2008年 07月 30日
【MotoGP】2008年 Rd.9 オランダGP レビュー
 
 
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ストーナー完全勝利! そしてロッシは・・・・
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1949年にWGPシリーズが創設されて以来、絶えることなく毎年6月最後の週末に開催されてきた伝統のダッチTT(オランダGP)。
その60年に及ぶ歴史の中で、サーキット・ファン・ドレンテ(アッセン・サーキット)は数々の悲劇的なドラマを生み出しきた。
それゆえ、いつからか人々は、“ファン・ドレンテには魔物が棲む”と恐れるようになったと言う。

そして今年もまた、ファン・ドレンテの魔物が、その恐ろしい姿を我々の前に現した・・・・・


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ま、魔物・・・・ ((((((゚Д゚;))))))ヒイーーーー!
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■ Rece Preview

中国GPからの3連勝のあとも表彰台を手堅くキープしてポイント首位に立つロッシ。地元カタルニアGPで完勝し、ロッシと数ポイント差の2位につけるペドロサ。
目下タイトル争いの主役を演じる2人に、前戦イギリスGPで前年王者ストーナーがグランドスラム(PP&優勝&ファステスト&全ラップリード)の完全復活を遂げて、また一歩近づいてきた。

そして迎えた伝統のダッチTT。ここは毎年、なんらかのドラマがある。特に今季のようにタイトル争いが接戦だったりする年ほど、その後のシーズンの展開を左右するような重大なドラマが起こる印象が強い。

さて、今年はどんなドラマが待ち受けているんだろうかここのかとうか・・・・・


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前戦を圧勝して完全復活を遂げたストーナーと、それを迎え撃つポイント・リーダーのロッシ。
昨年のダッチTTではロッシがストーナーに快勝した。さて今年はどうなるか?
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毎年、不吉な陰がつきまとうダッチTT。
ファン・ドレンテに棲む魔物は、今年はどんなドラマを描きだすのか?
Photo © Honda Motor Co.



■ Practice & Qualify Review


決勝レースは土曜日に開催されることも伝統のダッチTTの特徴の一つ。

ということで金曜日午後に行われた予選でPPを獲得したのはストーナー。
完勝した前戦イギリスGPと同様、初日から好調で2回のセッションともにトップタイムをマーク。2日目午前のフリー3回目で調子を整えて、予選セッションで狙い済ましたように最速をタイムを叩き出して3戦連続PPをキメた。
イギリスでの勢いはまだ続いているみたいね。

ストーナーのタイムと僅か100分の3秒差で2番グリッドになったのはペドロサ。
2日目午前のセッションでトップタイムをマーク。予選でPPゲットできそうだったんだけど、惜しくも届かず。でもペドロサの場合はロケット・スタートがあるからフロントローならどこでも問題無し。タイムも接近しるから、決勝ではストーナーといい勝負になるはず。

そしてフロントロー最後の席、3番グリッドにはポイントランキング首位のロッシ。
初日は6、7番手辺りをウロウロしてたものの、2日目になったらズバっとタイムを出してきた。前の2人とのタイム差はコンマ1秒と接近している。
前戦で息を吹き返したストーナーの勢いを挫くならここしかない。きっとストーナーに逆転勝利した1年前のレースの再現を狙っているはず。

以下、2列目にヘイデン、プニエ、エドワーズ、3列目にロレンツォ、バーミューレン、そして我らが中野王子が並んだ。

前戦欠場したカピロッシは今回姿を現したものの、フリー2回目にまた激しくクラッシュして、以降のセッションを全てキャンセル。決勝レースをまた欠場することになった。
ホッパーも予選セッションでタイヤ・バリヤーに突っ込む激しいクラッシュを演じ、運悪く足首を骨折。こちらも当然、決勝レースは欠場。次戦もヤバイかも。

金曜日に行われた予選は、目下タイトルを争ういつもの3人が順当にフロントローを占めた。フリー&予選でのタイム的にも、内容的にも、決勝レースではこの3人が激しいバトルを演じることになるのは間違い無いね。


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フリー走行から他を圧倒する速さを見せたストーナーが3戦連続PPゲット。
やっべ! やっぱストーナーは完全に復活してるわ!
Photo © Ducati Corse / Motorsport.com


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2番グリッドはペドロサ。タイムはストーナーといい勝負。
決勝レースでは、とにかくロッシの前でフィニッシュしたいところ。
Photo © Repsol Media


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フロントロー最後の3番グリッドはロッシ。タイムも前の2人と遜色ない。
決勝レースは間違いなく、3強の熱いバトルになるだろう。
Photo © motograndprix.it


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シーズン序盤の勢いがすっかり影を潜めてしまったロレンツォ。今回も3列目確保がやっと。
どうしたロレンツォ? モニターの中でロッシも心配してるぞ。 <してないしてない
Photo © Yamaha Factory Racing


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我らが中野は9番グリッド。まずまずのグリッドを確保した。
2年前には表彰台に登ったこともあるここアッセンで、浮上のキッカケを掴んでほしい。
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プラクティスではカピとホッパーが負傷して決勝レースを欠場。
ファン・ドレンテの魔物が決勝レースに向けてウォームアップを開始したのか?
Photo © motogp.com



■ Race Review


午前中にコースを濡らした雨も上がり、今年のダッチTT最高峰クラスはドライ・コンディションでスタートした。

シグナルが消えて真っ先に飛び出したのは“ロケット”ダニ。PPストーナーもいつもの通り好スタートを切り、いつもの通りの2人が先頭に立って、モンスター・マシンの集団が1コーナーへ突進していく。

ペドロサが今年なん回目だかのホールショットを獲り、ストーナー、ヘイデン、そして我らが中野王子が4番手で続く。ロッシはドビ、バーミューレンに抜かれて7番手辺りだ。


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伝統のダッチTTが60回目のスタートを切った。
いつものようにペドロサとストーナーの2人がロケットダッシュで飛び出す。
Photo © DPPI / www.Moto-Live.com


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ホールショットはペドロサ。ストーナー、ヘイデン、中野が続く。ロッシは7番手辺り。
ロッシはやや出遅れたけど、去年も後方から見事な追い上げで優勝したから、まだ焦る必要なし。
Photo © Honda Motor Co.



アッセンは昨年大規模改修を受けて、コース前半がタイトなコーナーの連続する低速セクションに変った。アッセン特有のコース幅の狭さもあって、右に左にタイトなコーナーをクリアしていくうちに、隊列が徐々に長くな


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Photo © DPPI / www.Moto-Live.com

に? Σ(°д°)



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ぬね!! (°д°lll)



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ノオオオオオオ(゚Д゚)オオオオオ!!!!!




まったやってもうた・・・
            orz



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アアアアッセンのままま魔物がまたでででで出た・・・ ((((((゚Д゚;))))))
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オープニングラップの左ターンの7コーナー、スタートから僅か数百mのところでロッシが自爆クラッシュ (;ノД`)

コーナー進入時のスピードが高すぎてハードにブレーキングをかけたところ、まだタイヤが温まってなかったためにリアタイアがスリップして転倒。アウト側のド・プニエも巻き添えにしてコースサイドのグラベルに転がり出た。

ド・プニエはマシンがダメージを負ってその場でリタイアしたが、ロッシはすぐに傍らに転がったM1を起こすと素早くダメージ状態をチェックし、最下位から再スタートを切った。

“好事魔多し”

痛い。あまりのも痛いミスだ。
アッセンに棲む魔物が、ポイント首位に立つロッシに再び目をつけていたとは・・・・・


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2006年に続いて再びアッセンで悪夢を見たロッシ。
かつてはアッセンを得意にしていたはずなのに、今では完全に鬼門に変わった。
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ダメージを受けたM1で最後尾から再スタートを切ったロッシ。
ストーナーとペドロサは、40秒以上離れた遥か前方を行く・・・・・
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オープニングラップでポイント・リーダーのロッシがまさかの脱落。
この、あまりにも衝撃的な展開の後に待っていたのは、これまた衝撃的なほどのストーナーの際立った速さだった。

ストーナーは、まずオープニングラップの最終シケインでペドロサを抜いて早くもトップに立つと、前戦同様、序盤からハイペースで飛ばして後続を引き離しにかかる。恐らくピットサインでロッシの脱落を知ったストーナーは、このチャンスを最大限活かすべく、ひっちゃきに飛ばしまくる。

2周目にファステスト・ラップをマークしたストーナーは、1周置いて4周目、5周目にも連続してファステスト・ラップを更新。瞬く間にペドロサとの間に3秒のギャップを築くことに成功する。

2番手と3番手に就けるペドロサとヘイデンのレプソル・チームもしばらく懸命にストーナーを追っていたが、明らかにストーナーの方がペースは速い。ストーナーはその後も周回を重ねる毎に更にリードを広げて、レース中盤には完全に独走状態に入った。

ストーナーだけが別次元です・・・・


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1周目の最終シケインでストーナーがペドロサをパス。
早くもトップに立つ。
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トップに立ったストーナーはファステストを連発して後続をグングン引き離す。
誰もついていけねぇ・・・
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そしてレース中盤にはストーナーが完全に独走状態に。
連勝に向けて、あとは余裕の一人旅。
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ストーナーの遥か後方では、ロッシがまだ見えぬ前走車を孤独に必死の追走。
一番前と後ろでそれぞれ単独走行する新旧王者。でもその意味は真逆。残酷なコントラスト。
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レースが中盤を過ぎても、先頭ストーナーのペースは衰えることなく更にリードを広げていく。
12周目には2番手ペドロサとの差は5秒を超えた。

ストーナーに置いていかれたペドロサとヘイデンは、2~3秒の間隔を置いてそれぞれ単独走行状態に。もはやストーナーを追いかけるのは諦めて、2人とも表彰台狙いの走りに切り替えたみたいだ。

最後尾では、時折ストーナーを上回るラップタイムを刻みながらロッシが猛烈なペースで追い上げているものの、まだ誰にも追いつけずに依然孤独な単独走行を続けている。

ロッシが脱落し、ストーナーが独走状態に入り、まるで炭酸の抜けたサイダーのようにすっかり味気なくなったレース中盤の唯一の見所になったのは、序盤から激しく争っていた4位グループ。オープニングラップにロッシの転倒の煽りを受けて一旦最後尾近くにまで落ちたエドワーズが、怒涛の追い上げでこの4位グループに迫ってきた。
12周目に完全に4位グループの尻を捉えたエドワーズは、13周目に中野を抜いて6番手に上がると、さらに翌14周目にはドビとバーミューレンをまとめてブチ抜いて遂に4番手にまで浮上した。

ロッシといい、エドワーズといい、あの転倒さえ無かったら、もっとレースを面白く盛り上げてくれていたはず。

返す返すも、あの転倒は惜しかったなぁ・・・・・


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レース中盤に入ってもストーナーのペースは衰えず、周回毎にギャップを拡大。
レースが折り返すころには、大量5秒以上にまでリードを広げた。
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ストーナーに振り切られたレプソル・ペアは、それぞれ2番手、3番手の単独走行に。
今日のストーナーは手のつけようがない。ロッシは脱落したことだし、表彰台でも十分。
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レース中盤を盛り上げたのは4位グループ。序盤はバーミューレン、ドビ、中野が激しくバトル。
そこに中盤、エドワーズが最後尾から怒涛の追い上げで殴り込んできた。
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アッという間に4番手のポジションをゲットしたエドワーズは、その勢いで3番手ヘイデンを追う。
そして、その先には驚愕の展開が待っていた・・・・
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レースが中盤に入っても、依然として最後尾で一人寂しく追走を続けるロッシ。
それでも時折ストーナーを上回るタイムをマーク。あの転倒さえ無かったら・・・
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結局、レース終盤は上位陣に順位の変動は無く、序盤から安定したハイペースで周回を重ね、最後はペドロサに11秒の大差をつけたストーナーが今季3回目のトップチェッカーを受けた。
前戦に続いてグランドスラムを達成する完勝で、ストーナーの復調が本物であることが証明された。

ペドロサは2戦連続の2位でフィニッシュ。ストーナーに連続して完敗したのは悔しいところだろうけど、チャンピンオンシップではロッシを逆転して首位に立てたから満足のいく結果かな?

そして3位には、昨年のチェコGP以来久々の表彰台になるヘイデンが・・・・と思いきや、このレースで最後にもう一つのドラマがあった。
4番手エドワーズに4秒弱のリードを保っていたヘイデンは、3位表彰台を確信して最後のシケインに突入。マシンを切り返して、フィニッシュラインまでの最後の数十mに向けてスロットルを開けようとしたところが、なんとそこで突然スローダウン! 新型エンジン周りの電気系トラブルだ。今にも停まりそうなRC212Vをなんとか前進させ続けるものの、フィニッシュライン直前でその脇をエドワーズが擦り抜けていった!
そしてフィニッシュ。エドワーズが3位表彰台を獲得し、ヘイデンは4位に沈んだ。
なんという2006年のリベンジ!

以下、5位にドビツィオーゾ、6位にロレンツォ、7位にバーミューレンと続き、序盤上位を好走してた我らが中野は結局8位に終わった。

そして、オープニングラップの転倒から孤独に懸命の追い上げを続けたロッシは、その甲斐あってレース終盤になんとかメランドリとエリアスを捉えることに成功。最後は11位でフィニッシュし、貴重な5点を獲得した。


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レース終盤、ようやく前走者を捕らえたロッシ。
メランドリ、エリアスを続けてパスして、11番手にまで浮上したが・・・・
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ロッシの遥か前方で、ストーナーが2戦連続完全勝利のトップ・チェッカー。
最後尾で苦しんだロッシを嘲笑うかのように、最後は余裕綽々のペースダウンでフィニッシュ。
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今回もPP、FL、全ラップリードを記録してグランドスラム達成。
完調時のストーナーの速さは、もう誰も手がつけられないね。ロッシでさえも・・・
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レース序盤にストーナーに振り切られたペドロサは2位フィニッシュ。
2戦連続でストーナーに完全にスピード負けしちゃった。そろそろ新型エンジン投入かな?
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今季初の表彰台目前にしてヘイデンを襲った悲劇。
失速したヘイデンの横を、フィニッシュライン目前でエドワーズが追い抜いていった。
これで2006年の貸し借りは帳消しだね。
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ストーナーから遅れること「46」秒、ロッシが11番手でフィニッシュ。
リタイア(と出走取り消し)が続出したおかげで獲得できた5点は貴重だ。
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首位ペドロサとは29点差、ロッシとは5点差にまで迫ってきた。
この勢いなら、一時はヤバかった2連覇もかなり現実味を帯びてくるね。
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レースでは負けても、堅実な走りでポイント首位奪回には成功したペドロサ。
でも、ストーナーの勢いを考えると、そろそろ堅実さだけではタイトル獲得が難しくなってきたな。
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完全復活したと思ったロッシが思わぬ落とし穴に落ちて、逆に不調だったストーナーが復活。
シーズン後半は、前半戦以上の混戦必至!?
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3強のレース後のコメント。

ストーナー「今日は優勝できるペースで走れる事は分かっていましたが、こういう時のレース当日はいつもよりもナーバスになる事が結構あるんです。それに天候の事も心配でした。

でも、有り難い事にその予想は外れてくれて、集団の先頭に出る事はできましたから、その後はレースウイーク中のドライ・コンディションの時に出していたタイムを再現できるように頑張って走りに集中しました。

バレンティーノの転倒については残念でした。自分はこういう方法で彼とのポイント差を縮めたいとは思っていないからです。ただ、今日は結局のところ今シーズンの自分たちのここまでの不運に見合うような挽回をする事にはなりました。」

(インテリマークより抜粋引用のうえ一部加筆修正)


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シーズン序盤のハードラックからは完全に脱した感じのストーナー。
2連覇のためには、ロッシの不幸が残念、なんて同情心は不要だぞ!
Photo © Associated Press



ペドロサ「厳しいレースだった。しかし、2位になって20ポイントを獲得、チャンピオンシップでもトップに立つことができてうれしい。

今年は、アッセンで初めてフロントローに並べた。決勝でもベストを尽くすことができた。しかし、今日のケーシー(ストーナー)は速くてついていけなかった。そのギャップを縮めるためにも、次に向けて全力を尽くさなければならない。

ザクセンリンクでは去年優勝しているので、今年も勝てるようにしたい」

(ホンダ技研ニュース情報より抜粋引用)


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ポイント首位に立っても、レースでは完敗したから嬉しさ半分のペドロサ。
いや、半分以下か? 状況の厳しさは、ペドロサ本人が一番良く分かってるはず。
Photo © Repsol Media



ロッシ「ここまで7回連続で表彰台を獲得してきたのに、今日はミスをおかしてしまった。これがレースというもの。

残念ながら、最初の左コーナーで僕はミスをおかした。タイヤがまだ暖まっていなかったのに、ブレーキを強くかけすぎてリアが流れてしまった。

今日のこの5ポイントは非常に重要だ。ランキングトップは譲ることになったが、その差はまだ僅かだ。これからまた、マシンとブリヂストンが改良されて速くなっていくことを期待している」

(ヤマハ発動機ニュース情報より抜粋引用)


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自らのミスで状況が暗転してしまったロッシ。ストーナーの勢いを考えると、あまりにも痛すぎるミス。
次のザクセンは去年コケたコース。なんかまた悪い予感が・・・・・
Photo © DPPI / www.Moto-Live.com



さてこれで、チャンピオンシップではペドロサが2位ロッシに7点差をつけて中国GP以来4戦ぶりに首位に返り咲き、3位ストーナーはペドロサに29点差、ロッシに22点差にまで迫ってきた。
カタルニアGP終了時点では、ストーナーは当時首位のロッシに大量50点差をつけられて、一度は2連覇に赤信号が灯りかけたけど、この2連勝で再びその可能性がでてきた感じだ。

残り9戦。この3人はそれぞれ自力でタイトルを決められる距離にいる。幸いロッシは今回負傷せずに済んだから、次戦以降、三つ巴のバトルはさらにヒートアップしていくはず。

これがwktkせずにいられるかっ。


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ロッシ「ケーシーちゃん! 次は手加減してね!」
ストーナー「こっち見んな」
Photo © CRASHNET / Yahoo!EUROSPORT

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by oretch | 2008-07-30 01:22 | MotoGP

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