2004年 12月 05日
ROC ~ スター誕生
4輪レース界の二つの頂点と言われる、F1とWRC。
その現王者M.シューマッハとS.ローブが出場するとあって、
世界中が注目していた今年の「Race of Champions(ROC)」。

Race of Champions Web Site

まずは個人戦のRace of Championsが終了した。

果たして、4輪レース界に新たなスターが誕生した!




[レーシング・グループ]

1回戦

第1レース :ROCカー
 H.コバライネン(芬) 1:45.8988 Winner
 D.クルサード(英)  1:56.9983 BP+10sec

第2レース :ROCカー
 J.アレジ(仏)     1:44.8707 Winner
 C.メイヤーズ(米)  1:45.4170

第3レース :ROCカー
 S.ボーデ(仏)     1:43.9553 Winner
 K.ブラック(瑞)    1:59.0832 BP+10sec

第4レース :ROCカー
 M.シューマッハ(独) 1:43.6905 Winner
 F.マッサ(伯)      1:53.6368 BP+10sec

* BP+10sec=バリア接触による10秒加算ペナルティ(以下同じ)

第1レース、いきなり通算13勝を誇るF1トップ・ドライバー、クルサードが、今年のワールド・シリーズByニッサンでチャンピオンになった新進気鋭の23歳、コバライネンに破れる波乱からスタートした。クルサード、来季のシートを確保するので忙しくて腕が鈍ってたか?タイムから推測するとミスったのかな?
アレジは急遽ゴードンの代役で出場したメイヤーズに順当勝ち。
チャンプカー王者ボーデと元インディ500王者ブラックとの勝負となった第3レースは、ボーデが勝利。ブラックも恐らくミスったと思われ。
1回戦最後の第4レースは、フェラーリのエース対元テスト・ドライバーの対決となった。結果はエースであり現F1王者のM.シューマッハが、1回戦最速タイムを出して貫録勝ち。
準決勝はコバライネンvsアレジ、ボーデvsシューマッハ。

[ラリー・グループ]

1回戦

第1レース :Citroën Xsara WRC
 M.エクストロム(瑞) 1:48.7732 Winner
 C.マクレー(英)    1:58.7684 BP+10sec

第2レース :Citroën Xsara WRC
 M.グロンホルム(芬) 1:46.0241 Winner
 S.サラジン(仏)    1:47.6678

第3レース :Peugeot 307 WRC
 A.シュワルツ(独)   1:50.7135 Winner
 J.ジョンソン(米)    2:18.5842 BP+10sec
第4レース :Peugeot 307 WRC
 S.ローブ(仏)     1:46.4110 Winner
 T.カナーン(伯)    1:54.8822 BP+10sec

ラリーグループも、元WRC王者マクレーが破れる波乱からスタート。Gr.Nで優勝経験が有り、来季はシュコダの3rdカーを走らせ現DTM王者エクストロムはやっぱり速かった。
第2レースはグロンホルムが順当勝ち。多才なサラジンとは言え、現役WRC最多勝ドライバーには勝てなかった。
第3レース、第4レースも現役WRCドライバーのシュワルツ、ローブが順当勝ち。ジョンソン、カナーンともにラリー・グループにエントリーした時点で勝ち目無し。特にインディ・シリーズ現王者カナーンが何故にラリー・グループ?マッサより速いと思うけどなぁ、と言っても後の祭り。
準決勝はエクストロムvsグロンホルム、シュワルツvsローブ。

[レーシング・グループ]

準決勝

第1レース :Ferrari 360 Modena Challenge
 H.コバライネン(芬) 1:48.9325 Winner
 J.アレジ(仏)     1:50.6410

第2レース :Ferrari 360 Modena Challenge
 M.シューマッハ(独) 1:49.2940 Winner
 S.ボーデ(仏)     1:52.5493

第1レース。現役F1ドライバーのクルサードを破ったコバライネンは、続けて元F1ドライバー、アレジも撃破。これで来季F1シートはいただきか?
第2レースは現役F1王者vs現役チャンプ・カー王者の対決というROC最初の見所に。勝ったのはF1王者シューマッハ!次に対戦があるまでは、オレの中ではF1>チャンプ・カーに確定。
決勝は、史上最高のF1現役王者シューマッハvs新進気鋭23歳コバライネンの対決。
それにしても、ホンダCBR1100のエンジンを積むROCカーの方がFerrari360より速いんだね。

[ラリー・グループ]

準決勝

第1レース :Peugeot 307 WRC
 M.グロンホルム(芬) 1:45.2022 Winner
 M.エクストロム(瑞) 1:46.5447

第2レース :Citroën Xsara WRC
 S.ローブ(仏)     1:45.6719 Winner
 A.シュワルツ(独)   1:47.3488

ラリー・グループ準決勝はどちらもWRC王者が勝つ順当な結果に。
現役DTM王者と言えども、ラリーでは元WRC王者に勝てず。
ローブとシュワルツは格の違いが出た。
決勝はグロンホルムvsローブという、新旧WRC王者同士の対決に。

[レーシング・グループ]

決勝

決勝 :Ferrari 360 Modena Challenge
 H.コバライネン(芬) 1:45.3851 Winner
 M.シューマッハ(独) 1:56.3805 BP+10sec

やはり起こった大波乱!なんとなんと!若手コバライネンが皇帝M.シューマッハを撃破!!!コバライネン キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
少なくともこの瞬間、売り出し中のフィンランドの23歳のコバライネンが、サーキット・レース界の世界の頂点に立ってしまった!!
タイムを見ると皇帝シューマッハはミスをしたと思われるが、ミスをしたから負けたのか?それとも、負けそうで焦ってミスったのか?皇帝様のことだから、なんとなく後者の気が・・・
ラリー・グループ勝者と4輪世界最速の座を戦うスーパー・ファイナル進出者は、H.コバライネンに決定!!

[ラリー・グループ]

決勝

決勝 :Citroën Xsara WRC
 S.ローブ(仏)     1:44.0306 Winner
 M.グロンホルム(芬) 1:44.6967

新旧王者対決となったラリー・グループ決勝。勝ったのはオレッチの予想通り、ローブ。地元フランスの観衆は恐らく大熱狂だろう。実力はほぼ互角。このレベルになると、ほんの僅かなコンディションの差が勝敗に影響する。マシンがXsaraだったにもかかわらずコンマ6秒差のグロンホルムは立派。
シューマッハを破ったコバライネンとスーパー・ファイナルで戦うのは、現役WRC王者、ローブに決定!!

[スーパー・ファイナル]

波乱のレーシング・グループを勝ち上がってきたのは、皇帝M.シューマッハを破ったフィンランド出身23歳、次代のスター候補のヘイッキ・コバライネン。ラリー・グループ勝者は、今季念願のWRC王座を獲得した脂の乗り切った30歳、地元セバスチャン・ローブ。
スーパー・ファイナルは車を乗り換えながらの3回勝負。2勝した方が勝ち。

1回戦 :Peugeot 307 WRC
 H.コバライネン(芬) 1:42.2602 Win
 S.ローブ(仏)     1:43.0579

うおおおおおおい!WRカーでコバライネンがローブに勝っちゃったよ!!!
タイムを見るとローブがミスをしたわけではない。タイムはこれまででベストタイム。ということは、コバライネンが真っ向勝負でローブを破ったということだ!
コバライネン、すげー!
有利なWRカーで負けたローブ。次に乗るのはフェラーリ360。いくらターマックが得意なローブと言えど、これはいきなり追い込まれたぞ!

2回戦 :Ferrari 360 Modena Challenge
 H.コバライネン(芬) 1:47.4383 Winner
 S.ローブ(仏)     1:55.5842 BP+10sec

恐らく、勝負はWRカーで負けた1回戦で決っしていたのだろう。ローブらしからぬタイムで負けたところを見ると、恐らくミスをしたものと思われ。1回戦で負けたショックがあったのでは?と見るが、果たしていかに・・・


かくして、4輪レース界に新たなスターが誕生した。おめでとう、コバライネン!

Champion of Champions : Heikki Kovalainen [FIN]
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Photo (C) ROC

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by oretch | 2004-12-05 03:30 | モータースポーツ

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