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2005年 04月 28日
【MotoGP】第3戦 中国GP プレビュー
MotoGPも今週末は第3戦が開催。舞台は初の中国。

上海サーキット概要

中国GPの行われるのは上海インターナショナルサーキット。2輪は初開催なので、まずはどんなサーキットか調べてみる。
と、去年4輪F1やってたね。ということで、昨年のF1上海GPに関するOCNスポーツのレポートから引用。
「上海を象徴する「上」の字をイメージしたレイアウト。左右同数の合計16のコーナーがあり、低速コーナーから高速コーナーまでがバランスよく配置されている。メインストレートとバックストレート、2本のストレートがあり、バックストレートは全長1.2kmに達するが、比較的低速コーナーが多く、ダウンフォースとメカニカルグリップが必要とされているがセットアップはむずかしいものになるだろう。」

マレーシアのセパンに似た感じ?設計者も同じヘルマン・ティルケだし。田中HRC監督によれば茂木に似ているとのこと。

上海は初開催なので、昨年の結果や過去の優勝者などのデータは一切無し。MotoGPマシンが走ったことすら無い。

なので、さてどうやってプレビューするかなぁ?と考えて、今回の上海同様、昨年初開催したロサイル・サーキット(カタールGP)と、レイアウトが似てるっぽいセパン・サーキット(マレーシアGP)、それと田中HRC監督が似ているという茂木(日本GP)の昨年の結果を参考に強引にプレビューしてみることにする。

特に初開催サーキットの場合、トラックに対する習熟は全ライダー全チームがイーブンだから、ライダーやチーム、マシンのポテンシャルがありのままに試される。勿論、キャリアの長さや過去のデータの蓄積は有利ではあるけど、いつもに比べればその優位性はずっと小さい。昨年のカタールGPの結果はきっと参考になるに違いない。

2004年 カタールGP(ロサイル・サーキット)決勝レース結果

 [ 1] 15 Sete Gibernau (ESP) Honda
 [ 2] 45 Colin Edwards (USA) Honda
 [ 3] 11 Ruben Xaus (ESP) Ducati
 [ 4] 4 Alex Barros (BRA) Honda
 [ 5] 69 Nicky Hayden (USA) Honda
 [ 6] 3 Max Biaggi (ITA) Honda
 [ 7] 17 Norick Abe (JPN) Yamaha
 [ 8] 21 John Hopkins (USA) Suzuki
 [ 9] 66 Alex Hofmann (GER) Kawasaki
 [10] 6 Makoto Tamada (JPN) Honda
 [11] 71 Yukio Kagayama (JPN) Suzuki
 [12] 36 James Haydon (GBR) Proton KR
 [13] 77 James Ellison (GBR) Harris WCM

  PP : 7 Carlos Checa (ESP) Yamaha
  FL : 45 Colin Edwards (USA) Honda

2004年 マレーシアGP(セパン・サーキット)決勝レース結果

 [ 1] 46 Valentino Rossi (ITA) Yamaha
 [ 2] 3 Max Biaggi (ITA) Honda
 [ 3] 4 Alex Barros (BRA) Honda
 [ 4] 69 Nicky Hayden (USA) Honda
 [ 5] 6 Makoto Tamada (JPN) Honda
 [ 6] 65 Loris Capirossi (ITA) Ducati
 [ 7] 15 Sete Gibernau (ESP) Honda
 [ 8] 56 Shinya Nakano (JPN) Kawasaki 
 [ 9] 7 Carlos Checa (ESP) Yamaha
 [10] 12 Troy Bayliss (AUS) Ducati
 [11] 45 Colin Edwards (USA) Honda
 [12] 17 Norick Abe (JPN) Yamaha
 [13] 11 Ruben Xaus (ESP) Ducati
 [14] 71 Yukio Kagayama (JPN) Suzuki
 [15] 99 Jeremy McWilliams (GBR) Aprilia 

  PP : 46 Valentino Rossi (ITA) Yamaha
  FL : 46 Valentino Rossi (ITA) Yamaha

2004年 日本GP(茂木サーキット)決勝レース結果

 [ 1] 6 Makoto Tamada (JPN) Honda
 [ 2] 46 Valentino Rossi (ITA) Yamaha
 [ 3] 56 Shinya Nakano (JPN) Kawasaki 
 [ 4] 4 Alex Barros (BRA) Honda
 [ 5] 33 Marco Melandri (ITA) Yamaha
 [ 6] 15 Sete Gibernau (ESP) Honda
 [ 7] 7 Carlos Checa (ESP) Yamaha
 [ 8] 50 Neil Hodgson (GBR) Ducati
 [ 9] 11 Ruben Xaus (ESP) Ducati
 [10] 66 Alex Hofmann (GER) Kawasaki
 [11] 19 Olivier Jacque (FRA) Moriwaki
 [12] 99 Jeremy McWilliams (GBR) Aprilia 
 [13] 67 Shane Byrne (GBR) Aprilia 
 [14] 9 Nobuatsu Aoki (JPN) Suzuki
 [15] 41 Youichi Ui (JPN) Harris WCM

  PP : 6 Makoto Tamada (JPN) Honda
  FL : 6 Makoto Tamada (JPN) Honda

独断プレビュー

茂木でハットトリックかました我らがタマヤンの欠場は返す返すも残念・・・・
とにかく一日も早い回復を祈っております。

さて、根拠の無い参考データだからどこまで参考になるか分からないけど、初開催つながりのカタールの昨年の結果を見ると、いつもと違う顔ぶれが上位に並んでいたりして、あながち見当ハズレでも無いかも。
昨年はロッシがスッタモンダの挙句早々にリタイアして、セテ・ジベルノウとコーリン・エドワーズが他をブッチぎった。ジベルノウは順当として、エドワーズ、そしてヘイデンやホプキンスといった本来ポテンシャルの高い若手のライダーが(昨年のカタールではややトップに離されたけど)上位に入ってくるかも。

一方、上海サーキットのトラック・レイアウトはなかなかテクニカルな印象だから、やっぱり王者ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が得意にしそうな感じ。でも去年のカタール予選を見るとロッシはかなりライバル達から出遅れてたから、案外初コースには弱いのかも。
いや、ゲーム好きのロッシのことだから、きっと今頃はプレステのF1ゲームでコースを覚えているにちがいない・・・

なので今回は、ロッシ対若者衆の戦い、って感じかな?
#ロッシも十分若いけど

モリワキのマシンで久々現場復帰の我らがウカワや、タマダの代役に抜擢されたユルゲン(中略)グールベルグ、ホフマンの代役のオリビエ・ジャックらベテランの活躍も楽しみ。いずれも玄人(苦労人?)好みのライダーだからね。このベテラン達が初マシン、初サーキットをどう攻略するかも見モノだな。


さ~て、スカパーのチューナーの売価相場でも調べるかぁ~・・・・・(遠い目)



タマダの代役に抜擢されたグールベルグについて結構アチコチのブログで書かれている。結構みんなグールベルグを知らないんだな。
でも、良く知らないからって、過去のレース結果だけ見て「あんまりたいしたことない」とか書いてあるのを見ると、ちょっと一言、言って(書いて)おきたい気になった。

あのね、グールベルグは決して「たいしたことない」ライダーじゃないのです。ずっとプライベート・チームやMUZ、Protonといった2線級のマシンで頑張ってきたライダーなのです。ワークスとプライベーターの差とか、メーカー間の力の差っていうのは、そりゃもう大きいもの。そんな恵まれない環境でホンダやヤマハやスズキのワークス・マシンと必死に戦ってきたのです。

念願叶ってホンダNSRをやっとゲットできたのは2002年。そう、4ストマシンが混走することになったMotoGP元年。
その年の2スト500ccマシンは、あの故加藤大治郎を持ってしても表彰台1回がやっとだった。表彰台を獲ったことが無いからって「たいしたことない」ことは全然無いのです。
そしてそんな状況にもかかわらず、高速サーキットで名高いフィリップアイランド(オーストラリアGP)では、サテライト・チームの貸し出し2ストNSRごときで、本家ワークスの4ストの怪物RC211Vに乗る故加藤大治郎や宇川徹と互角の大バトルを演じた末に僅差の5位入賞もしている。
ちなみにYZR-M1に乗るビアッジは10秒近い差の遥か後方だったんだから。

それとね、グールベルグは1999年、チェコ製マシンのMUZに乗ってポールポジションを2回も取っている。これってスゴイことなのですよ。
1999年といえば、ホンダのクリビーレと岡田、スズキのロバーツ、ヤマハのビアッジがポスト・ドゥーハンの覇権を巡って四つ巴の戦いをしていた年。
しかもPP獲ったのはカタロニアとブルノ。どちらもコースが長くてパワーが重要。そのうえテクニカルなレイアウト。そんなカタロニアとブルノで、新興MUZでバリバリの日本製ワークス・マシンを向こうにまわしてPPを掻っ攫うなんて、そりゃもう相当なウデがなければ到底無理なわけ。

マシンにさえ恵まれれば、ミドルブルグ以来のオランダ人ウィナーにだってなれたかも知れない。

グールベルグは、そんなライダーだったのですよ。

これだけ書けば、グールベルグが本当は「たいした」ライダーだったことが、ちっとは分かってくれるかなぁ?



またオヤヂのグダグダしたネタやっちゃった・・・
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by oretch | 2005-04-28 17:40 | MotoGP

2005年 04月 28日
【WRC】第5戦 ラリー・イタリア・サルディニア プレビュー
WRCはインターバルが長いからつい気を緩めてしまう。

Supermag Rallye d'Italia, Sardinia 29 April - 01 May 2005

ワークス・エントリー(メークス・タイトル対象)

[CITROEN] Xsara WRC
  1 S.Loeb (FRA) / D.Elena (MON)
  2 F.Duval (BEL) / S.Prevot (BEL)

[FORD] Focus RS WRC
  3 T.Gardemeister (FIN) / J.Honkanen (FIN)
  4 R.Kresta (CZE) / J.Mozny (CZE)

[SUBARU] Impreza WRC
  5 P.Solberg (NOR) / P.Mills (GBR)
  6 C.Atkinson (AUS) / G.Macneall (AUS)

[PEUGEOT] 307 WRC
  7 M.Gronholm (FIN) / T.Rautiainen (FIN)
  8 M.Martin (EST) / M.Park (GBR)

[MITSUBISHI] Lancer WRC
  9 H.Rovanpera (FIN) / R.Pietilainen (FIN)
10 G.Galli (ITA) / G.D'Amore (ITA)

[SKODA] Fabia WRC
11 A.Schwarz (GER) / K.Wicha (GER)
12 J.Tuohino (FIN) / M.Markkula (FIN)

過去5年間のラリー・イタリア優勝者

 2000 G.Panizzi / H.Panizzi Peugeot 206 WRC
 2001 G.Panizzi / H.Panizzi Peugeot 206 WRC
 2002 G.Panizzi / H.Panizzi Peugeot 206 WRC
 2003 S.Loeb / D.Elena Citroen Xsara WRC
 2004 P.Solberg / P.Milles Subaru Impreza WRC

ターマックの鬼、パニッチ兄貴が2000年から2002年まで3連勝を達成している。が、昨年から舞台は伝統のサンレモからサルディニア島に移った。路面もターマックからグラベルに。なので過去数年の実績は無効。
ということで昨年のリザルト↓。

2004年 リザルト

[ 1] 1 P.Solberg (FIN) / P.Mills (GBR) Subaru 4:43.47.9
[ 2] 3 S.Loeb (FRA) / D.Elena (MON) Citroen +02'07.9
[ 3] 4 C.Sainz (ESP) / M.Marti (ESP) Citroen +03'20.9
[ 4] 19 A.Navarra (ITA) / S.Fedeli (ITA) Subaru +10'16.1
[ 5] 8 F.Duval (BEL) / S.Prevot (BEL) Ford +10'48.0
[ 6] 70 G.Galli (ITA) / G.D'Amore (ITA) Mitsubishi +25'11.6
[ 7] 5 M.Gronholm (FIN) / T.Rautiainen (FIN) Peugeot +26'39.2
[ 8] 16 A.Warmbold / G.Price (GBR) Ford +28'03.2

昨年はシーズン終盤に開催されたため、チャンピオン争いで独走するローブに待ったをかけるべく、ソルベルグがスタートからトップ独走のブッちぎりで優勝。ラリー・ジャパン、ラリーGBからの怒涛の3連勝を達成した。


独断プレビュー

昨年は上記の通り、チャンピオン争いでセバスチャン・ローブ(シトロエン)を追い上げるべく、ペター・ソルベルグ(スバル)が鬼神の走りでブッチギリの独走優勝。ラリー・ジャパンからの3連勝を飾った。
2003年まではサンレモを舞台にターマック・イベントとして開催されていたが、昨年からはグラベルに変わり、それがソルベルグに有利に働いた。なので今期もソルベルグ有利は変わらないだろう。

と、ラリー・メキシコ終了時点までは思っていたけど、第4戦ラリー・ニュージーランドで状況が一変。グラベル・イベントのニュージーランドでローブの駆るシトロエンXsaraWRCがブッチぎりで勝ってしまった。
勝因はタイヤ。シトロンの履くミシュランが、スバルの履くピレリに対して圧倒的な優位性を発揮した。これで「グラベルならソルベルグ」という定説が反故になっちゃった。今期はグラベル・イベントが多くなり、ソルベルグ有利でタイトル奪還の可能性は高いと思ってたのに・・・。

とは言え、同じグラベルでも土の性質も小石の大きさもニュージーランドとイタリアでは全然違う。ニュージーランドではミシュランが強かったが、イタリアでもそうだとは限らない。昨年はチャンピオン争いで王手をかけてたローブが無理をしなかったとは言え、ソルベルグとコースのマッチングは文句なしだった。インプレッサ2005もポテンシャルは抜群。
ということで、ソルベルグが勝つと予想しておこう。

あと気になるのはマルッコ・マルティン(プジョー)。プジョーに乗り換えてこれで5戦目。ここまで4位-2位-3位-5位と堅実に結果を残してはきているけど、やっぱりそろそろ周りも本人も物足りなくなってきたでしょう。マーカス・グロンホルム(プジョー)だけでなくて、マルッコもトップ争いに割り込まないと、ホントにこのままローブとソルベルグのマッチ・シーズンになっちゃうよ。

その他では、スバルのセカンド・カーを走らせるクリス・アトキンソンも注目。前回ニュージーランドで早くもSSベストをマークした。去年のヒルボネンより期待できそう。

現在4戦を終わって、ローブとソルベルグは2勝づつで五分。ポイントも僅か1ポイント差。
シーズンは振り出しに戻ったようなもので、また一から楽しめてラッキー♪
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by oretch | 2005-04-28 17:33 | WRC

2005年 04月 26日
【F1】第3戦 サンマリノGP レビュー
SAN MARINO GP

Final Result

[1] 5 Fernando Alonso (ESP) / Renault R25 / MI   1:27'41.921
[2] 1 Michael Schumacher (GER) / Ferrari F2005 / BS  +0.215
[3] 3 Jenson Button (GBR) / B.A.R. Honda 007 / MI  +10.481 WD
[3] 10 Alexander Wurz (AUT) / McLaren Mercedes MP4/20 / MI  +27.554
[4] 11 Jacque Villeneuve (CAN) / Sauber Petronas C24 / MI   +1'04.442
[5] 4 Takuma Sato (JPN) / B.A.R. Honda 007 / MI  +34.783 WD
[5] 16 Jarno Trulli (ITA) / Toyota TF105 / MI  +1'10.258
[6] 8 Nick Heidferd (GER) / Williams BMW FW27 / MI  +1'11.282
[7] 7 Mark Webber (AUS) / Williams BMW FW27 / MI  +1'23.015
[8] 15 Vitantonio Liuzzi (ITA) / Red Bull RB1 / MI  +1'23.482

Pole Position

9 K.Raikkonen (FIN) / McLaren Mercedes MP4/20 / MI  2'42.880
 ※ Best Time : 9 K.Raikkonen (FIN) / McLaren / MI  1'19.886

Fastest Lap

1 M.Schumacher (GER) / Ferrari F2005 / BS  1'21.858

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Photo (C) Giampiero Sposito/Reuters


ラスト10周大バトルに大満足

なんといっても今回のサンマリノGPは面白かった!
昨年のモナコGPのトゥルーリとバトンの初優勝をかけた大バトル以来、久々に午前1時過ぎても興奮できた。F1でもまだまだ面白いレースができるじゃないか!
と言っても年に1回か2回だけなんだけどね。サンマリノで終わりじゃなければいいんだけど。

ルノー4連勝、アロンソ3連勝

プレビューで波乱の予感と書いたけど、結果は波乱があったとも言えるし無かったとも言える・・・?
PPはマクラーレンのライコネン。グッド・スタートから飛び出してぐんぐん後続を引き離したもののリタイア。これは波乱。
で、勝ったのは結局アロンソ+ルノー。ルノーは開幕4連勝。アロンソも3連勝。今シーズンの流れからすると順当っちゃ順当。
それにしてもルノーが止まらない。アロンソも止まらない。
オフシーズンのテストで絶好調だったとは言え、本番でもここまで強いとは思わなかった。それにアロンソがこんなに巧いドライバーだとは思わなかった。ビックリ。
ラスト10周の大バトルの間、この顔のデカい若きスペイン人は完全にレースをコントロールしていた。ラップタイムで2秒近く早いペースを刻めるはずのシューマッハーの鼻面を完璧に押さえ込んだ。しかも、バックマーカーとの距離を計算しながらだって言うんだからたいしたもんだ。
イモラがエライ抜きにくいコースであることや、エンジン・パワーが格段にアップしたルノーR25のポテンシャルにも助けられたとは言え、あのシューマッハーに煽られまくりながら最後までノーミスで抑えきったメンタルの強さには感服。
どこぞの2輪に乗ってる坊ちゃんにも見習ってもらいたいもんだ。

さて、開幕4連勝をキメたルノー。3連勝をキメたアロンソ。
このままタイトル獲得までいっちゃうのか?

過去、ドライバーの3連勝記録は20回ある。3連勝以上も合わせると35回と結構多い。3連勝くらいだとチャンピオンになる確率はそれほど高くない。特に年間GP数が多くなった近年だけを見ると結構確率は低くなる。
ただ、過去に3連勝を記録したことのあるドライバーは、全員チャンピオンになっている。確率は100%。3連勝した年にチャンピオンになったとは限らないが、アロンソがチャンピオンになるための資格を1つゲットしたことは間違いない。
ちなみに4連勝記録は過去9回。記録したドライバーは全員、その年のチャンピオンになっている。

一方、同一コンストラクターによる開幕4連勝以上の記録は6度ある。うち、タイトルを逃したのは1994年のベネトンのみ。チャンピオンの確率は6回中5回で83.3%と高率。
次も勝って5連勝となると、いよいよ・・・?

王者フェラーリ復活

ルノーとアロンソの連勝は確かにスバラシイ。だけどサンマリノで真に最速だったのは、アロンソ+ルノーではなくて、皇帝シューマッハー+フェラーリだったのは疑いようが無い。
あれよあれよと順位を上げて、第1スティントを終えた頃にはもう3位。更にバトンをブチ抜いて、第3スティントに出た時にアロンソの真後ろにつけた時はビックリした。
ギョエエエエェェェ~!シューはえーーー!フェラーリはえーーー!ブリヂストンすげーーー!
ラップタイムで他より約2秒速いってどういうことでしょ?
いくら皇帝様がイモラを超得意にしているとは言え速さの次元が明らかに違っていた。
最後はアロンソに抑えきられちゃったし、ルビーニョはからっきしだったから完全復活とまでは言い切れないものがあるけれど、少なくとも開幕3戦の不振からは脱出したと見てもいいんじゃないかい?

アロンソとルノーとのポイント差は大きいけど、まだ残り15戦もある。
過去、開幕4戦で未勝利ながらコンストラクターズ・タイトルを獲った記録は3度ある。そのうち2つがフェラーリ(1964年、1975年)で、もう一つは1994年のウィリアムズ。その1994年、開幕4連勝を飾りながらウィリアムズに逆転タイトルを掻っ攫われたのはルノーの前身であるベネトン。しかも当時ベネトンを率いていたのは、現在もルノーを率いるフラビオ・ブリアトーレその人。
ブリアトーレとルノーにとってはちょっと不吉な記録だねぇ・・・

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Photo (C) REUTERS/Giampiero Sposito


その他の復活さんたち

まずライコネンがPP取ったマクラーレン。ライコネンが予選1回目に出したタイムは、昨年バトンが出したPPタイムにコンマ133に迫る好タイム。久々にレースを走ったブルツも4位3位入賞。速さは取り戻した。あとは信頼性ですな。
BARもダブル入賞。表彰台には赤、青、白の去年馴染んだ彩が戻ってきた。バーレーンGP後のテストの成果が早くも出た。バトンと優勝したアロンソとの差は約10秒。でも実際にはまだもう少し差がありそう。
#バトンのマシンがレース後の車検で最低重量不足。失格処分の可能性あり。


ドライバーではヴィルヌーブが6位4位入賞。これで首の皮だけでなくて骨もつながったかな?

一方開幕3戦の勝ち組、トヨタ、レッドブルは一歩後退。本格的な戦いの場、ヨーロッパに戻って来て、トップチームとの実力差が少し出たかな?
トヨタはトゥルーリが予選5位、決勝7位5位と健闘したものの、5位BARタクマ(のちに失格)からも30秒以上の差をつけられた。ラルフのペナルティでミソもついちゃったし。
レッドブルも連続ポイント獲得が3でストップ。クルサードは出来高制契約だから、ポイントだけでなくマネーもゲットできず。残念。

で、フィジコはどうした?


サンマリノGPを見た限り、

ルノー>フェラーリ>>マクラーレン>BAR>ウィリアムズ=トヨタ=レッドブル>>その他

って感じかな?

次はアロンソの地元スペイン。
絶好調アロンソ+ルノーがさらに連勝記録を伸ばすのか?
サンマリノで大復活した皇帝様+フェラーリがルノーの連勝を止めるのか?
今年のF1は面白いぞちくしょう。


Point Standings

Driver

[ 1] 5 Fernando Alonso (ESP) / Renault 36pts.
[ 2] 16 Jarno Trulli (ITA) / Toyota 20pts
[ 3] 6 Giancarlo Fisichella (ITA) / Renault 10pts
[ 4] 1 Michael Schumacher (GER) / Ferrari 10pts
[ 5] 8 Nick Heidferd (GER) / Williams 9pts
[ 6] 17 Ralf Schumacher (GER) / Toyota 9pts
[ 7] 14 David Coulthard (GBR) / Red Bull 9pts
[ 8] 9 Mark Webber (AUS) / Williams 9pts.
[ 9] 2 Rubens Barrichello (BRA) / Ferrari 8pts
[10] 10 Juan Pablo Montoya (COL) / McLaren 8pts
[ -] 4 Takuma Sato (JPN) / B.A.R. 0pt.

Constructor

[ 1] Renault / Mild Seven Renault F1 Team  46pts.
[ 2] Toyota / Panasonc Toyota Racing  29pts.
[ 3] McLaren / West McLaren Mercedes  25pts.
[ 4] Ferrari / Scuderia Ferrari Marlboro  18pts.
[ 5] Williams / BMW Williams F1 Team  18pts.
[ 6] Red Bull / Red Bull Racing  13pts.
[ 7] B.A.R. / Lucky Strike B.A.R. Honda  10pts.
[ 7] Sauber / Sauber Petronas  7pts.
[ -] B.A.R. / Lucky Strike B.A.R. Honda  0pt.

※B.A.R.の失格/レース結果除外により追記修正

記録一覧
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by oretch | 2005-04-26 18:41 | F1

2005年 04月 22日
【F1】第4戦 サンマリノGP プレビュー
各チーム、前戦からのインターバルでガンガンやったテストの成果はどう出るか?
第二の開幕戦、サンマリノGPのプレビュー。

開幕3戦ですっかり勢力図が変わっちゃったから、過去の成績は全然参考にならないけれど、まずは前年のおさらい。

2004 Result

 [ 1] 1 M.Schumacher (GER) / Ferrari /BS  1:26'19.670
 [ 2] 9 J.Button (GBR) / B.A.R. Honda / MI    +9.702
 [ 3] 3 J-P.Motoya (COL) / Williams BMW / MI  +21.614
 [ 4] 8 F.Alonso (ESP) / Renault / MI        +23.654
 [ 5] 7 J.Trulli (ITA) / Renault / MI          +36.216
 [ 6] 2 R.Baricchello (BRA) / Ferrari / BS      +36.683
 [ 7] 4 R.Schumacher (GER) / Williams BMW / MI  +55.730
 [ 8] 6 K.Raikkonen (FIN) / McLaren Mercedes    +1Lap

  PP : 9 Jenson Button (GBR) / B.A.R. Honda / MI  1'19.753
  FL : 1 Michael Schumacher (GER) / Ferrari / BS  1'20.411

バトンが初ポールをゲット。決勝でもいいスタートを切るものの、結局決勝は皇帝様のいつもの勝利パターン。フェラーリは開幕4連勝を飾った。


過去の優勝者 (1995-2004)

 1995 D.Hill / Williams Renault
 1996 D.Hill / Williams Renault
 1997 H-H.Frentzen / Williams Renault
 1998 D.Coulthard / McLaren Mercedes
 1999 M.Schumacher / Ferrari
 2000 M.Schumacher / Ferrari
 2001 R.Schumacher / Williams BMW
 2002 M.Schumacher / Ferrari
 2003 M.Schumacher / Ferrari
 2004 M.Schumacher / Ferrari

1999年以降はシューマッハー家が独占状態。兄ミハエルは2001年のリタイアを挟んで、ここ6年で5勝と圧倒的な実績。

有力ドライバー別過去5年間の成績

# 1 M.Schumacher (GER) ;  1st - DNF - 1st - 1st - 1st
# 2 R.Baricchello (BRA)   ;  4th - 3rd - 2nd - 3rd - 6th
# 3 J.Button (GBR)      ;  DNF - 12th - 5th - 8th - 2nd
# 4 T.Sato (JPN)        ;  (NE) - (NE) - DNF - (NE) - DNF
# 5 F.Alonso (ESP)      ;  (NE) - DNF - (NE) - 6th - 4th
# 6 G.Fisicella (ITA)      ;  11th - DNF - DNF - 15th - 9th
# 9 K.Raikkonen (FIN)    ;  (NE) - DNF - DNF - 2nd - 8th
#14 D.Coulthard (GBR)   ;  3rd - 2nd - 6th - 5th - 12th
#16 J.Trulli (ITA)        ;  15th - 5th - 9th - 13th - 5th
#17 R.Schumacher (GER) ;  DNF - 1st - 3rd - 4th - 7th
※(NE)はNo Entry

有力コンストラクター別過去5年間の成績

Ferrari  ;  1st/4th - 3rd/DNF - 1st/2nd - 1st/3rd - 1st/6th
B.A.R.   ;  5th/12th - 8th/DNF - 7th/DNF - 8th/DNF - 2nd/16th
Reanult  ;  9th/11th - 12th/DNF - 5th/9th - 6th/13th - 4th/5th
Williams ;  DNF/DNF - 1st/DNF - 3rd/4th - 4th/7th - 3rd/7th
McLaren ;  2nd/3rd - 2nd/4th - 6th/DNF - 2nd/5th - 8th/12th
※Renaultは'00、'01年はBenetton

フェラーリ+シューマッハーが過去圧倒的な強さを誇ったサンマリノGPだけど、
今季は開幕からルノーは3連勝、アロンソは優勝2回3位1回と両者絶好調。
過去、開幕3連勝したコンストラクターのタイトル獲得確率は約89%。
開幕4戦で3勝したドライバーのタイトル獲得確率は83%。
ルノー+アロンソがサンマリノでも勝ってタイトル獲得へ加速するのか?
それともテストで好調が伝えられるフェラーリやBAR、
シューマッハーやバトンがそれを阻止するのか?
なんとなく波乱の予感が・・・
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by oretch | 2005-04-22 18:23 | F1

2005年 04月 22日
【MotoGP】続・スペインGPで起きたこと
今週のNumberを読んだ。
案の定、スペインGPでのロッシとジベの接触の件について触れていた。
あの接触については、遠藤サンもぎりぎりアクシデントの範疇と判断していた。
#なんかちょっとホっとした。

でも、遠藤サンがえらく怒っている。その後のロッシの言動がお気に召さないらしい。
さらに読み進める。
見逃しているシーンがあったことに気付く。

家に帰ってビデオを見直す。一番「面白い」シーンをなぜか見逃していた。レース後、ウィニングサークルで二人が擦れ違うシーン。

先にウィニングサークルに入ったロッシはチームスタッフらと談笑している。そこにジベルノウもやってくる。とても硬い表情だ。ジベルノウがロッシの背後を通り過ぎる一瞬、ジベルノウがロッシを睨みつける!怒りの表情で睨みつけるジベルノウと、薄笑いを浮かべてすぐに目線を外すロッシ。

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Photo (C) REUTERS/Jose Manuel Ribeiro]


あんなジベルノウ初めて見た。去年までなら、きっとただ狼狽の表情を浮かべていただけだろう。今年のジベルノウは、どうやら去年とは違うようだ。

一方のロッシ。

やっぱり、王者とその他大勢では、求められるものが違う。史上最高との呼び声高く、欧州を中心に若者に大人気のロッシともなれば、余計に王者らしい振る舞いが求められるのも仕方が無い。

でもロッシときたら、ブーイングする観衆にこれ見よがしの歓喜の表情を見せ付けるわ、昨季終盤はシカトしていたくせにシレっとジベルノウに握手は求めるわ、記者会見で「これがレースだ」と開き直るわ、もう悪役全開の振る舞い。遅きに失したとは言え後でちゃんと謝罪したし、見事な開き直りっぷりもまた楽しくてオレは結構好きなんだけど、去年のグリッド清掃事件でもロッシに批判的だった遠藤サンが怒るのも無理ないね。

だけど、あの無理な突っ込みの果ての接触といい、その後のウィニングサークルや表彰台、記者会見での言動といい、これらは単にロッシの性格とか王者の驕りというようなものではなくて、その逆、ロッシの余裕の無さの表れなんじゃないか?

昨年は連覇を果たしたものの、ホンダの強さを誰よりも知っているロッシは改めてホンダの強さ、怖さを感じたんだと思う。そのホンダは昨年破れたことで今年は一層雪辱に燃えている。

ジベルノウを筆頭に、他のライダー達も昨年とはまた違ってきている。ウィニングサークルでの表情からは、今季のジベルノウの強い意気込みがスゴク伝わってきた。

まだ追い詰められているとまでは言えないけれど、でもきっと流石のロッシも、これまで感じたことの無いほどの強い危機感を感じているんじゃないかな?

余裕を失った稀代の天才ライダーがどんな走りを見せてくれるのか?

WGPは今年もまた一層面白いに違いない!
WGPサイコー!
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by oretch | 2005-04-22 18:06 | MotoGP

2005年 04月 22日
【MotoGP】ジャックがカワサキ

アレックス・ホフマンがなんで怪我したんだろうと思ってたら、ポルトガルGPの前の公道イベントでコケてたのね。
なんともアホな。と思ったら、本人も恥ずかしくてしょうがないらしい。

さてホフマンの代役としてオリビエ・ジャックが中国GPとフランスGPの2戦に出場することになった。

2000年に250ccクラスのチャンピオン獲得後、最高峰クラス(当時は500ccクラス)にステップアップはしたものの、怪我に悩まされながら目立った成績をあげることもできず、いつの間にかフェードアウト。昨年、モリワキのMotoGPマシン開発をちょっと手伝ったり、4輪のラリーに出たりしていたけど、あぁ、この人もGPシーンから消えていっちゃうのかな~、と勿体無く思っていた。なので今回のニュースはとても嬉しい。またあのトロピカルな花柄ヘルメットが見られる。

ジャックがカワサキに乗るってことは、プリンス中野のチームメイトになるってこと。つまり、あの黄金コンビの復活ですな。

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2000年の黄金コンビ
Photo (C) http://oj19.free.fr/


ジャックが250cc王者になった2000年、ランキング2位は中野王子。
2人はチームメイト同士でシーズンを通して一進一退の素晴らしいチャンピオン争いを演じた末、最終戦オーストラリアGPで最後の大勝負を迎えた。
2人のポイント差は僅か2ポイント。勝った方がチャンピオンというそのレースで、2人はシーズンを象徴するような大バトルをフィニッシュライン直前まで続けた。
そりゃもう、GP史にも残る本当に素晴らしい戦いだった。
王子のバカ正直な戦い方に歯がゆい思いをした面もあったけど、あれほど爽やかで清清しいチャンピオン争いはあまり記憶に無い。

#オーストラリアGPの最終ラップは本当に凄くて残念だった。
#あ、あ、それじゃ抜かれちゃうよ!抜かれるって!あ、あぁ、抜かれたぁぁ~って感じだった

その2人が再びチームメイトとしてGPを走る。今のところ僅か2レースだけだけど、できたらその後もジャックにはカワサキで走りつづけて欲しいな。
カワサキさん、なんとかもう1台出してくれませんかね?



ジャックが昨年手伝ったモリワキを、今年は宇川がお手伝い。
中国GPに出場予定だけど、なんとも時期が悪いね・・・



王子の日記で、空港から突然呼び出してきたジャックを王子がしぶしぶ迎えに言って、いっしょにサーキット入りしたっていうエピソードがあった。
なんか微笑ましくていいね。

ロッシとジベも昔は仲良しだったのに・・・・



オリビエが名前でジャックが苗字。なんかヘンな感じ。

名前と言えば、ちょっとトリビア話。
今年F1トヨタで大活躍のヤルノ・トゥルーリ。彼の名前「ヤルノ」は、70年代前半に大活躍した北欧出身の天才ライダー、ヤーノ(ヤルノ)・サーリネンからとったもの。サーリネンの大ファンだったトゥルーリのお母さんが名付けた。



原田撃墜事件を引き起こしたカピロッシも、本当は根はイイ奴なんだよ、とここで補足。
93年に原田に逆転でチャンピオンを持っていかれた時、
カピは表彰台で清清しい笑顔で原田を称えたし、2人は記念にヘルメットの交換までしてる。
あれからもう7年も過ぎたし、今ではもう仲直りしてるのかな?
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by oretch | 2005-04-22 12:51 | MotoGP

2005年 04月 22日
【F1】4月のあれこれ
ヴィルヌーブ首の皮一枚

今季ザウバーからエントリーしている1997年王者ヴィルヌーブ。期待されたものの開幕から3戦を終えてまったくいいところ無し。チームメイトのマッサにも遅れをとる体たらくぶり。早くも「クビ」の噂が巻き起こる。

オレは好きなんだけどな~、ジャック。
いろんな意味でもうF1からは必要とされていないのかなぁ?
ジャックの付加価値といえば闘志溢れる走りっぷりとあのキャラクター。だけどその後継者がボチボチ育ち始めている。走りの方はモントーヤやタクマが。キャラクターの方は、最近酒乱ぶりで大ブレイク中のライコネンがいる♪
昨季終盤の助っ人失敗ぶりから予想してなくもなかったけど。チャンピオン獲れたのはクルマが良かったからって言われる前に(もう言われてる?)、ここが引き際なのかもね。

とりあえず次のサンマリノは出るみたいだけど、その後は・・・・

フェラーリ復活の狼煙

バーレーンGPからのインターバルに、自社コースのフィオラノを中心に精力的にマシンテストを敢行したフェラーリ。
開幕3戦は予想外の不振に陥ったけど、新車F2005のパフォーマンスはこのところのテストで著しく向上。王者シューマッハーも「勝てる」と強気発言。地元サンマリノで復活の狼煙をあげるのか?

ここ数年はすっかり王者としての風格を漂わす慎重な物言いをするようになった皇帝様が珍しく強気だって言うんだから、よっぽどF2005のパフォーマンスが向上したんだろう。
やっぱりフェラーリが強くなくっちゃF1は面白くないよね。

B.A.R.も復活の狼煙

テストを実施したバルセロナとポールリカールで、バトンが立て続けにコースレコードを更新。
新しい空力パッケージが効果覿面だったもよう。

やっぱレギュレーションが刷新されたばかりのこの時期は、まだまだちょっとしたことで劇的にマシンのポテンシャルが変わるんだな。バトンが初ポールをゲットしたのは昨年のサンマリノGP。フェラーリとともに復活の狼煙を上げるのか?

予選方式変更

サンマリノGPで予選方式変更について各チームが会合を予定。

案の定、早くも予選方式変更だって。だから最初から合算タイムはダメだって世界中から言われていたろうに。なんでも、日曜に行われる最終予選がTV放送されず入ってくる金が少なくなって、エクレストン爺が慌ててるらしい。
爺さんよ、アンタついこの間、こんなこと言ってなかったか?
「日曜日にも予選を行うので観客は喜ぶし、これまで最終予戦のスタート順を決めるだけだった1回目の予選も『合計タイム』ということで白熱したものになった。これこそがまさに求められていたエキサイティングな予選というものじゃないのかね」
金が入ってこないとなった途端にこれかい。爺さん、あんたもう●●てんじゃねーのか?
どんな内容に変更されるのか、いつ変更されるのかなどはまだ不明らしいけど、兎に角「合算タイム」だけは即刻廃止してくれ。

モントーヤ連続欠場

モントーヤの怪我は未だ完治せず、結局サンマリノGPも欠場が決定。代役はアレクサンダー・ブルツ。

モントーヤが怪我したのは3月。未だに直らないってことは相当ひどい怪我だ。当初はテニスとか言ってたけど、実際はマクラーレンとの契約で禁止されているはずのバイクで怪我したとのもっぱらの噂。どっちでもいいけど、怪我なぞしとる場合かモントーヤ?
それにしても、体がデカすぎてMP4/20に乗れずに不遇を囲ってたブルツには良かったね。でも、今までシャシーが小さくて乗れなかったんでしょ?乗れるようになった、ってことはシャシーに変更加えたの?一層空力がシビアになった新レギュで、シャシーの形状が変わって大丈夫か?

The changing face of F1

BBC Sportで面白いコンテンツ発見。
F1マシンのデザインがどう変遷してきたから、アニメーションで見せてくれる。フィーチャーされているマシンはどれもマシンデザインのブレークスルーとなった歴史に残る名車たち。

BBC Sport : The changing face of F1

F1の初代チャンピオンカーであるアルファ158(1950年)。
エンジンをドライバーの前から後ろに移してミッドシップ化したCooper T51(1959年)。
モノコックシャシーを与えられたロータス25(1963年)。
エアロダイナミクスという概念が本格導入されたロータス49(1968年)。
空力を突き止めて行き着いたグランドエフェクトカーのロータス79(1978年)。
ターボ初のチャンピオン獲得とピット作戦で名を残すブラバムBT52(1983年)。
電子制御機器満載の現代ハイテクカーの元祖、ウィリアムズFW14B(1992年)。
そしてF1マシンデザインの最新の回答、現チャンピオンカーのフェラーリF2004(2004年)。

これにあとロータス72を足しても良かったんじゃないかな。
それにしても、ロータスのコーリン・チャップマンがいかに偉大なイノベイターであったか、F1マシンの歴史を遡るたびにつくづく感心してしまう。
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by oretch | 2005-04-22 09:22 | F1

2005年 04月 21日
ロック岩崎さん
今日、日本のエアショーの第一人者、「ロック岩崎」こと岩崎貴弘さんが亡くなられた。

事故を伝えるニュースの中で、岩崎さんのこんな言葉をを見つけた。
「演技を終えて着陸すると、子どもたちがヒーローのように見つめてくれる。感動をあげられるのがうれしい」
かつて空を飛ぶことに憧れていた元少年として、岩崎さんからいただいた感動へのお礼とともに、心からご冥福をお祈りいたします。
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by oretch | 2005-04-21 23:43 | 雑記

2005年 04月 20日
【MotoGP】第1戦 スペインGP レビュー
やっと映像を見ることができた。やっぱり生で見たかった・・・(泣)

素晴らしいレースだった。開幕戦からこれだけヒートアップした勝負が見られて幸せ。
きっと今シーズン全体で、スペインのような熱い戦いが繰り広げられるんだろう。
これだからWGPファンはやめられないんだよ。

で、問題の最終ラップ最終コーナーを確認した感想を中心として今頃レビュー。

レース・アクシデント

ですね。

良い悪いとか責任が有る無いで言えば、ロッシが「悪い」し「責任有り」。実際、ロッシもそれを認めて、ポルトガルGPのプレスカンファレンスで謝罪したとか。

でもあれは、言ってみれば「業務上過失」ってやつであって、意図的なものではなかったでしょう。ジベルノウは可哀想ではあるけれど、あれはやっぱりアクシデントの範疇なんだろうな。
確かにロッシのアプローチラインは無理があったし、明らかにオーバースピードだったと思うけど、コントロールを失っていたわけじゃない。一方ジベルノウも、レコードラインよりずっとイン側にラインを取っていたから、インを空けすぎていたという一部のファンの指摘は正しいとは思わない。
あの接触は、それぞれがそれぞれの置かれた状況で最大限の努力をした結果、ラインがクロスするポイントにたまたま同じタイミングで達してしまったことによる偶然のアクシデント、という解釈が妥当だと思う。ロッシにとっては幸運で、ジベルノウにとっては不運な結果になってしまったけど。
あとコンマ1秒でもどちらかが早く、或いは遅くクロス・ポイントに達していれば、2人は接触することも無くキレイにラインがクロスして、全く逆の結果に終わっていただろう。
セテ陣営が抗議しなかったのも、そう解釈したからだと思う。

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Photo (C) REUTERS/Stringer


一部のファンからは、ロッシが来ているのにジベルノウが不用意にコーナーに入ったからだとか、最終コーナーまでに十分なマージンを築けなかったのが悪いとか、まるでジベルノウの方に原因があったような意見が出ているけれど、そうした見方には全く賛成できない。

バイクって、後方の様子を正確に把握するのが本当に難しい乗り物。確かに音とかで気配を感じ取ることはできる。だけど、あのレース展開の果ての最後の勝負どころなんだから、ただでさえ大盛り上がりすることで有名なスペインの観客はマシンの爆音をかき消すほどの大歓声をあげていただろうから、いくらGPライダーと言えども、恐らく音で気配を感じ取ることは無理だったんじゃないか。

十分なマージンを築けなかったって意見などはもう論外。だって、これはレースだよ?
後続に十分なマージンを築けなかったことが落ち度なんて言ってたら、ガチンコの熱いレースなんて成り立たないって。まして相手はロッシなんだから。前を走っているっていうだけでジベルノウは免罪でしょ。

ジベルノウのファンからすれば納得いかないだろうけれど、やっぱりこれもレース。
接触は不運なアクシデント。

ジベルノウには次のレースでスパッとロッシをブっちぎって、ファンの溜飲を下げさせてやってくれい!

・・・・なんて言っても、今さら無駄なんだけどさ・・・・

マリーシア

「諸君らの愛してくれたセテ・ジベルノウは弾き出された!……何故だ!?」
「坊やだからさ・・・」

とロッシが言ったか言わなかったか知らないけれど。

免罪とは言ったものの、ジベルノウってやっぱ「いいとこの素直なお坊ちゃん」なんだよな~、と、ちょっと物足りなさも感じたなぁ。

1998年のフランスGPで、原田とロッシが「お先にどうぞ」「いえ、そちらこそお先にどうそ」「いやいや、そちらこそお先にどうぞ」って感じでなんとも可笑しな譲り合いを演じたことがあった。そうした原田との頭脳と体力を要する高度なバトルを通して、ロッシがレースの駆け引きやら戦略といったものを急速に学んでいったように、ジベルノウもロッシから学ぶべきは学び、そろそろ「いいとこの素直なお坊ちゃん」から脱却しないとね。じゃないと、いつまでたってもロッシに勝てないと思うぞ。

リーガ・エスパニョーラの国の人であるジベルノウには今更釈迦に説法かもしれないけど、サッカーには「マリーシア」という言葉がある。ポルトガル語で「ズル賢い」という意味。
ロッシのような強大な敵を倒すには、クリーンでフェアなファイトだけでは難しい。勿論、ルールは守らなければいけないし、ましてサッカーで言うところの「削る」ような真似は絶対にしてはいけないんだけど、レース戦略といった面でもう少しズル賢いやり方を覚えてもいいんじゃないかな?

もっとも、GP界で一番「マリーシア」なのは他でもないロッシなんだけどね♪

ま、それだけ学び甲斐があるってことで。

今年もやっぱり

なんだかんだ色々あったスペインGPだけど、ロッシとジベルノウの2人が揃ってレース後に口にしたのは、スペインGPがとてもレベルの高いレースだったということ。見てる方もそれがよく分かった。最後のアクシデントは残念だったけど、そこまでは本当にレベルの高い、素晴らしいレースだった。
ただ、トップの2人に限定した話だけど・・・

他のライダーにはもう少し2人についていってもらいたかったな。まぁ、ビアッジはグリッド後方からのスタートで結果はイマイチだったけど、タイム的にはトップ2人と遜色無かったから、この3人までかな。いいレースをしてたのは。

ホンダでの初レースで表彰台に立ったメランドリは今後に期待させるけど、メランドリが目立ったってことは、裏を返せば他のライダーがイマイチだったってこと。是非次戦からの発奮を期待したい。(もう終わってるけど・・・)

日本勢では中野王子が頑張った!マシンのポテンシャル差の出にくいコースだったということもあると思うけど、最後まであのポジションを守りきったのは立派。去年の茂木表彰台よりエライと思う。
タマヤンは・・・・。まぁ、まだ初戦だし・・・


ということで、観客のブーイングに最高に嬉しそうな笑顔で返すところがグレートな「極悪ドクター」((c)moyozoサン)が昨年に続いて今シーズンも開幕戦を制した。

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ブーイングする観客にこれ見よがしの喜び方。さすがロッシ。
Photo (C) REUTERS/Marcelo Del Pozo


今年もやっぱりロッシ中心にWGPはまわっていきそうだけど、
田中HRC監督「今年はどういう戦いになるのかと思っていたが、去年と何も変わっていないことを実感する1日だった。ライバルはロッシだけ。」(ホンダWEBサイトより)

いいねぇいいねぇ!こうでなくっちゃね!
稀代の天才ヴァレンティーノ・ロッシ vs 2輪界の巨人ホンダ軍団の大バトル。
最後に笑うのはどっちか?

やっぱ今年もWGPサイコー!



ロッシのヘルメットには今年も「74」が・・・
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by oretch | 2005-04-20 17:34 | MotoGP

2005年 04月 20日
3大レース制覇
ローブのルマン参戦ネタからもう一本。

ローブのルマン参戦もいいけど、やっぱり現役のF1ドライバーにもルマンにチャレンジして欲しいな。

70年代くらいまでの「古き良き時代」には、F1ドライバーがルマンに参戦するのは当たり前だった。F1チャンピオンのマイク・ホーソーンや、フィル・ヒル、ヨッヘン・リントといったあたりはルマンでも優勝経験がある。モーリス・トランティニャンやブルース・マクラーレン、ダン・ガーニーなどもルマンの常連だった。ファンジオもルマンに出たことがある(悲劇のあった55年を最後に2度と出なくなったらしいけど)。ルマン優勝回数最多(6回)を誇るジャッキー・イクスは最たる例だろう。

確かにF1もWRCも、現代は全てが高度に専門化され過ぎていて、リスクやら契約やら色々面倒なこともあるだろうから、昔のようにアレもコレもとやってる場合じゃないのだろうけど・・・

そうは言っても、カテゴリー・クロスオーバーな活躍をどうしても期待したいドライバーが一人いる。現在F1をお休み中のファン・パブロ・モントーヤだ。
何を期待しているかというと、F1モナコGP、インディ500、そしてルマン24時間耐久の世界3大レース制覇という偉業への挑戦だ。過去に世界3大レース制覇を成し遂げたドライバーは、60年代に大活躍したグラハム・ヒルただ一人しかいない。ヒルはモナコGPで5回優勝し、インディ500を1966年に、ルマンを1972年にそれぞれ制し、現在のところ唯一無二の世界3大レース制覇達成ドライバー。

今、この偉業を達成する可能性を持っているのはモントーヤしかいない。モントーヤは2000年にインディ500を、2003年にモナコGPで優勝している。あとはルマンを残すのみ。

カテゴリーを越えた活躍が難しくなった現状を考えると、恐らく今後は今以上にこの大記録に挑戦するチャンスは小さくなっていくように思う。だからモントーヤには、是非この大記録に挑んで欲しい。



ジャック・ヴィルヌーブはインディ500で優勝したし(1995年)、F1でもチャンピオンになったけど、モナコGPで優勝したことないんだよな~。惜しい!

ちなみに、60年代最高の天才ドライバー、ジム・クラークもインディ500は優勝したことがあるけど、モナコGPで優勝したことがないんだよな。ヴィルヌーブ以上に意外だ・・・
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by oretch | 2005-04-20 17:03 | モータースポーツ