2005年 09月 28日
チャンピオンの生まれた国 1
ロッシが今年5連覇を達成したことで、イタリアは最高峰クラスでのチャンピオンシップ(ライダー)獲得回数で遂にイギリスを抜いた。これでイタリアは、最高峰クラス、250ccクラス、125ccクラスの現行開催3クラスの全てで、最も多くのチャンピオンを獲得した国になった。

これまで最高峰クラスで最も多くチャンピオンを獲得してきた国はイギリスだった。デューク、サーティース、へイルウッドが'50~'60年代に荒稼ぎして、その数は6人で合計17回を数えた。でも、1978年にバリー・シーンがイギリスにとって最後のチャンピオンを獲って以降、その数は止まったままだ。

一方イタリアは、金字塔となるアゴスチーニの7連覇などでイギリスを追い上げたもの、'80年代に入って台頭してきたアメリカ、オーストラリアの新大陸勢に阻まれてなかなかイギリスに追いつけずにいた。

が、新世紀に現れた天才、バレンティーノ・ロッシがイタリアの救世主になった。
昨年通算17回目のチャンピオンを獲得してイギリスに追いつき、そして今年、遂にイギリスを抜き差った。


イタリアはWGP57年の歴史の中で、25人の世界チャンピオンを生み、獲得したタイトルは合計72にも昇る。一方日本が生んだチャンピオンは5人、獲得数は7回だ。
イタリアは日本と比べて、人口は半分、GDPは3分の1しかない。なのに、どうしてこんなにも多くのチャンピオンを生み出すことができるのか?

やっぱり、チャンピオンを生み出すのに必要なのは国力じゃないんだな。確かにイタリアの国力は日本の半分以下しかないけど、モータスポーツに対する“熱情”は日本の何倍もあって、それがこれだけ多くのチャンピオンを獲得する原動力になるんだな。

羨ましい・・・(´・ω・`)



たとえモータースポーツに対して熱情を持っている人の数が10分の1だとしても、一人当たりの熱情が10倍以上勝っていれば、熱情の“総和”では上回ることができる。

無理?





WGP国別チャンピオン獲得数トップ10

※( )内はライダー数
※2005年マレーシアGP終了時点
※350cc、80cc、50ccは現在廃止

  国         合計    最高峰 350cc 250cc 125cc 80cc 50cc 
--------------------------------------------------------------
1 イタリア      7225)   18    8    21    23   0    2
2 イギリス      43(14)   17   13    9     4    0    0
3 スペイン      27(7)     1    0    3     11   4    8
4 アメリカ      16(7)    14    0     2     0    0    0
4 ドイツ        16(7)    0    2     7     3    0    4 
6 オーストラリア    9(5)    6    1     1     1    0    0
7 ローデシア*     8(2)    1    5     2     0    0    0
8 スイス         7(2)    0    0     0     0    0    0
8 日本          7(5)    0    1     2     4    0    0
10 南アフリカ     5(2)     0    3     2     0    0    0

*現ジンバブエ

現在、日本はスイスと同数で8位タイだけど、今年ルティがチャンピオンになったら9位だな。
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by oretch | 2005-09-28 22:46 | モータースポーツ

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