とにかく、今年、新しいチャンピオンが生まれることは確定した。
それは一体誰か?ベルギーで答えは出るのか? まずは前年のおさらい。 2004 Result [ 1] 6 K.Raikkonen (FIN) / McLaren Mercedes / MI 1:32'35.274 [ 2] 1 M.Schumacher (GER) / Ferrari /BS +3.132 [ 3] 2 R.Baricchello (BRA) / Ferrari / BS +4.371 [ 4]12 F.Massa (BRA) / Sauber Petronas / BS +12.504 [ 5]11 G.Fisichella (ITA) / Sauber Petronas / BS +14.104 [ 6]15 C.Klien (AUT) / Jaguar Cosworth / MI +14.614 [ 7] 5 D.Coulthard (GBR) / McLaren Mercedes / MI +17.970 [ 8]17 O.Panis (FRA) / Toyota / MI +18.693 PP : 7 J.Trulli (ITA) / Toyota / MI 1'56.232 FL : 6 K.Raikkonen (FIN) / McLaren Mercedes / MI 1'45.108 決勝レースはスタート直後のアクシデントでセーフティーカー(以下、SC)が入る波乱の幕開け。序盤はライコネンが快速ぶりを見せてレースをリード。しかしバトンのクラッシュで2度目のSC出動。2位のシューマッハとの差は帳消しに。リスタート後はライコネンとシューマッハが1秒前後のギャップを挟んでせめぎあうが、ペヤングのせいでまたもSC。これで3度目。ラスト3周、スパートしたライコネンがシューマッハとのギャップを広げることに成功し、自身とマクラーレンにとって2004年唯一の勝利をゲット。 過去の優勝者 (1994-2002、2004) 1994 D.Hill / Williams Renault 1995 M.Schumacher / Benetton Renault 1996 M.Schumacher / Ferrari 1997 M.Schumacher / Ferrari 1998 D.Hill / Jordan Mugen-Honda 1999 D.Coulthard / McLaren Mercedes 2000 M.Hakkinen / McLaren Mercedes 2001 M.Schumacher / Ferrari 2002 M.Schumacher / Ferrari 2004 K.Raikkonen / McLaren Mercedes 「スパ王」シューマッハが過去5勝。現役では、シューマッハのほかはクルサードとライコネンのマクラーレン組がそれぞれ1勝ずつ。 有力ドライバー別過去5年間(1999-2002,2004)の成績 # 1 M.Schumacher (GER) ; (NE) - 2nd - 1st - 1st - 2nd # 2 R.Baricchello (BRA) ; 10th - DNF - 5th - 2nd - 3rd # 3 J.Button (GBR) ; (NE) - 5th - DNF - DNF - DNF # 4 T.Sato (JPN) ; (NE) - (NE) - (NE) - 11th - DNF # 5 F.Alonso (ESP) ; (NE) - (NE) - DNF - (NE) - DNF # 6 G.Fisicella (ITA) ; 11th - DNF - 3rd - DNF - 5th # 9 K.Raikkonen (FIN) ; (NE) - (NE) - DNF - DNF - 1st #10 J-P.Montoya (COL) ; (NE) - (NE) - DNF - 3rd - DNF #16 J.Trulli (ITA) ; 12th - DNF - DNF - DNF - 9th #17 R.Schumacher (GER) ; 5th - 3rd - 7th - 5th - (NE) ※(NE)はNo Entry なんと言ってもシューマッハが抜群。ほかに安定した成績を残しているのはバリチェロとラルフぐらい。アロンソは過去2回出走してまだ完走無し。ライコは昨年優勝したが、それは初完走でもあった。難しいコースだけにベテラン有利か。 有力コンストラクター別過去5年間(1999-2002,2004)の成績 Ferrari ; 4th/7th - 2nd/DNF - 1st/5th - 1st/2nd - 2nd/3rd B.A.R. ; 15th/19th - 7th/12th - 8th/11th - 8th/12th - DNF/DNF Reanult ; 11th/14th - 13th/DNF - 3rd/DNF - DNF/DNF - 9th/DNF Williams ; 5th/8th - 3rd/5th - 7th/DNF - 3rd/5th - DNf/DNF McLaren ; 1st/2nd - 1st/4th - 2nd/4th - 4th/DNF - 1st/7th Toyota ; (NE) - (NE) - (NE) - 7th/9th - 8th/10th ※Renaultは'01年以前はBenetton 過去5年間でマクラーレン3勝、フェラーリ2勝。圧倒的に強かったフェラーリは当然として、マクラーレンが得意としていることが分かる。ルノーは表彰台が1度あるだけで、ほかは散々な状態。 独断予想 昨年は、圧倒的な強さを誇るフェラーリを力で捻じ伏せてライコネンが優勝した。 マクラーレンは過去5年間で3勝とスパと相性がいい。更に前回モンツァで4位に終わったとはいえ、スピードではやはりマクラーレンがピカ1であることは明白だった。過去と今シーズンの成績を考えれば、ライコ&マクラーレンが優勝最右翼であることに異論はないはず。 一方、チャンピオンに王手をかけたアロンソ&ルノーはスパと相性が悪いらしい。特に、アロンソは未だ完走が無く、ルノーはここ5年間でリタイア率5割と、相当縁起も悪い。 こうして考えると、ますますライコ&マクラーレン有利と思える。 ただ、アロンソはスパでニューエンジンを使えるのに対し、ライコネンはイタリアで使用したエンジンを引き続き使わなければならない。 これがレースとチャンピオン争いを左右する重要なファクターになるんジャマイカ? スパはモンツァに負けず劣らずエンジンには厳しいコース。ライコネンがモンツァとスパで同じエンジンを連チャンで使わなければならないことになったのは、そもそもモンツァで(最初にセットした)エンジンが不調だったから。 厳しいコースなのに信頼性の劣るエンジンを連続使用。エンジンの信頼性が劣るから厳しいコースで連続使用。まさに負のスパイラル状態。 でも、ライコ自身は 「僕はチャンスが全くなくなるまではもう終わりだとは思わないよ。もしかしたらアロンソが2、3レースで上手く行かないかもしれないし、僕は僕でツキがあるかもしれないんだ。目標は今週末のベルギーGPで勝つことだけだ。そして僕が勝ち続ける限り、アロンソにだって何が起こるかわからないだろう」と、依然としてタイトルを諦めず、強い執念を燃やしまくっている。 その気合を買って、優勝はライコネンと予想する。 その場合、チャンピオン決定は次戦以降に持ち越されることになる。 やっぱりチャンピオン争いは最後の最後まで長引いた方が面白いよねー。
by oretch
| 2005-09-09 21:27
| F1
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