Rally Catalunya @ 2005/10/28-30
Result [1] 1 S.Loeb (FRA) / D.Elena (FRA) - Citroen Xsara WRC05 3:31'07.0 [2] 2 F.Duval (BEL) / S.Smeets (BEL) - Citroen Xsara WRC05 +1'21.9 [3]18 M.Hirvonen (FIN) / J.Lehtinen (FIN) - Ford Forcus WRC03 +1'24.8 [4]19 X.Pons (ESP) / C.Del Barrio (ESP) - Citroen Xsara WRC04 +2'47.9 [5] 4 R.Kresta (CZE) / J.Tomanek (CZE) - Ford Forcus WRC04 +3'24.6 [6] 8 N.Bernardi (FRA) / J-M.Fortin (BEL) - Peugeot 307 WRC05 +4'09.4 [7]15 A.Warmbold (GER) / M.Orr (GBR) - Ford Forcus WRC04 +5'00.3 [8]17 J.Kopecky (CZE) / F.Schovanek (CZE) - Skoda Fabia WRC05 +5'22.3 Point Table Driver [ 1] 1 S.Loeb (FRA) Citroen 127pts. [World Champion] [ 2] 7 M.Gronholm (FIN) Peugeot 71pts. [ 3] 5 P.Solberg (NOR) Subaru 71pts. [ 4] 3 T.Gardemeister (FIN) Ford 58pts. [ 5] 8 M.Martin (EST) Peugeot 53pts. [ 6] 2 F.Duval (BEL) Citroen 37pts. [ 7] 9 H.Rovanpera (FIN) Mitsubishi 31pts. [ 8] 4 R.Kresta (CZE) Ford 26pts. [ 9] - M.Stohl (AUT) Citroen 16pts. [10] - M.Hirvonen (FIN) Ford 14pts. Makes [1] Citroen / Citroen Total 178pts. [World Champion !] [2] Peugeot / Marlboro Peugeot Total 135pts. [3] Ford / BP Ford World Rally Team 100pts. [4] Subaru / Subaru World Rally Team 91pts. [5] Mitsubishi / Mitsubishi Motors Motorsports 63pts. [6] Skoda / Skoda Motorsport 18pts. Notes
[Photo (C) crash.net / Yahoo!ITALIA ] ローブ10勝目 ローブがとうとう二桁勝っちゃったよ。 これまで一体誰が、WRCで年間二桁勝利が有り得ると想像できただろう? ドライバーズタイトルが制定された1979年以降の、チャンピオンの平均年間優勝回数は「3.9」。勝率の平均は「33.1%」だった。つまり年間4勝、或いはシリーズの3分の1勝てれば、チャンピオンになってもおかしくなかったということ。全16戦の今季で言えば、5勝できれば十分だったことになる。 なのにローブはその倍の10勝しちゃった。 [Photo (C) Associated Press / Yahoo!ITALIA ] 前戦のフランスに続いて今回もローブ得意のターマック。当然のように初日からローブのスピードが炸裂した。 レグ1でチームメイトで2位のデュバルに50秒の大差をつけると、同じくターマックが得意なデュバルが粘るもののレグ2終了時でさらにギャップを広げ、最終日は余裕のクルージング。 あっさり10勝目を達成した。 トップ争いも意外な展開も何も無し。ただただローブのいつもの通りの圧勝。 [Picture (C) Associated Press / Yahoo!ITALIA ] 多分、こんな記録的な大勝利はもう2度と無いと思う。ワークスが1チームだけという状況でも来ない限り無理。 例えば今シーズンのF1のように、チャンピオン争いがシーズンの最後までもつれるような展開は確かにエキサイティングで面白いし、それに比べると、シトロエンとローブが連勝に連勝を重ねるような今シーズンのWRCは面白みに欠けるかもしれない。だけど、歴史に残る偉大な記録が達成されたシーズンというのも、ある意味特別で、それをリアルタイムで体験できることはとても貴重なことだと思う。 ローブと言うスンゴイ偉大なチャンピオンが、スンゴイ偉大な記録を達成したシーズン。 多分、2度と観られない特別で貴重なシーズン。 ソルベルグが完敗したのは悔しいけど、こりゃ感謝しなくちゃいけないんだろうな。 ありがとう、セブ! [Photo (C) Associated Press / Yahoo!ITALIA ] シトロエン、2年連続完全制覇 今回はデュバルも最後までよく頑張りました(笑)。 シトロエンがドイツに続いて今季2度めの1-2フィニッシュ。マニュファクチャラーズタイトルを争いもう一方のプジョーは、エースのグロンホルムがレグ2終了後にリタイア。万事休す。シトロエンが史上4メーカー目となる、マニュファクチャラーズタイトル3連覇を達成した。 [Photo (C) crash.net / Yahoo!ITALIA ] 考えたらシトロエンもスンゴイよなぁ~。 エースのローブを擁してWRCフル参戦したのが2003年。その1年目の2003年からずっとチャンピオン獲り続けてとうとう3連覇。負けなしってだぁ。 しかも今季限りで一旦撤退。てことは結局負け無しのままってことだ。これを「勝ち逃げ」と呼ばずして何と呼ぶ? オマケにJWRCでもC2に乗るソルドがチャンピオンをゲット。 WRC完全制覇。なんかスゴイというよりアッパレって感じだな。 [Photo (C) Associted Press / Yahoo!ITALIA ] "For us, the Manufacturers' title complements the Drivers' crown because it calls for the performance and reliability of two cars, and two crews. It places the spotlight even more clearly on the ability of a make and on the skill and motivation of its technical staff."今シーズンはとかくミシュランの魔法のタイヤばかり注目されたけど、やっぱクサラも強かったんだよな。スピードはインプレッサやフォーカスに負けてたかもしれないけど、グラベルからターマックから山から河からとにかくどこでも速かった。抜群の安定性、信頼性、バランスの良さ。 稀代の天才ドライバー、魔法のタイヤ、そして安定性抜群のマシン。ヘタすりゃプライベータになる来年も勝っちゃうかもね。 で、ソルベルグはどうした?グロンホルムは?(今回も) まずソルベルグはレグ1で早々にリタイア。スーバーラリー・ルールで再出走して13位フィニッシュ。今回はワークス勢がボロボロだったおかげでマニュファクチャラーズポイントをゲットできたけど・・・ [Photo (C) crash.net / Yahoo!ITALIA ] [Photo (C) Associated Press / Yahoo!ITALIA ] まさか日本でのアンラッキーをいつまでも引きずってるこたぁ無いだろうけどさ。 弱り目に祟り目ってぇのは、こういうのを言うのかねぇ? そしてもう1人の元チャンピオン、グロンホルムはレグ2終了後のロードセクションで謎のラジエータートラブルでリタイア。 タイトルを獲った2000年、2002年を含めて長年連れ添ったプジョーに有終の美を飾らせてやることができなかった。 [Photo (C) crash.net / Yahoo!ITALIA ] [Photo (C) Associated Press / Yahoo!ITALIA ] 来季は心機一転フォードで再出発。泣くなマーカス! フォードと若手が頑張った シトロエンと並んでフォードが8位以内に3台入った。 特筆は3位表彰台をゲットしたヒルボネン。昨季は成績不振からスバルをクビになっちゃったけど、今季は2年落ちのフォーカスで大活躍。ついに初表彰台をゲットした。 今ごろスバルは後悔してるかな? [Photo (C) crash.net / Yahoo!ITALIA ] プライベーターに負けたのは悔しいだろうけど、ワークスの若手クレスタも5位入賞。 フォーカスは相変わらずターマックで速いねぇ。早くもニュー・フォーカスのシェイクダウンは上々の首尾のうちに完了済み。来季はグロンホルムが加入することで、フォードのポテンシャルアップ間違いなし。 [Photo (C) crash.net / Yahoo!ITALIA ] スバルの若手サラザンも、最後は火を噴いてリタイアしちゃったけど、それまでのSSでは上位タイムを連発。ターマックが得意とはいえ、初めてのコースでポテンシャルは示した。 今のWRCドライバーのライナップは、グロンホルムやロバンペラの一番上の世代と、その下のローブやソルベルグらの世代、そして一番下にデュバルやアトキンソンらの若い世代がいる3層構造。 ローブら第2世代は今やグロンホルムら第1世代に追いつき、そして追い越した。 次はアトキンソンら第3世代にも第2世代に果敢に挑戦してもらいたいところだけど、第2世代は今が一番脂がノッてるところ。追い越すどころか追いつくのさえなかなか難しいだろうけど、ワークスのシートが減少傾向にある今、あんまり悠長なことも言っていられない。 そんな危機感を抱いた第3世代がいよいよ尻に火がついて暴れだしたのかな? なんて少し思うカタロニアだった。 おっとそうそう、今ブレイク中の新たな第2世代ドライバー、ガリよ。ステージウィン直後にクラッシュしてリタイアしたんだって?なんじゃそりゃ? [Photo (C) crash.net / Yahoo!ITALIA ] 笑いはいらん。結果を出せ。 LEG 1 Stage Winner [SS01] 1 S.Loeb / D.Elena - Citrone [SS02] 1 S.Loeb / D.Elena - Citrone [SS03] D.Sola / X.Amigo - [SS04] 1 S.Loeb / D.Elena - Citrone [SS05] 1 S.Loeb / D.Elena - Citroen [SS06] 1 S.Loeb / D.Elena - Citroen Leg Result [1] 1 S.Loeb / D.Elena - Citroen 1:27'24.0 [2] 2 F.Duval / S.Smeets - Citroen +53.3 [3] 7 M.Gronholm / - Peugeot +1'11.7 LEG 2 Stage Winner [SS07] 1 S.Loeb / D.Elena - Citroen [SS08]10 G.Gali / G.D'Amore - Mitsubishi [SS09] 1 S.Loeb / D.Elena - Citroen [SS10] 1 S.Loeb / D.Elena - Citroen [SS11] 1 S.Loeb / D.Elena - Citroen [SS12]18 M.Hirvonen / J.Lehtinen - Ford Leg Result [1] 1 S.Loeb / D.Elena - Citroen 2:49'17.5 [2] 2 F.Duval / S.Smeets - Citroen +57.8 [3] 7 M.Gronholm / T.Rautiainen - Peugeot +2'11.8 LEG 3 Stage Winner [SS13] 1 S.Loeb / D.Elena - Citroen [SS14] 5 P.Solberg / P.Mills - Subaru [SS15]18 M.Hirvonen / J.Lehtinen - Ford
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| 2005-11-05 01:42
| WRC
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