後、トルコには絶対の自信を持っていたマッサは一時パニック状態になってヤバイ状況になりかけた。が、マクラーレンの作戦をいち早く見切ったフェラーリ・ピットが無線で状況を説明し、マッサをクールダウンさせることに成功。マッサは自分のペースを取り戻し、2回目のピットストップに入ったハミルトンに替わってトップに立つと、あとは自信満々でトルコ3連覇に向けて最後のスパートに入った。

一方、再び2位に後退したハミルトンは、再度逆転を狙ってマッサを猛追するものの、自信を取り戻してハイペースで逃げるマッサにはもはや追いつくことはできず、逆に3位ライコネンからレース終盤に猛プッシュを受けることになった。


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一時パニクったものの、状況を把握すると、冷静さと自信を取り戻したマッサ。
ハミルトンを突き放して、トルコ3連覇に向けて余裕のラストスパート。
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マッサに突き放されたハミルトンは、終盤になるとライコネンの猛プッシュに遭う。
自身のドライビング・スタイルに起因するとは言え、ハミルトンにとってここは鬼門だね。
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結局、ポールシッターのマッサが、レース終盤に入ってもリードを保って余裕で逃げ切り、ライコネンと並ぶ今季2回目のファースト・チェッカー。トルコGP3年連続ポール・トゥ・ウィンを達成した。

ハミルトンは終盤追い上げてきたライコネンを辛くも抑えきって2位フィニッシュ。優勝は逃したものの、今季ベストのドライビングができたと満足げな様子。

3位ライコネンは、序盤の出遅れを考えれば上出来だったものの、ポイント・テーブルでマッサとハミルトンにギャップを縮められてちょっとガッカリ。

以下、4位と5位にクビサとハイドフェルドのBMWコンビがW入賞。ハイドフェルドはこのところクビサに負けっ放し。6位には序盤頑張ったけど中盤以降地味に単独走行していたアロンソ。そして7位にウェバー、8位にロズベルグが続いた。

このレースでF1最多出走記録を更新したバリチェロは完走さえしたものの、ポイント圏外の14位に終わった。しょーもな・・・・


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マッサが3年連続ポール・トゥ・ウィンでトルコ3連覇。
ポイント・リーダーのライコネンと並ぶ今季2勝目をマークして、ランキング2位に浮上。
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ライコネンの追撃を振り切ったハミルトンが2位。
3位ライコネンは、ポイント首位を守ったものの、マッサとハミルトンにリードを縮められた。
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チャンピオンを争う3人揃い踏みの表彰台。
5戦終わってライコネンとマッサが2勝、ハミルトンが1勝。まだまだこれからだ。
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by oretch | 2008-06-07 01:37 | F1

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